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バイヤー歴20年。目利きがつい集めてしまうリップや目のモチーフジュエリーを拝見!

  • 2026.4.18
Hearst Owned

たくさんのアイコニックなジュエリーやウォッチがあふれる世の中、本当に自分に合う「一生もの」を見つけるには? トゥモローランドで長年ジュエリーのバイイングを担う和田麻里子さんが人気連載「My Love, My Jewelry」に登場。今回は和田さんの私物コレクションのなかでも目を引く、リップや目のモチーフジュエリーにフォーカス。

和田麻里子:トゥモローランドのバイヤー歴約20年。国内外のブランドが手がける、上質で遊び心に富んだジュエリーを集め、その魅力を紹介。自身は大ぶりなデザインのジュエリーにストーンやチャームを組み合わせるなど、メリハリのあるコーディネートで重ねづけを楽しんでいる。2020年には、ジュエリーブランドのリューク(Rieuk)を立ち上げ、ディレクターとしても活動。長年のバイイング経験を経て、自ら身につけたいと思えるジュエリーを提案している。

買い付けするものは自分も好きなもの。和田さんのジュエリーコレクション

人気セレクトショップのトゥモローランドでアクセサリーバイヤーを務める和田さん。トゥモローランドでは、できるだけ同じブランドから継続して買い付けることで、ブランドの世界観をダイレクトに伝え、一緒に成長していくようなビジョンを描いているという。

「ブランドを育てるというとおこがましいですが、ブランドとともに私たちも成長したいと思いながら買い付けしています。私がトゥモローランドでジュエリーのバイイングを始めて20年ほどたつのですが、リジー フォルトゥナート、ハム、メティエなど、10~20年近く取り扱いを続けているブランドも多いです。私がいいと思ったブランドを展開することによって、それに共感してくださるお客さまも増えてくるので、ブランドの魅力を伝えることはとても大切にしていますね」

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そんな和田さんのジュエリーコレクションは、自身が買い付けたブランドが多く並ぶ。「メゾンのジュエリーはあまり持っておらず、インディペンデントなジュエリーブランドやヴィンテージのものが多いです。好きなジュエリーのテイストが定まっているので、ブランドはわりと偏りがちです(笑)」

リップや目などのモチーフジュエリーに惹かれる理由

10年ほど前からリップや目、手足など身体の一部がモチーフになったジュエリーを集めているという和田さん。特にリップモチーフが好きで、見つけたら思わず手にしてしまうそう。

上から:ウッターズ&ヘンドリックスのブローチ、ナツコ サクライのオブジェ、ナツコ サクライのチャーム。 Hearst Owned

「ジュエリーのバイイングを始めて、ジュエリーの知識やブランドのことをひととおり知っていくなかで、リップや目といった変わったモチーフに惹かれるようになりました。集めたというよりはいつのまにか増えていったというほうが正しいかもしれません(笑)。

確か一番最初に買ったのは、ウッターズ&ヘンドリックス(Wouters & Hendrix)のブローチ。大ぶりなデザインですが、中央にはオーバルシェイプのガーネットが配され、存在感があってとても好きです。その下のローズクォーツのリップ型オブジェはナツコ サクライで購入。中央に穴が開いていてピアスがさせるようになっているので、ジュエリーたちと一緒に飾って楽しんでいます。ネックレスにつけた2つのチャームも同じブランド。ナツコさんはインドのジャイプールでストーンジュエリーを制作されていて、クォーツのイラストもすべて手描きなのでひとつひとつに違いがあっておもしろいんです」

「手元は自分からよく見えるし、たくさんつけられるから」と、ジュエリーのなかでは一番リングが好きだという和田さん。モチーフリングも出番の多いジュエリーのひとつだ。

上から:ホットリップスバイソランジュのリング、マルタピアのリング、デルフィナ デレトレズのリング。 Hearst Owned

「真っ赤なぷっくりとしたリップのリングは、イギリスのホットリップスバイソランジュ(Hotlips by Solange)。手紙の締めくくりには必ずキスマークをつけていたというデザイナーが、そのキスマークをジュエリーにしたいと思い、唇のシルエットやフォルムを研究して、彼女にとって一番理想的な唇の形をリングにしたのがこれなんです。そういったクリエイションを追求していく感覚や、遊び心があるけれど大人もつけられるようシルバーで作っているところがすてきだと思って買い付けを始めました。

目のリングはニューヨークのブランド、マルタピア(Malta Pia)のもの。このブランドは最初、この目のリングだけを作っていたのがおもしろくて目に留まりました。目のモチーフはデザインが苦手なものもあるのですが、こちらは色使いがかわいくてお気に入り。少し変わったジュエリーが好きになったのはこのリングがきっかけだった気がします。

エナメルのリップとパールがついたオープンリングはデルフィナ デレトレズ(Delfina Delettrez)。デルフィナはリップのほかに目のモチーフジュエリーもたくさん展開しているので、個人的にかなり好みです」

モチーフジュエリーを使ったコーディネート術

ネックレス、ピアス、そしてリングも、複数のアイテムを重ねづけするのが和田さんの定番スタイル。どんなふうにレイヤードしているのか要チェック!

モチーフを重ねて自分らしさを演出

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左手につけているリングはほぼ毎日固定のスタメンジュエリー。結婚指輪や出産記念など、家族との思い出をジュエリーに託して。左手中指はその日のコーディネートによって変えることが多く、この日はマルタピアの目のリングをセレクト。右手人さし指にはホットリップスバイソランジュ、中指にデルフィナ デレトレズ、薬指と小指にはリュークのダブルリングをコーディネート。

「私は職業柄たくさんつけるのが普通になっていますが、モチーフものはすごく愛着の湧くアイテムだと思うので、まずは自分が気に入ったものをひとつだけつけるのもいいと思います。特にリングは目に入るたびに幸せな気分になる“自分のためにつけるジュエリー”だと思うので、お気に入りのジュエリーをぜひ愛でてほしいですね。私はよくホットリップスのぷっくりリップリングをなでながら癒やされています!」

レイヤードで楽しむペンダントトップ付きネックレス

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それぞれにペンダントトップがついた、長さ違いのチェーンネックレスを3本レイヤード。一番長いトーカティブのタイネックレスにつけたのは、ナツコ サクライのストーンチャーム。中央のアルテュス ベルトラン(Arthus Bertrand)のメダルチャームには、手のイラストが描かれている。

「こちらは今年購入したばかりのフランスの老舗ブランド、アルテュス ベルトランがルー・ドワイヨンとコラボしたメダルチャーム。クラシックな雰囲気だけどイラストのテイストがとてもかわいくて、お店用に買い付けする前に個人的に購入させてもらいました。ナツコ サクライのチャームもそうですが、イラストでモチーフを描いたジュエリーも好きでいつのまにか増えてしまっています」

一点で満足度の高い、アーティスティックなイヤリング

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たくさんのモチーフがあしらわれたイヤリングを主役にした耳元コーデ。ピアスは両耳合わせて7つ開いていて、上のほうは華奢なフープデザインのピアスを常につけっぱなしに。

「大ぶりのイヤリングはグレイン モートン(Grainne Morton)。両親の影響で骨董品や伝統工芸に囲まれて育った北アイルランド出身のデザイナーがアンティークのコレクターとなり、集めたパーツやストーンを組み合わせてジュエリーを作っています。なのですべて一点もの。これは赤い手のモチーフがとても気に入って購入しました」

ここで紹介しているアイテムは私物のため、ブランドへの問い合わせはお控えください。


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