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新劇場「東京建物 ぴあ シアター」にて9月から上演される4作品&キャストが発表に

  • 2026.4.8
ミュージカル『シークレットステージ』キャスト陣 width=
ミュージカル『シークレットステージ』キャスト陣

東京駅前にオープンする新劇場「東京建物 ぴあ シアター」で9月より順次上演される「オープニングシリーズ」ラインナップのうち、4作品が発表された。

【写真】青春ドラマ『ナイボー!』出演キャスト陣

5月1日にプレオープンする大規模複合施設「TOFROM YAESU TOWER」内に、東京駅前初の段床式劇場(806席)として誕生する本施設では、その特性を生かしたストレートプレイ、ミュージカル、ロック・ミュージカルなど、多彩なエンターテインメントを連続して上演する。

9月9~24日は、渡辺えり脚本・演出、市村正親主演のミュージカル『シークレットステージ』。舞台は初日を目前に控えた劇場。主演不在、トラブルの連鎖、絶体絶命の窮地ー。残された4人の俳優が20役を演じ分けなければ幕は開かないという極限状態の中、19世紀イギリスの重厚な劇中劇と、現代を生きる俳優たちの葛藤がらせん状に絡み合う。

渡辺えりは「コロナ以降、配信や映像の発展は、地方に住む人たちにとって、より多くのエンターテインメントに触れるための重要なツールになっていますが、生の演劇でなくては感じられない臨場感!危うい心情のブレ!などは何物にも代え難い宝物です。そんな生の演劇を支える劇場が東京に、しかも、地方に住む者にとって一番近い存在である東京駅にできたことが非常に嬉しいです。そのオープニング演目で、50年前から夢に見たメンバーとの共演!新しい劇場で、新しい夢を皆様にお届けしたいです!」とコメント。

9月30日〜10月18日は、2025年紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞した横山拓也(脚本)と2025年読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞した眞鍋卓嗣(演出)による新作『ナイボー!』が上演。大西風雅と岡崎彪太郎がダブル主演を務め、野球を通して成長してゆく球児と家族を描いた青春ドラマを紡ぐ。

脚本の横山拓也は「野球は『待つ』ところから始まるゲームである。みんなボールが来るのを待っている。ピッチャーにだけゲームをスタートさせる権利があるのだ。今、私はピッチャーの気分。この素晴らしいキャスト陣が繰り広げるゲームの筋書きを握っている。数多ある野球の物語に、新風を吹き込む気概で挑みます」とコメント。

演出の眞鍋卓嗣は「横山さんとは何度もご一緒していますが、野球のイメージが全くなかったもので、『え?野球?』と何回か聞き返した覚えがあります。良い意味でとても新鮮で、どこまでも人間を正直に捉える横山さんのドラマ作りがどのように彩られていくのかとても楽しみです。行間に込められたドラマを見つけ、効果的に表出するのが私の役割。魅力に溢れた出演者の皆さんやスタッフと一緒に繊細で大胆で、名前のついていない感情を感じられるような作品にできたらと思っています」とコメント。

10~11月は、足立紳の実話を交えた青春小説をマギーの脚本・演出で舞台化する『春よ来い、マジで来い』。うだつの上がらない脚本家志望の主人公・大山孝志と、彼を囲む個性的なキャラクターとの掛け合いを舞台ならではの表現で魅力的に描く。

マギーは「新劇場の『オープニングシリーズ』!この先、たくさんの名作が生まれるステージの先陣を切らせていただき光栄です。まだ誰の足跡もない雪の上で走り回る子どものように、新しい遊び場で、新しい仲間たちと、めいっぱい楽しみたいと思っています。足立紳さんの小説『春よ来い、マジで来い』の持つ、カッコ悪いほどに不器用な若者たちの、空回りする情熱の美しさ、滑稽なくらい愚かな愛おしさ、そんなこんなを演劇として昇華し、新劇場の満員の客席に笑い声と感動の拍手を響かせたいと思います!」とコメント。

11~12月は、劇作家トム・ストッパード作の『ロックンロール』。ストッパードの祖国チェコスロバキアを舞台として、反対勢力の象徴であったロックンロールの名盤をバックに、プラハの春から正常化の時を経てビロード革命に至るまでの20年以上に及ぶチェコスロバキアの実態を描き出す。

演出の小川絵梨子は「トム・ストッパードの『ロックンロール』を、この度、新劇場のオープニング演目の一つとして上演できることを大変光栄に思います。また、素晴らしいスタッフ・キャストの皆さまとこの大作に挑戦できることを嬉しく思っております。チェコの歴史の大きなうねりの中で、時代を象徴する音楽の響きとともに、理想を抱き、抵抗し、葛藤しながら自由を希求し続けた人間たちのドラマを、丁寧に描き出していきたいと思っております。何卒よろしくお願い申し上げます」としている。

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