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「病気を治して元気になるからね」がんで亡くなった母の手紙に涙した中3娘の話

  • 2026.4.8

思春期はイライラしがちですよね。特に受験が重なると、ダメだとわかりつつ母にキツく当たってしまうこともあるでしょう。でも元気だった母にがんが見つかり、これまでのような生活が難しくなることもあるようで……? 今回はがんで亡くなった母の手紙に涙した中3娘の話をご紹介いたします。

中学2年生の主人公・今野睦美は、出版社で働く母・愛子と父・幹久の3人家族です。偏差値の高い高校を目指す睦美を応援し、塾に通わせてくれた両親。帰りが遅くなるため愛子が迎えに来てくれることになりました。しかし成績が上がらずイライラした睦美は、愛子に当たってしまいます。ある日眩暈がした愛子は、人間ドックを受けることになりました。
検査の結果乳がんが見つかった愛子は、入院することになります。驚いたものの「すぐ退院できるから大丈夫」と言われ、深く考えずに病院に送り出しました。しかし複数の転移が見つかり、抗がん剤治療がはじまります。一方家事をやらざるを得なくなった睦美は、受験勉強に専念できずイライラしたのでした。
久しぶりにお見舞いに行った睦美は、抗がん剤の副作用で髪が抜け、以前よりも痩せてしまった愛子に驚きます。家事が負担で勉強がはかどらないことに不満があったものの、明らかに体調がよくない愛子に何も言うことができなかったのでした。
その後退院し、通院しながら抗がん剤治療をした愛子。一時は家事ができるくらい回復しましたが、睦美が中3になった頃からどんどん体調が悪化します。再び幹久と家事をする睦美は、言いようのない不安を感じたのでした。
その後成績が下がってしまった睦美は、友達の家庭と比べ落ち込んでしまいます。そして「早く病気治してよ」と愛子に八つ当たりしてしまいました。ひとりになり罪悪感に見舞われた睦美は涙を流したのでした。
「体が痛くて眠れない」「何でこんな病気になっちゃったんだろう……」と幹久に弱音を吐く愛子を見て、漠然とした不安を抱えた睦美。最悪の事態を想定した一方で、今はがんも治る病気だと自分に言い聞かせました。しかし溜まっていく家事と弱っていく愛子に耐えられなくなった睦美は、家に帰らなくなったのでした。
帰りが遅くなっても責めるどころか、受験勉強を応援した愛子。さらに体調が悪い中お弁当の下準備をしますが、その様子に苛立った睦美が「そんなに痛いならさっさと入院すれば!?」と暴言を吐きます。さらに成績が下がったことも引き合いに出し、「迷惑だから早く病院に戻ってよ!」と責めたのでした。その翌日、愛子の容態が急変し、救急車で病院へ運ばれました。
愛子が帰らぬ人となり、前日に暴言を吐いた睦美は後悔します。さらに葬儀が終わったあと、幹久から余命半年だったと聞かされました。これまで仕事ばかりだった愛子ですが、睦美との時間を過ごすために自宅療養を選択していたのでした。誕生日を迎えた睦美のために、事前にケーキの予約を頼んでいた愛子。睦美が食べたいと言っていたケーキが用意されており、涙を流したのでした。

愛子から睦美への手紙

「病気を治して元気になるからね」

誕生日に愛子からの手紙を渡された睦美。病気になったことへの謝罪や睦美を大切に思う気持ち、最後まで諦めなかった母の思いに涙したのでした。まだ中学生の娘を残して亡くなった愛子の無念さは計り知れないですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

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