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パンチくんが大人気の市川市動植物園、きょうから「キッズゾーン」の運営開始

  • 2026.3.28
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3月最後の週末。空前の「パンチくんフィーバー」に沸く市川市動植物園では、連日、サル山の周辺には多くの人が集まっています。そのため、小さな子供たちがパンチくんをよく見ることができず、「パンチくんが見えない」と寂しそうにしている光景も。そんな状況を受け、市川市動植物園はきょう28日(土)から、サル山の一角に「キッズゾーン(お子様専用観覧エリア)」を設置します。

「まずやってみる」という決断力

今回新設されるキッズゾーンは、小学生以下限定のエリアです。保護者は入ることができず、出入口前の待機スペースで待ちます。利用時間は10分間。市川市動植物園の公式Xによると、このルールを決めるのにもスタッフの間で何度も議論が重ねられたそうです。

気配りの細かさもさることながら、決定から実施までの「スピード」も公営の動物園とは思えない速さ。来園者の声や現場の状況を察知し、すぐに運用が開始されました。

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市川市動植物園公式Xより

このフットワークの軽さは、市川市動植物園の公式Xの〝中の人〟でおなじみ、安永崇課長をはじめとするスタッフの「来園者のために」という思いがあるからでしょう。

「子どもたちが喜んでくれますように」

SNSでは、この試みに対して「素晴らしい判断」「子供たちの目線でパンチくんに会わせてあげたい」といった声が上がりました。

限られたスペースにキッズ専用ゾーンを作ることで大人の観覧スペースは減りますが、市川市動植物園の公式Xでは「子どもたちが喜んでくれますように」という言葉を配信。この一歩を踏み出しました。

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市川市動植物園公式Xより

成長のドラマを次世代のファンへ

現在、サル山ではパンチくんが群れに馴染もうと、日々奮闘しています。ときには体の大きなサルから厳しい洗礼を受ける場面もあり、SNSでは心配の声も上がっていますが、それもまた「サル山」を生きるサルのリアルな姿です。

そんな懸命に生きるパンチくんの姿を、1人でも多くの子どもたちに〝特等席〟で見せてあげたいという市川市動植物園らしい今回の試み。

「ダメならまた変えればいい、まずは始めてみよう」。そんな園の姿勢が、パンチくんを応援する多くのファンが、同時に市川市動植物園のファンにもなる理由の一つなのでしょう。

ライターコメント

市川市動植物園のスタッフの皆さんは、誘導や管理でどれだけ忙しい毎日なのか…。それでも「子供たちのために」と日々さまざまな改良を進める姿は素晴らしいと思います。今日の市川市動植物園のサル山に、たくさんの子供たちの笑顔が溢れることを願っています。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

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