1. トップ
  2. 次なる“名品”バッグとシューズ|スタイルを作るアイコン8選

次なる“名品”バッグとシューズ|スタイルを作るアイコン8選

  • 2026.4.9
撮影=赤尾昌則(ホワイトスタウト)

世代を超えて多くの人を魅了するアイコニックなアイテム。普遍的な意匠として認識される一方で、時代に応じて形を変える、柔軟な魅力を持ち合わせています。デザイナー交代が相次ぎ、多くのブランドがアップデートを図る昨今は、まさにその真価を発揮するとき。多様なスタイルが提案されるなか、装いの要となるであろう新たな名品バッグ&シューズをご紹介します。

[CHANEL|シャネル]“2.55”バッグ&バイカラーシューズ

身に着ける人にフィットし、人生に寄り添うマスターピース
バッグ[H22×W33×D9.5㎝]2,531,100円 靴[H8.5㎝]232,100円(ともに<a href="https://www.chanel.com/jp/" target="_blank">シャネル</a> tel.0120-525-519) 撮影=赤尾昌則(ホワイトスタウト)

1955年にガブリエル・シャネルが生み出した“2.55”バッグ。ハンドバッグが主流であった時代にショルダーストラップを採用し、女性の両手を解放した革命的な逸品です。その新作は、フラップと背面にワイヤーを内蔵し、あえて使い込まれたような質感を表現。何年もともにしたようなフィット感のあるシルエットを形作れるという、新たな革命をもたらしました。

“2.55”バッグと並んで「シャネル」のアイコンとして親しまれているのが、バイカラーシューズ。つま先の汚れを目立たせず、足を小さく見せる意図で考案された配色は、いつしかモードの象徴となりました。アクティブに活躍する女性を鼓舞する思いは新作にも健在。バックに伸縮性のあるゴムを備えた柔らかなラムスキンのパンプスは、どこまでも軽やかな足取りへと導きます。

[DIOR|ディオール]“デ ドゥ ディオール”

メゾンの次なる姿勢を示す、ウィットに富んだ新シグネチャー
靴[H2㎝]230,000円(ディオール/クリスチャン ディオール tel.0120-02-1947) テーブル/176,000円(<a href="https://www.cassina-ixc.com/ixc/" target="_blank">イクスシー</a>/<a href="https://www.cassina-ixc.jp/index.html" target="_blank">カッシーナ・イクスシー</a>青山本店 tel.03-5474-9001) 撮影=赤尾昌則(ホワイトスタウト)

新クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンによる「ディオール」の新シグネチャーは、“o”に遊び心をもたせたデザイン。クロコダイル風の加工が施されたシューズは、ソックスとのコーディネートがより楽しくなりそうな仕様。メゾンの名が堂々と提示されつつも、プレイフルな視点が新鮮です。特徴的なつま先は、メゾンの頭文字“D”を落とし込んだもの。細部に至るまでメゾンへの敬意が感じられます。

[LOUIS VUITTON|ルイ・ヴィトン]“アルマ・トランク BB”

伝統の“旅の精神”をプラスして、いっそうスタイリッシュに進化
バッグ[H18×W24×D12㎝]583,000円(<a href="https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage" target="_blank">ルイ・ヴィトン</a> tel.0120-00-1854) テーブル/759,000円(カッシーナ/<a href="https://www.cassina-ixc.jp/index.html" target="_blank">カッシーナ・イクスシー</a>青山本店 tel.03-5474-9001) 撮影=赤尾昌則(ホワイトスタウト)

1934年に発表されたオリジナルモデルをもとに、1992年に再び登場した“アルマ BB”。アールデコ調のフォルムはそのままに、今季は「ルイ・ヴィトン」ならではの旅の精神を表現した“トランク”ファミリーから新作が発表されました。隅にはメタルコーナーが施され、トランク特有のかっちりとした印象を強調。端正な作りに、チェーンや南京錠、スタッズなどの装飾がファッショナブルなアクセントとして輝きます。

[GUCCI|グッチ]“グッチ バンブー 1947”

伝統とモダニティの融合を体現した、進化し続けるアイコンバッグ
バッグ[H14×W22×D7㎝]693,000円(グッチ tel.0120-99-2177) 撮影=赤尾昌則(ホワイトスタウト)

“グッチ バンブー 1947”は高度な職人技による“バンブーハンドル”が特徴的なアイコンバッグです。1947年に誕生したオリジナルモデルを現代的に再解釈し、軽量な新構造にアップデート。ソフトなグレインレザーを手作業でエイジングしたビンテージ感のある風合いが趣を醸します。さらにハンドルの可動域が大きくなり、持ちやすく機能的に進化。ショルダーストラップが付属し、幅広いシーンで活躍します。

[HERMÈS|エルメス]“ジャンピング”

メゾンのコードが集約された、時代を超えて愛される名品
靴[H2.3㎝]506,000円(<a href="https://www.hermes.com/jp/ja/" target="_blank">エルメス</a>/エルメス ジャポン tel.03-3569-3300) ボックス/200,200円(カッシーナ/<a href="https://www.cassina-ixc.jp/index.html" target="_blank">カッシーナ・イクスシー</a>青山本店 tel.03-5474-9001) 撮影=赤尾昌則(ホワイトスタウト)

メゾンのルーツである馬具にインスピレーションを得たブーツ“ジャンピング”。バッグ“ケリー”に象徴されるアイコニックなクロージャーが視線を引きつける一足です。素材は柔らかく軽量なカーフレザーを採用しているので、履き心地も抜群。ほっそり直線的なフォルムが脚を美しく見せるエレガントでミニマムなデザイン。装いに品をもたらし、年を重ねるごとに生まれる経年変化が唯一無二の美しさを育んでいきます。

[BOTTEGA VENETA|ボッテガ・ヴェネタ]“バーバラ”

積み重ねてきた歴史を反映しつつ、新しい息吹が吹き込まれた逸品
バッグ[H25.8×W37.8×D24㎝]891,000円(<a href="https://www.bottegaveneta.com/ja-jp" target="_blank">ボッテガ・ヴェネタ</a>/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン tel.0120-60-1966) 撮影=赤尾昌則(ホワイトスタウト)

新クリエイティブ・ディレクターのルイーズ・トロッターが手掛けた“バーバラ トート”。メゾンを象徴するイントレチャートが贅沢に施され、クラフトマンシップが宿るしなやかな質感に。力強い存在感を放ちながらも、控えめなエレガンスを携えています。ファスナーは折りたたみ式の2枚のパネルに溶け込むようシームレスに配されており、機能性と美しいデザインを両立。名品の系譜を継ぐにふさわしいモデルです。

[LOEWE|ロエベ]“アマソナ180”

メゾンの歴史をまとうバッグを、モダンで構築的なフォルムへ刷新
バッグ[H18.5×W24.5×D10㎝]639,100円(<a href="https://www.loewe.com/jpn/ja/home" target="_blank">ロエベ</a>/ロエベ ジャパン tel.03-6215-6116) 椅子/506,000円(カッシーナ/<a href="https://www.cassina-ixc.jp/index.html" target="_blank">カッシーナ・イクスシー</a>青山本店 tel.03-5474-9001) 撮影=赤尾昌則(ホワイトスタウト)

「ロエベ」創立180周年を記念し、50年もの歴史があるモデルを“アマソナ180”として現代的な視点から再解釈した新作。ファスナーを開くと、内側から新しいダブルLのロゴが現れるツーフェイス構造のシルエットが特徴です。ショートハンドルのほか、着脱可能な長短2種類のストラップの付属により機能面も充実。変化を取り入れながらも、本質である使いやすさと品格は時代を超えて継承されています。

撮影=赤尾昌則(ホワイトスタウト) スタイリング=chizu 編集・文=須藤幸恵 芦川明代 井田青夏(婦人画報編集部)

『婦人画報』2026年5月号より

〇選りすぐりの記事を毎週お届け。

元記事で読む
の記事をもっとみる