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久米設計が設計した「市立秋田総合病院」が、「医療福祉建築賞2025」を受賞!

  • 2026.4.1

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撮影:川澄・小林研二写真事務所[/caption]

久米設計が設計した「市立秋田総合病院」が、医療福祉建築賞2025を受賞した。

設計コンセプトについて

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撮影:川澄・小林研二写真事務所[/caption]

地上13階、2022年9月30日(金)竣工の「市立秋田総合病院」の設計コンセプトは、高齢化が進む自治体病院での新しい医療空間モデルだ。

老朽化および狭隘化した、市立病院の現地建て替え計画(396床)。高齢化が進む秋田県における、地域の超高齢化を見すえたこれからの急性期病院づくりのため、医療の質の向上と経済性の両立が求められたという。

病院全体のボリュームを外来/診療/病棟を集約した免震構造の「医療棟」と、医療スタッフの執務の拠点を集約した耐震構造の「管理棟」に分棟化。患者とスタッフの動線分離や関連部門の集約とともに、経済的合理性を図った施設構成だ。

病棟は看守りやすさを重視し、1フロア60床の1看護単位としながら、「チーム拠点」となる2つのスタッフステーションで30・30へ分割。「ユニット拠点」となる4つのナースコーナーは、15・15・15・15床の小規模なユニットでの運用を可能とする構成だ。さらに、職員フロア専用化で働きやすさの追求、病棟の可変性の確保など、コロナ後を見すえた持続性の高い病院を目指したという。

設計者のコメント

「市立秋田総合病院」の設計者は、「本プロジェクトは、プロポーザルでの選定から設計、建設、既存病院の解体、外構整備に至るまで、約8年にわたる長期プロジェクトとして取り組んできました。建替前の旧病院も当社が設計を担当しており、長年にわたり地域医療を支えてきた歴史を継承しながら、日本でもっとも高齢化が進む秋田県の地方自治体病院の計画を通じて、今後、日本全体が迎える超高齢化社会の中で必要とされる、高齢者のための医療空間のあり方を考えました。

建設工事中はコロナ禍という未曾有の状況下にありましたが、設計者が現地に常駐し、病院スタッフの皆様との対話を重ねながら、運用に即した改善を現場で積み上げてきました。特に、スタッフステーションから独立した看護拠点となるナースコーナーの導入や、ベッドから直接利用可能なトイレを備えた病室などは、モデルルームを通じて繰り返し検証を行い、現場との対話の中で作り上げた建築計画です。これらの計画は、運用開始後、看護動線の効率化や患者さんのそばにいられる時間の増加につながり、身体抑制実施率や褥瘡推定発生率の低減、転倒・転落発生率の改善といった、具体的な成果としても表れています。

『医療福祉建築賞』は、設計者が現地審査に立ち会うことなく、実際の運用を含めて評価される賞であり、その中で市立秋田総合病院が評価されたことは、設計だけでなく、日々の運用を通じて建築を使いこなしてこられた病院関係者の皆様とともに受賞できたものと受け止めており、大きな喜びを感じております。本プロジェクトの実現にあたり、ご理解とご協力を賜りました市立秋田総合病院の皆様、施工を担っていただいた関係者の皆様、そしてプロジェクトに関わっていただいたすべての皆様に、心より感謝申し上げます」とコメントしている。

数多くの都市、建築の設計を手掛けてきた久米設計

久米設計は、1932年の創設以来、数多くの都市、建築の設計を手掛けている。技術とデザインの融合を追求し、人と社会への貢献を目指す企業だ。本社を東京都江東区潮見に構え、4月時点で社員数約650名、そのうち約450名の資格を有する専門家を擁し、国内外の幅広いプロジェクトに取り組んでいる。持続可能な社会の実現へ、技術とデザインで貢献していく考えだ。

この機会に、久米設計が設計し、医療福祉建築賞2025を受賞した「市立秋田総合病院」についてチェックしてみては。

■市立秋田総合病院 住所:秋田県秋田市川元松丘町4-30 公式HP:https://akita-city-hospital.jp

久米設計公式HP:https://www.kumesekkei.co.jp 久米設計公式Instagram:https://www.instagram.com/kumesekkei

(ソルトピーチ)

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