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カーナビが突然しゃべり出した!?何気ない会話の裏に隠された真実!泣ける展開に「マジか…マジか…!!」の声【作者インタビュー】

  • 2026.4.26
ナビが元気よくしゃべりはじめた最初は笑って読み進めるものの、次第に悲しみを帯びていくやさしい物語 (C)イイジマ
ナビが元気よくしゃべりはじめた最初は笑って読み進めるものの、次第に悲しみを帯びていくやさしい物語 (C)イイジマ

「どうも。はじめまして!ナビさんです」。1カ月ちょっと前のある日、主人公の車のカーナビが勝手にしゃべり出した。カーナビいわく、アップデートされて最新版の対話機能付きナビになったとのこと。「流行りのAI的なアレです」と自己紹介するナビさん。最初は受け入れがたかった主人公だが、1カ月も続くとナビさんとの会話にすっかり馴染んでしまった。しかしこのナビさん、最新機能の割には「有能」というより「多能」で、お茶目に道を間違えたり、歌を歌い始めたり(音痴)、割り込みをする車に威嚇したり…ちょっと大変な機能付きだった。それでも主人公はこのナビさんを気に入っていた。なぜなら「彼女とののろけ話を笑って聞いてくれる機能」を備えていたからだ。この漫画の著者はイイジマさん。普段は子育てをしながら薬剤師としてパート勤務をしているワーママだが、歴史と実績のある青年漫画の登竜門「ちばてつや賞」の第79回で佳作を受賞した経歴を持つ。本作を読んだ読者から「はじめは笑って読んでたのに、最後に泣かすってなんだよこれ」「マジか…マジか…!」「やば、いい話すぎる」というコメントが届いた。イイジマさんに本作について話を聞いてみた。

声優カーナビから生まれた、会話するナビのアイデア

最新機能のはずなのに、よく道を間違えるナビさん (C)イイジマ
最新機能のはずなのに、よく道を間違えるナビさん (C)イイジマ
ナビさん_P02 (C)イイジマ
ナビさん_P02 (C)イイジマ
ナビさん_P03 (C)イイジマ
ナビさん_P03 (C)イイジマ

本作「ナビさん」は、ユーモアと切なさが交錯する作品である。ナビさんとの何気ない会話の裏に隠された真実が明らかになったとき、印象は大きく変わる構成となっている。

作者のイイジマさんに本作の着想について聞いてみると、「声優さんが音声案内してくれるカーナビがあると聞いて、会話できたらおもしろいなぁと考えました」と語ってくれた。日常にある身近な存在から発想を広げ、物語へと落とし込んだという。

作品づくりで意識していることとして、「何らかの形で人の心に留まる話を作りたい」と話すイイジマさん。印象に残る物語を目指し、ストーリー構成には時間をかけているという。笑いのなかにも余韻を残す展開が生まれるのは、そうした姿勢の表れだろう。また、登場人物については、自身の性格とも重なる「メンタル弱め」のキャラクターが描きやすいと明かす。繊細な心情を持つ人物だからこそ、読者が共感しやすい物語につながっているのだ。

イイジマさんに今後の活動について聞いてみると「今は生活するのに精一杯なので当分は描けないと思います。でも、子供に手がかからなくなったら、また描きたいです!」と意欲的に話してくれた。

読者からは「最初は笑っていたのに最後に泣かされた」「いい話すぎる」「明日からナビが気になってしまいます」といった声が寄せられており、作品の余韻の強さがうかがえる。読み進めるほどに印象が変わる本作。心に残るストーリーを求めている人はぜひ読んでみてほしい。

取材協力:イイジマ

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