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「NHKはよくぞ作った」「間違いなく名作」“驚異のクオリティ”に視聴者感激…「もう10周した」中毒者続出の至高ドラマ

  • 2026.4.14

圧倒的なスケールで描かれるファンタジーから、思わず笑ってしまう個性派コメディ、そして時代を超えて愛される不朽の人間ドラマまで。NHKのドラマでは、ジャンルの枠に捉われない自由な発想と確かなクオリティで、観る人を驚かせる名作がこれまでも数多く誕生してきました。今回は、そんな“NHKの名作ドラマ”5選をセレクトしました。

本記事では第3弾として、ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK総合)をご紹介します。戦国時代に男の名を名乗り、小さな領地を守り抜いた城主の激動の半生に迫ります―。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“NHKの名作ドラマ”『おんな城主 直虎』

  • 作品名(放送局):ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK総合)
  • 放送期間:2017年1月8日~12月17日

あらすじ

戦国時代、男の名を名乗って家督を継承することになった遠江・井伊家のおんな城主・井伊直虎(柴咲コウ)。今川、武田、徳川といった周囲の大国が領土を狙う緊迫した状況下で、資源も武力も乏しいこの土地を守るため、直虎は自らの知恵と勇気を振り絞ります。

彼女は信頼できる仲間たちと力を合わせることで国を治め、幼い世継ぎの命を繋ぎながら、たくましく運命を切り開いていきました。混乱を極める時代の中で、一族の未来のために奮闘し続けた女性の激動の生涯が描かれます―。

緻密な創作が埋める史実の空白が視聴者を魅了

ドラマ『おんな城主 直虎』が、大河ファンのみならず多くの視聴者の心を掴んで離さないのは、脚本家・森下佳子さんによる緻密な物語構築があるからです。森下さんといえば、ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』、『JIN -仁-』、『ごちそうさん』など、数々の名作を手掛けてきた名脚本家。その手腕は、本作でもいかんなく発揮されています。

通常、戦国大河といえば派手な合戦や天下人の動向が主役になりがちですが、本作の舞台は遠江の井伊谷という小さな谷あいの地。この限定された舞台で、いかに領民を守り、家を存続させるかという経営者としての城主・井伊直虎の視点を徹底したことで、骨太な人間ドラマが構築されました。史実が極めて少ない直虎という人物に対し、幼馴染の直親や政次との絆を緻密な創作で補完。限られた事実をドラマチックに膨らませる構成力に対し、SNS上では「さすが森下脚本」「NHKはよくぞ作った」「間違いなく名作」といった絶賛の声で溢れました。さらに「もう10周した」「中毒性がやばい」などの声も見受けられ、何度も繰り返し視聴してしまうほど、多くの人を虜にする魅力が本作にはあります。

そんな本作で、最も視聴者の胸を打ったのが、井伊家を守るために自ら悪役を引き受け、修羅の道を選んだ政次が放った次の一言でした。

案ずるな、地獄へは俺が行く出典:ドラマ『おんな城主 直虎』第31話より(2017年8月6日放送)

今川家から理不尽な要求を突きつけられた雨の夜、愛する者たちを救うために血濡れた刀を手に政次が放った決意。高橋一生さんの鬼気迫る表情も相まって、SNS上では「自分の手を汚す事を厭わないセリフが最高」「シビれると共に泣ける」「きゅんきゅんした」といった声が数多く寄せられました。驚嘆の声が相次ぎました。

架空の人物を実在させた柳楽優弥の圧倒的表現力

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東京ドラマアウォード2021 授賞式 柳楽優弥(C)SANKEI

本作の深みを支えるのは、主演の柴咲コウさんをはじめとする実力派俳優陣の競演です。そんな、豪華な布陣の中で一際異質な輝きを放っていたのが、盗賊団の頭・龍雲丸を演じた柳楽優弥さん。2026年現在の柳楽さんといえば、Disney+『ガンニバル』での怪演が伝説となり、さらにNetflixシリーズ『九条の大罪』でも圧倒的な存在感を放つなど、まさに世界を股にかける活躍を見せています。

そんな彼が演じた龍雲丸は、実は完全なる架空の人物。直虎に「外の世界」の自由と厳しさを突きつけ、共に歩もうとする龍雲丸の姿は、権力の狭間で苦しむ井伊谷の人々の中で一筋の光となりました。柳楽さんはこの史実にはいない異物的存在を、あたかもそこに実在していたかのような生々しい説得力で熱演。SNSでは「名演技」「もう本当にすごい」「人をひきつける演技」といった絶賛の声が数多く寄せられるなど、多くの視聴者の心を震わせました。柳楽さんの持つ野性味と、時折見せる繊細な眼差しが、この壮大な歴史ドラマに共感と躍動感を与えたのです。

ドラマ『おんな城主 直虎』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“幸せを願い奔走する女城主・直虎の激動の半生”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です