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「正直に言うけど、応援できない」と言った彼氏→数年後、彼が私の店の前に現れて...

  • 2026.4.1
ハウコレ

ずっと温めてきた夢を、大切な人に話せた夜がありました。でもその夜は、彼氏からの思いがけない言葉で幕を閉じることになります。あの日から、私の歩む道はひとりになりました。

夢を語った夜、返ってきた言葉

以前から、自分のレストランを持つことが夢でした。料理が好きで、食を通じて人を笑顔にしたいという気持ちは、子どもの頃からずっと変わらずにあったものです。

付き合っていた彼にそのことを相談しました。恐る恐る話すと、彼の表情は険しくなっていきました。

「正直に言うけど、応援できない」

そして「成功するはずがない」という言葉まで付け加えてきました。その日を境に関係は終わりを迎えました。傷つかなかったといえば嘘になります。ただ、不思議と迷いは生まれませんでした。

ひとりで、一歩ずつ

別れた翌日から、私はただ前を向くことにしました。飲食の経験を積むため、小さな店で働きながらお金を貯め、知識を身につける日々が続きました。

うまくいかないことは何度もありました。仕込みで失敗することも、お客様に厳しい言葉をいただくこともあった。それでも、厨房に立つたびに「やっぱり好きだな」という感覚が戻ってきました。

誰かに背中を押してもらわなくても、好きなことへの気持ちだけを頼りに進んでいた時期でした。

気づけば、いくつもの店を

最初の一店舗目をオープンしてから、数年が経ちました。お客様に恵まれ、スタッフにも恵まれ、気がつけば複数の店舗を抱えるまでに成長していました。

華やかな話のように聞こえるかもしれませんが、実際は地道な積み重ねの連続でした。仕入れの交渉、スタッフのシフト管理、クレームへの対応。それでも、この仕事を選んでよかったと感じる瞬間がたくさんありました。

あの夜の「成功するはずがない」という言葉は、いつしかただの記憶になっていました。

そして…

ある日、見覚えのある顔が店の前に立っていました。元彼でした。

話を聞くと、勤めていた会社が倒産し、今は仕事も収入も失ったとのことでした。「また会いたかった」という言葉も添えられていましたが、私の心は冷えたままでした。

かつては、この人の言葉に傷ついた。でも今は、その痛みさえも自分を動かす力になっていたと気づいています。

「お互い、それぞれの道を歩んでいきましょう」と伝えました。怒りではなく、ただ落ち着いた気持ちでした。

(30代女性・飲食店)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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