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愛されていた自信はない…それでも忘れられない“クソ生意気な猫”との4年間を描いた漫画に「涙が止まらない」【作者に聞く】

  • 2026.4.15
クソ生意気な猫だったよ…
クソ生意気な猫だったよ…

東京の美大に通う現役大学生で、グラフィックデザインやアートディレクションについて学ぶ傍ら、趣味として漫画を描いている御宿(@gmail.comonjuku_2000)さん。現在は、大友克洋先生や松本大洋先生に影響を受けて、ミステリーやSFをテーマに漫画を描くことが多いという。そんな御宿さんが描いた号泣必死の短編「死んでも会いに来て」を紹介したい。

当たり前の日々がいかに大切だったか、気づかせてくれる一作

死んでも会いに来てp001
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死んでも会いに来てp002
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4年間飼っていた猫が死んだ。その猫を拾った場所に座り込む主人公に、通りかかった女の子が「アンタ、そんな所で何してんの?」と話しかけてくる。“クソ生意気な猫”との思い出を語る場面に、読者からは「全俺が泣いた」「涙腺崩壊が止まらない」と共感の声が続々と寄せられた。

作者の御宿さんが本作「死んでも会いに来て」を描いたのは、実家で飼っていた黒猫「ランプ」を亡くした自身の体験がもとになっているという。「ほとんど自己投影なんです」と語るだけあって、作中のエピソードはどれもリアルだ。母親が好きなバンドの曲から名前をつけたランプは、病気で亡くなるまでの4年間をともに過ごした大切な存在。「本当に漫画の通り、そっけないけれど寂しいときには寄り添ってくれる頭のいい子でした」と御宿さんは振り返る。相方のゴールデンレトリバーは“かまってちゃん”なようだが、ランプはいつも“ガトリングネコパンチ”で反撃していたというエピソードも微笑ましい。「今でも夢に出てくるぐらい大好きな子です」と語る言葉には、深い愛情がにじみ出ている。

現在は大学での制作が忙しいようだが、「合間を縫って作品をアップしていきたいなと思っています」と今後の活動に意欲を見せる御宿さん。本作のような実体験をもとにした作品は読む人の心に深く刺さるだけに、次回作にも期待が高まる。

愛猫との別れを経験したことがある人なら、きっと自分と重ねながら読んでしまう本作「死んでも会いに来て」。そっけなくても、そこにいてくれた…そんな当たり前の日々がいかに大切だったかを気づかせてくれる一作だ。興味のある人はぜひ読んでみてほしい!

取材協力:御宿(@onjuku_2000)

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