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「のんびり過ごさない?」親友との旅行計画で直面したすれちがい。噛み合わない会話の正体とは

  • 2026.4.4

親友との旅行の計画

「最近、お互いに残業続きでボロボロじゃん。今度の旅行は、とにかく癒やしを最優先にして『のんびり』過ごさない?」

「それ最高!だったら有名な温泉地に行こうよ。朝早く起きて市場で食べ歩きして、お昼はパワースポット巡り、夜は旅館で豪華な舟盛りを満喫するとか!」

「あ、うーん……そういうアクティブな感じじゃなくて……」

休日の午後、よく行くカフェで来月の旅行の計画を練っていたときのこと。

私の提案に対する親友のリアクションは、私が頭に描いていた内容とは大きくかけ離れていました。

「のんびり」という同じキーワードを共有しているはずなのに、なぜか会話の歯車が噛み合わない。

まるで周波数が合っていないラジオを聞いているような、奇妙なもどかしさがありました。

「えっと、観光名所を回るのも好きなんだけど、今回はもっとこう、徹底的に休みたいというか……」

「なるほどね!だったら、レンタカーを借りて海岸線をずっとドライブするのはどう?それなら自分の足で歩き回らなくていいし、ラクじゃない?」

「うーん……それもちょっと私のイメージとは違うかな……」

(私の伝え方が下手なのかな?)

(なんでこんなにシンプルな要望が伝わらないんだろう?)

言葉が宙に浮いてしまうような焦燥感。胸の奥に、言葉にできない小さなモヤモヤが募っていきます。

「のんびり」が意味するものの違い

「ごめん、私、何か見当違いなこと言っちゃってる?」

キョトンとした表情で首を傾げる友人を見て、私はハッとしました。

彼女は何も間違っていません。そして、私も間違っていません。ただ単に、「のんびり」というたった4文字の言葉から連想する情景が、お互いに違っていただけなのです。

彼女にとってのリフレッシュは「日常から離れて、非日常の体験を詰め込むこと」。しかし、疲労困憊の今の私が切望していたのは、「本当に何一つしないこと」だったのです。

「ごめんね、私の言い方がフワッとしてた。実は最近本当に疲れきっていて。今回は観光スポットには一切行かず、チェックアウトの時間までホテルのベッドから一歩も動かずに、ただひたすらゴロゴロしたい気分なの」

自分の頭の中にある映像をそのまま言語化するつもりで、慎重に言葉を選んで伝え直しました。すると、彼女の顔にパッと明るい光が差しました。

「あー、そういう意味か! やっと合点がいった。つまり、客室露天風呂がついた部屋で、お酒を片手に心ゆくまでダラダラ過ごすってことね! なにそれ、最高じゃん!」

「そうそう、まさにそれ! 意図が伝わってよかった!」

その瞬間、心の中に立ち込めていたモヤモヤの霧が、嘘のようにスーッと晴れていきました。

どれだけ仲の良い相手でも、「これくらい言わなくても察してくれるはず」と期待してしまうのは甘えなのかもしれません。全く別の人間なのだから、具体的なイメージまで完全にシンクロしないのは、むしろ当たり前のこと。

この些細な会話のすれ違いは、私にとって大きな気づきをくれました。相手の理解力を嘆くのではなく、自分の「伝え方」を見直すことの大切さ。

これからは、相手の頭の中に同じ景色が浮かぶように、もう少しだけ言葉を丁寧に紡いでみよう。すっかり冷めてしまったカフェラテを一口飲みながら、そんなことを密かに心に誓った休日の午後でした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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