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これ読める?「鵺」はなんと読む?→気になる正解は?【難読漢字】

  • 2026.6.4

この世には、嘘か本当か分からない「伝説」と呼ばれるものが存在しますが、みなさんはそれを信じますか?

今回はそんな伝説の中から、妖怪に関する「鵺」という言葉をご紹介します。見慣れない難しい漢字ですが、正しく読むことができますか?

問題

「鵺」はなんと読む?
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「虎鶫」の異名

「鵺」の正しい読み方は「ぬえ」で、「鵼」と表記されることもあります。「虎鶫(とらつぐみ)」という鳥の異名として用いられます。

「虎鶫」とはスズメ目ツグミ科の鳥で、「鶫(つぐみ)」よりも大形のものになります。背面は暗緑黄色、下面は黄白色で、全体に黒斑があります。この模様が虎に似ていることから、「虎鶫」という名が付けられたとも言われています。夜間に「ヒョーヒョー」と細い声で鳴くため、昔はその不気味な鳴き声を「妖怪の声」と捉えていたそうです。

源頼政が退治した妖怪

実は「鵺」は、伝説の妖怪を指す言葉としても用いられます。頭は猿、体は狸、尾は蛇、手足は虎に似た形をし、平安の世を騒がせた存在として「平家物語」にも登場します。

その妖怪は、天皇の住む御所に毎晩のように出没していました。得体の知れないものへの恐怖から、天皇は病にかかり、弓の名人であった源頼政に妖怪退治の命が下ります。頼政は山鳥の尾で作った矢を用いて妖怪を倒し、それと共に天皇の体調も無事に回復したと言います。頼政は褒美として「獅子王」という刀をもらったそうです。

このような話が元となり、現在でも「鵺」を「つかみどころがなく、正体のはっきりしない人物や物事」の比喩として用いられることがあります。


参考文献: 大辞林

 

 

 

文(編集):そこさん

元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!

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