1. トップ
  2. メイク
  3. ディオール フォーエヴァーが進化。研究所所長が語る、“完璧な仕上がり”を叶える新処方

ディオール フォーエヴァーが進化。研究所所長が語る、“完璧な仕上がり”を叶える新処方

  • 2026.3.31
マリー・ヴィドー氏

LVMHグループ ビューティ部門 リサーチ&イノベーション ディレクター

マリー・ヴィドー氏

パリ農業工科大学で工学修士号、HECで生物学博士号、MBAを取得。2025年から現職に。

精巧な肌づくりを得意とし、ラスティング力も秀逸。そんなベースメイクの“完璧”を形にしたようなディオール フォーエヴァーが、新たに美容液さながらのスキンケア処方を融合し、さらに質感や仕上がりもブラッシュアップ。「スキン グロウ」「スキン ウェア」の2つのフォーミュラで登場します。

Q.すでに好評を博しているフォーミュラに手を加えてまで、美容液のようなスキンケア処方にアップデートした理由を教えてください。

A.ファンデーションの領域を広げ肌を健やかに導く“スキニフィケーション”を形に

マリー・ヴィドー氏

メイクアップのスキンケア化=スキニフィケーションは、全世界的なトレンドのひとつです。ディオールにおいてスキニフィケーションへの挑戦は、単にスキンケア成分を配合したフォーミュラを提供するだけでなく、使うたび肌を健やかに整えること、美しい肌へと導くことを目標に設定。ファンデーションの境界線を押し広げていく挑戦であり、私たちは健やかで美しい肌へと導く成分として認知されている成分の中から広く認知されている3成分を導入しました。


Q.新ファンデーションの特徴を象徴する、3つのスキンケア成分とは?

A.ヒアルロン酸※1、ナイアシンアミド※1、ペプチド※2。それぞれを最適な濃度と比率で配合し、素肌に高いベネフィットをもたらします

マリー・ヴィドー氏

持続的なうるおいをもたらすヒアルロン酸※1、肌をなめらかに整えるナイアシンアミド※1、そしてふっくらとしたハリを与えるペプチド※2です。敏感肌を含むあらゆる肌タイプを尊重しつつ、それぞれが効果を発揮するための最適なバランスで配合しています。処方においては、成分の選択に加えて、フォーミュラをユニークかつ心地よいものにするための組み合わせが非常に重要ですが、それを叶えるために、3つの成分は共通しながらも、2つのフォーミュラにはまったく異なるテクノロジーを搭載しています。


※1 保湿成分
※2 アセチルヘキサペプチド-8(保湿成分)

Q.ディオールのメイクといえば、ディオール メイクアップ クリエイティブ&イメージディレクターのピーター・フィリップス氏。コレクションやビジュアルのディレクションにとどまらず、製品のクリエイションにも格別なこだわりを持つピーター氏からは、どんなリクエストがあったのでしょうか?

A.どんな照明のもとでも、非常に繊細で洗練された光を放つ肌が求められました

マリー・ヴィドー氏

ピーター・フィリップスと仕事ができるのは、幸運なことです。とても多くのコミュニケーションを取りながら完成させました。彼はメイクアップを施した結果、どのように見えるべきか、明確で強いビジョンを持っています。今回、ツヤの方向性については提示されたのは、非常に繊細で洗練された光。グロウであっても抑えたツヤを望んでいました。さらにステージに対応できる完璧さについてのリクエストも。彼はディオールのファッションショーにおいて、すべてのバックステージを担当しており、どのような肌が求められているかの答えが頭の中にクリアにあります。彼が求めたのは、あらゆる種類の光、照明の下でも素晴らしい肌の仕上がりをもたらすファンデーションでした。


Q.カラーシェードは、日本人女性の肌色にマッチする11色を展開。ここにもやはりピーター氏のこだわりがあったのでしょうか?

全カラーラインナップはこちら

A.誰もが肌に完璧にマッチするシェードに出合えるよう、6つのアンダートーンをベースにしています

マリー・ヴィドー氏

はい。彼はさまざまな民族背景を持つ女性のメイクを手掛けており、肌の色について深い見識を持っています。今回、よりよいシェードをつくるために、ウォームトーン(イエローベース)、クールトーン(ブルーベース)といったアンダートーンについて、より理解を深めたいという彼の希望があり、私たちは異なる民族背景を持つ女性を対象に研究を実施。肌の色を物理的に分析しました。そのうえでピーター氏が積み重ねてきた知識を合わせて、シェードを開発。通常、3〜4つのアンダートーンを元にしますが、今回は6つのアンダートーンを基盤として、緻密に調整された45のシェードをつくり出しました。日本では、その中から日本人女性の肌色にマッチする11色で展開。その方にフィットする色で繊細な光を宿した肌に仕立てることができます。


Q.ピーター氏のリクエストに答えて完成させた2つのフォーミュラ、それぞれの処方を組むうえでの工夫点もお聞かせください。

A.ツヤとマットの質感を叶え、持続させるためにそれぞれ新たなテクノロジーを開発しました

マリー・ヴィドー氏

スキン グロウにあたってはシャイニーなガラスのようなツヤではなく、非常に繊細なツヤを、というピーターからのミッションがありました。同時に、長時間の持続力も求められましたが、この両立はかなりの難題。達成するために厳選した、オイルやパウダーを組み合わせ、適度なソフトフォーカス効果も実現。さらにポリマーを配合することで長時間の持続力を叶えられたのも、大きな成果だと思っています。
しかし、このテクノロジーは、もうひとつのフォーミュラ、スキン ウエアには使用できません。なぜなら、マットでありながら、光を放つことを実現するのが目的であり、まったくの別物だからです。3種のパウダーやポリマーとの組み合わせにより、とても薄い膜で長時間の持続力を実現しました。つまり、新世代の異なるテクノロジーを2つつくりあげたのです。


Q.シームレスに肌にフィットして、まさしくセカンドスキンが叶うのも感動的でした。

A.ファンデの塗布膜ではなく、新しい皮膚と認識するようなつけ心地と仕上がりを追求しました

マリー・ヴィドー氏

今回、この点もフォーカスしたところになります。厳選したスキンケア成分や求める仕上がりを叶えるためのパウダーやオイルなどを絶妙なバランスで融合させ、肌に広げたときには溶けるような感覚、そして新しい層をのせるのではなく真新しい皮膚を感じいただけるような感触を叶えました。また、補整はしているけれども、まるで新しい皮膚であるかのような仕上がりを追求。実際、肌に塗るとき、ツールは、指、スポンジ、ブラシのいずれでもOK。ツールによってカバー力のレベルが変わっても、常に薄づきで自然な仕上がり、軽やかなつけ心地です。


Q.スキン グロウとスキン ウエア、肌質別のオススメはありますか?

A.望む仕上がりに合わせて選んでいただけます

マリー・ヴィドー氏

どちらもさまざまな肌タイプにフィットするよう設計されています。さらに日本においては、夏の過酷な環境を考えると汗や熱にも強いことも大事。その点も考慮し、高温多湿の環境下でもファンデーションが崩れにくい処方を組んでいます。そして、望む仕上がりで選ぶことができるのもディオールの強みといえます。


「グロウ」&「ウェア」。“完璧な仕上がり”を叶える新ファンデ

ディオール フォーエヴァー フルイド スキン グロウ
ディオール フォーエヴァー フルイド スキン グロウ

SPF50・PA+++ 全11色

¥8030

肌に溶け込んで気になる部分を瞬時に補整しながら、内側からにじみ出るようなツヤを演出。24時間※化粧持ちデータ取得済み。軽やかでシームレスなつけ心地と光を味方につけた仕上がりをキープ。

※当社調べ。効果には個人差があります。

ディオール フォーエヴァー フルイド スキン ウェア
ディオール フォーエヴァー フルイド スキン ウェア

SPF25・PA+++ 全11色

¥8030

粉っぽさなく肌と一体化して毛穴を厚塗りなく隠し、美しい肌がもつ自然なツヤを宿したマットな質感に。閉塞感のない通気性のある仕上がりで、高温多湿の環境でも美しさが続く。

肌に一体化するようになじみ、美しい仕上がりを実現。さらに快適なつけ心地を叶え、素肌をも美しく整えるスキンケア処方も搭載した新ディオール フォーエヴァー。屋外では高温多湿、屋内ではエアコンの風による乾燥を感じるこれからの季節にこそ真価を発揮するファンデーションです。

取材・文/楢崎裕美

元記事で読む
の記事をもっとみる