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年上夫とのセックスレスで元彼に会いたくなった49歳妻が、再会後ホテルに誘われて感じた幻滅

  • 2026.3.30

日本では、夫婦の半数以上がセックスレスだといわれています。レスでもお互いに不満のない円満夫婦も少なくありませんが、スポーツインストラクターの奈美恵さん(仮名:49歳)は、年上夫で整体師の雅さん(仮名:60歳)とのレスに不満があるそう。結婚後10年以上は「レス知らず」な生活を送っていましたが、3年前から雅さんの体力の衰えをきっかけに性交渉がなくなり、ほぼ同時期にケンカも増えてしまったといいます。

■一目惚れされて年の差結婚をしたものの相手はバツイチ

「結婚したのは13年前です。夫はバツイチで、私は初婚でした。共通の友人が開いた飲み会で夫に一目惚れされ、グイグイ迫られて。当時まだ私は30代だったので、『バツイチ子持ちで9歳年上』の相手との結婚は親に反対されました。でも同棲しているうちに弟夫婦に子供が生まれて二世帯同居が決まり、私のことは二の次に。そんなタイミングにかこつけて『もう私もいい年だから』と強引に了解を取りつけて入籍をしてしまいました」

雅さんは年下の奈美恵さんにベタ惚れで、最初の頃の情熱が薄れても完全なレスにはならなかったそう。
「最初は『俺なんかには申し訳ないくらいかわいい』『今までの彼女で一番美人』なんて歯の浮くようなことも言われて、ベタベタに愛されていました。でも4年目くらいからはもっと落ち着いたミドル世代夫婦らしい関係に。それでも月に何回かはデートに行ったりたまに旅行もして、流れで性交渉もありました」

しかし雅さんが60歳に近づくにつれ、性交渉が「物理的に無理」なことが増えたそうです。
「彼は血圧が高いので服薬も勧められず、ずるずると性交渉だけでなくスキンシップもなくなりました。デート自体、体力的に気が進まないみたい。自営業者で忙しくしているので、年齢的にも休みの日は寝ていたいみたいです」

■前妻の娘の養育費が「高すぎる」と不満

奈美恵さんの頭を悩ませているのは、レスそのものより「ケンカの後の仲直りが難しくなったこと」。
「彼には20歳の娘さんがいます。養育費って、一般的には20歳までが多いと聞きますし、大学を卒業する22歳までなら普通なのかもしれません。でも夫は娘さんを溺愛していて、浪人して志望校に入れなかった彼女のために、アメリカの大学へ進学する費用を卒業するまで出してあげると言い出しました。我が家がお金持ちならいいんですけど、夫婦での旅行や車の買い替えを控えてまで、成人した子供に大金を出すのかと……」

ちなみに元妻は雅さんより年下。公務員として働いており、お金に困っているようには見えないそう。
「昔からこういうケンカはけっこうあったんです。娘さんがお嬢様学校と呼ばれる私立中学に行ったときや、卒業旅行に海外に行ったとき。向こうの海外旅行は夫持ちなのに、うちの旅行の費用が全額私持ちになったことが不満で言い争いになったり。でもレスじゃない頃は仲直りができました。変な話、ケンカは非日常なうえにエネルギーが発散されるので、仲直りでスキンシップにつながりやすいところがあって。『まぁいいか、私が行きたいと言った旅行だし』なんて、有耶無耶にしていました。今はストレスが溜まりっぱなしです」

■夫婦の悩みを女性美容師に愚痴る日々

そんな奈美恵さんは、行きつけのヘアサロンの美容師に昔から恋愛や夫婦関係の相談をするのが日課。
「もう25年、同じ美容師さんに切ってもらっています。夫と同世代の女性美容師さんなんですが、若い頃から私の恋愛遍歴をほとんど網羅していて、サロンでしか会わないのに友人より私に詳しいです」
奈美恵さんには、20代から30代にかけて同棲していた海さん(仮名)という元彼がいました。
「彼は、私が以前働いていた大手スポーツジムの社員インストラクターで、5歳年下。サーファーで、顔も体型も好みでした。性的な相性もよかった気がします。少し女好きなところが嫌でしたが、性格は面倒見がよくて優しかったです。当時から彼と私は同じ美容室に通っていたので、『もしかして海くん、今でもここに来てるの?』と聞いたら、『しばらく関西に赴任していたけど、この前久しぶりに来たばっかり』と教えてくれて、SNSで最近の写真も見せてくれました」

■偶然を装って元彼と再会して食事に

奈美恵さんは「ただ久しぶりにちょっと会ってみたいだけだから」と、美容師さんから次の予約日を聞き出し、偶然を装って同じ日に予約を入れることに。
「だって、私と一緒に通っていたヘアサロンにまた来るって、向こうもバッタリを期待していると思いませんか? 久しぶりに再会して『何年ぶり? 元気だった?』と嬉しそうでしたし、すぐに連絡先を交換しました。人の話を聞くのが上手な癒やし系だったので、気晴らしになるかなと私からお茶に誘ったら『せっかくなら夕飯も』と大好きな中華を予約してくれて嬉しかったです」

ちなみに海さんは、妻と2人の子供を持つ妻帯者。SNSでも隠す様子はまったくなかったため、あくまで旧友という「軽い気持ち」で食事に行ったという奈美恵さん。
「中華は美味しかったですし、さすがにセックスレスの話はしませんでしたが、夫のお金問題も真面目に聞いてくれました。仕事の話で盛り上がりましたし、昔の同僚の噂話とか、彼の息子さんや奥さんの趣味のことまで、楽しい時間は過ごせたんですけど……」
そのまま帰ればいい思い出だった、と振り返ります。

■元彼にホテルに誘われて「思い出に泥を塗った」気分に

「食事が終わって帰宅しようとしたときに、『今日は妻と子どもは実家なんだ。ゆっくりできるところに行かない? ホテルとか』と言われて、なんだか幻滅しちゃって。私から元彼をお茶に誘っておいてなんですが、『青春の思い出に泥を塗っちゃったな』って」
奈美恵さんは「夫から連絡があったから」と誘いを断ったそうで、海さんも深追いはしてこなかったようです。
「私は一体なにがしたかったんだ? って感じですよね。元彼という安全な相手と軽くデートして、ちょっと異性として見られたかっただけなんだと思います。だったらホテルでもなんでも行けばよかったのかもしれませんが、『女好きだけど私には真面目だった彼はもういないんだな』と切なくなっただけでした」
奈美恵さんは、「とりあえずすべて更年期のせいにして少し頭を冷やしています」と近況を話してくれました。

※本記事では、プライバシーに配慮して取材内容に脚色を加えています。
取材・文/星子 編集/根橋明日美 イメージ写真/PIXTA

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