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「NHKのサプライズめずらしい」違和感ない“一人二役”の主演俳優、“中だるみ”せず人気が続く【NHKドラマ10】

  • 2026.6.2

NHK“ドラマ10”枠で放送されている『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』。次回・第6話は、2026年6月2日に放送予定。ちょうど折り返し地点に来ているが、SNSには「毎回いい話で泣いてしまう」といった感想が書き込まれ、夢中になっている人が続出。「終わってほしくない」という声も上がっている。

※以下、本文には放送内容が含まれます。

中島健人が一人二役で兄弟を好演中の『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』

当サイト・TRILLにて、『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』の放送開始前に、番組への期待を込めたコラムを執筆した。コンビニ店長“ミツ”こと志波三彦役で、中島健人が主演することを紹介したが、その時点で“ツギ”役の俳優は発表されていなかった。ツギは“もう1人の重要キャラクター”だが、番組のメインビジュアルには後ろ姿しか写っておらず、発表をワクワクしながら待った。結局、第1話の放送まで、キャストの発表はなく、ドラマを観て知ることに。

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ドラマ10『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』5月26日放送回より(C)NHK

なんと、中島が一人二役でミツとツギを演じていると知り、この“サプライズ情報解禁”には「やられた!」と、大きな喜びに満たされた。SNSでも大盛り上がりとなり、「NHKのサプライズめずらしい」「同一人物とは思えない」「一人二役に全く違和感ないのがすごい」など驚きと絶賛コメントが並んだ。その後、エピソードが進むうちに、ミツもツギも人気が急上昇! 「どっちも優しくて好き」「どちらのケンティーも良すぎる」「この兄弟にずっと会いたい」など、中だるみすることなく、番組人気が保たれている模様だ。

アイドルのようなビジュアルで、コンビニを訪れる客に愛を注ぐ、フェロモンだだ洩れの店長・ミツ。一方、ツギこと志波二彦は、髪はボサボサで無精ひげ、“なんでも野郎”のロゴ入りのつなぎを着ている、野性味あふれる風貌の男性。対照的に見える兄弟だが、2人とも思いやりがあり、困っている人に手を差し伸べる、優しい人物だ。中島は、正反対のタイプの2人のキャラクターを見事に体現している。

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ドラマ10『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』5月12日放送回より(C)NHK

制作統括の山本敏彦は、中島のキラキラしたアイドル性と、ワイルドな一面が共存していることに気づき、一人二役をオファーしたという。中島もこの試みを面白いと思い、快諾したそうで、彼がミツとツギに扮することが実現。撮影中は、何回も衣裳やメイク替えがあるため、中島の負担は大きいが、彼の快演は視聴者を大いに楽しませている。

悩みを解決する糸口となり感動をもたらすコンビニの食べ物

『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』は、基本的に1話完結方式で、毎回生じる登場人物の悩みやトラブルが、ミツとツギによって解決されていく。同時に、ドラマ全体を通して、ミツやツギの“謎めいた背景”が少しずつ紐解かれていくのも見どころ。

第5話までに、志波家には樹恵琉(嵐莉菜)という末っ子の妹がいることが描かれた。今後は、長男の一彦(加藤シゲアキ)が登場することが発表されている。公式サイトによると、一彦は“達観した仙人のような雰囲気”とのこと。“天下無敵の美少女”樹恵琉や、一彦が、ミツとツギの物語にどのように絡んでくるのか、楽しみでたまらない。

さらに、後半のドラマを彩る新キャストが発表されたが、その中でも、大ヒット映画『侍タイムスリッパー』で人気を博した沙倉ゆうのの出演は見逃せない。彼女が演じる永田由美は、不機嫌な姑や亭主関白な夫、思春期の娘の世話に追われている女性だという。由美が抱える悩みや問題を、ミツとツギはどんなふうに解決するのか…? そこには、またきっと心が震えるような感動が訪れると期待している。

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ドラマ10『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』5月5日放送回より(C)NHK

冒頭で、「毎回いい話で泣いてしまう」という感想を取り上げたが、本当にそのとおりで、涙なくしては観られないエピソードが多いと思う。舞台となっているコンビニ“テンダネス”には、広めのイートインスペースがあり、買ったものを電子レンジやオーブントースターで温めて食べることができる。ツギは、肉まんにとろけるチーズをのせて焼いたり、おでんの残り汁でスープカレー風にしたりなど、彼のオリジナル“アレンジレシピ”は、悩める人の心を溶かす作用がある。ミツも、何かを抱えていそうな客に声を掛け、お勧めしたい商品を差し出し、問題解決に貢献している。

主に食べ物が解決の糸口となる本作は、観ているだけで気持ちがほぐれ、心が温まる。こんなコンビニがあったら行ってみたいと思いながら、毎回、後半の展開にグッと来て、自然と涙が流れるのだ。

加藤シゲアキが演じる長男・一彦が存在感を発揮

たくさんの感動をもらえる『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』だが、後半には“コメディ回”も登場するという。それは、橋本マナミが演じる“成仏できない幽霊”乾一子がミツに取り憑き、大騒ぎになるエピソードだ。一彦が、除霊騒動で存在感を発揮するということから、期待が高まる。

そして、後半に明かされる、ミツに関する“最大の謎”。そのキーパーソン・似瀬航起役で高良健吾が出演するので、最終回まで見逃せない。本作は、観れば観るほど、シーズン2を切望したくなる、魅力的なドラマだ。


出典:NHK『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』公式サイト
出典:NHKドラマ/『コンビニ兄弟』お知らせ

NHK ドラマ10『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』毎週火曜よる10時〜
NHK ONE(新NHKプラス)同時見逃し配信・過去回はNHKオンデマンドで配信

ライター:清水久美子(Kumiko Shimizu)
海外ドラマ・映画・音楽について取材・執筆。日本のドラマ・韓国ドラマも守備範囲。朝ドラは長年見続けています。声優をリスペクトしており、吹替やアニメ作品もできる限りチェック。特撮出身俳優のその後を見守り、松坂桃李さんはデビュー時に取材して以来、応援し続けています。
X:@KumikoShimizuWP

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