1. トップ
  2. 『トップ俳優(33)』ダウンタウンを【共演NG】にしていた理由に滲む“人柄”…SNS「え、そうだったの!?」相次いだ驚きの声

『トップ俳優(33)』ダウンタウンを【共演NG】にしていた理由に滲む“人柄”…SNS「え、そうだったの!?」相次いだ驚きの声

  • 2026.4.11

ドラマや映画の中には、自分の弱さや迷いを隠さず、前へ進むことで強い印象を残す人がいます。今回は、“異彩を放つ名優”をテーマに5名をセレクトしました。本記事ではその第1弾として、菅田将暉さんをご紹介します。

真っ直ぐさと不器用さを力に変えてきた菅田さんの魅力とはーー?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

16歳で大阪から上京…『仮面ライダーW』で始まった菅田将暉の原点

菅田さんは1993年2月21日生まれの大阪府出身です。子どもの頃はピアノや英会話、サッカーなどをしていた習い事少年でした。ひとつのことに集中するより、さまざまな刺激に触れていたことがうかがえます。

高校生だった16歳で大阪から上京し、2009年放送開始のドラマ『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)でフィリップ役としてデビューしました。普通の高校生活から一気に全国放送の主演級作品へ進んだため、変化はかなり大きかったはずです。

菅田さんは高校生で上京したときに、世界がすごく開けた感じがしたそうです。知らない人や知らない物事に出会い自分も作ってみたいとも思うようになったそうで、俳優業をただの仕事ではなく、ものづくりとして受け止めてきた姿勢が見えてきます。若くして環境を変え、自分の感性を広げたことが、今の菅田さんの土台になったのではないでしょうか。

ダウンタウンを“好きすぎて共演NG”に…涙の手紙が語った素顔

undefined
日テレ年末特番「ガキの使いやあらへんで」記者会見に出席したダウンタウン(C)SANKEI

2016年放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で、菅田さんは好きすぎて共演NGを出していたことを明かしました。理由は尊敬しすぎて平常心でいられる自信がなかったからです。

当日は、口で説明するのではなく、あらかじめ用意した分厚い手紙を持参しました。手紙は8枚にわたり、菅田さんが涙で声を詰まらせながら読み上げる場面が大きな反響を呼びました。

特に印象的なのは手紙のなかで16歳で上京してドラマ『仮面ライダーW』の撮影に追われていた頃の生活を「何もわからないなかで、唯一、家での自分の時間が、ダウンタウンさんのDVDや番組を見て笑うことでした」と振り返っていたことです。朝4時に家を出て東映の撮影所で1日を過ごし、24時前に帰宅する生活のなかで、自宅でダウンタウンのDVDを見て笑う時間が支えになっていたと伝えました。

この場面を見ると、好きなものに対して全力で向き合う人だと分かります。不器用なくらいの真っ直ぐさが、演技の熱量にもつながっているのではないでしょうか。SNSでは「え、そうだったの!?」「知らなかった」「号泣してしまった」「この回めっちゃ好き」といった声が上がっていました。

日本アカデミー賞受賞から話題作連続出演へ…33歳で広がる俳優としての現在地

菅田さんの代表的な実績として大きいのが、2018年に映画『あゝ、荒野 前篇』で第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞したことです。20代半ばでこの賞を手にしたことは、本格派として評価された証しでしょう。

2023年公開の主演映画『ミステリと言う勿れ』は、興行収入48億円、観客動員350万人を超えるヒットになりました。天然パーマの大学生・久能整が、淡々と話しながら事件と人の心をほぐしていく役は、菅田さんの言葉の強さをあらためて印象づけました。

2026年はNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で竹中半兵衛役を務めています。また、4月17日公開の映画『人はなぜラブレターを書くのか』にも出演予定で、6月19日公開の映画『黒牢城』では黒田官兵衛役を務めます。

現代劇で培った繊細さを持ちながら、歴史上の人物へ役の幅を広げているのが今の菅田さんです。話題性だけではなく、作品ごとに違う顔を見せ続ける俳優だからこそ、長く見たくなるのではないでしょうか。

ここで、菅田さんの軌跡をたどる“今観るべき代表作”を時系列でご紹介します。

1.ドラマ『仮面ライダーW』(2009年〜2010年)

デビュー作ながら、菅田さんはフィリップ役という作品の中心人物を演じました。膨大な知識を持ちながら人間らしい感情に不慣れな青年で、相棒の左翔太郎(桐山漣)と二人で一人の仮面ライダーになる設定が新鮮でした。

細い体で机に山積みの本を抱え、急に核心へ切り込むフィリップの姿には、10代とは思えない独特の気配があります。菅田さんの普通では終わらない存在感の出発点として、まず押さえたい1本です。

2.映画『あゝ、荒野 前篇/後篇』(2017年)

菅田さんの転機として挙げたいのが本作です。少年院あがりの新次を演じ、ヤン・イクチュンさん演じる建二とともにボクシングに向き合っていきます。

荒っぽく怒りをむき出しにしながらも、寂しさがにじむ新次役は、菅田さんの危うさと繊細さの両方を強く印象づけました。本作で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞したことを考えても、俳優・菅田将暉を語るうえで欠かせません。

3.『ミステリと言う勿れ』(2022年連ドラ/2023年映画)

近年の代表作として外せないのが久能整です。天然パーマの大学生が事件現場で相手の思い込みや言葉のズレを丁寧にほどいていく役で、派手に動かず、主に話すことで場を変えていきます。

静かな口調で本質を突くところがこの役の魅力で、菅田さんの声や間の取り方のうまさが際立ちました。テレビでの成功を映画の大ヒットへつなげた点でも、現在の代表作といえるでしょう。

33歳の菅田さんは、高校生で飛び込んだ世界のなかで、自分の感情を表現へ変えてきた人です。今後のさらなる進化にも注目したいですね!


※記事は執筆時点の情報です