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【漫画】「たまに頑張る子」ばかり褒めてない?元教員が抱いた“違和感”に4.9万人「大共感!」

  • 2026.3.26
漫画「褒める時に気をつけてること」のカット(たけさん提供)
漫画「褒める時に気をつけてること」のカット(たけさん提供)

元小学校教諭のたけさんの漫画「褒める時に気をつけてること」がインスタグラムで4万9000以上の「いいね」を集めて話題となっています。

教員時代、掃除や宿題などを普段から当たり前にしている子たちは特に褒められず、普段サボっている子がたまにちゃんとやると、なぜか褒められることに疑問を抱いた作者。それ以来、意識していることがあって…という内容で、読者からは「私も今日から意識します!」「常々思っていたことを発信してもらえた」「子育ての参考にしたい」などの声が上がっています。

“いつも頑張ってる子”を見逃さないために

たけさんは、インスタグラムで作品を発表しています。たけさんに作品について話を聞きました。

Q.今回、漫画「褒める時に気をつけてること」を描いたきっかけを教えてください。

たけさん「教員時代にふと覚えた違和感がきっかけでした。例えば、普段あまり掃除をしない子がたまたま掃除をすると大きく褒められる一方で、いつも掃除をしている子は特に声を掛けられないことがあります。もちろん変化を褒めることは大切なのですが、普段当たり前のように頑張っている子の努力も、同じように大切にしたいなと思うようになりました。その思いを保護者の方々にも共有できたらと思い、この漫画を描きました」

Q.どのようなシーンで褒めることを意識していましたか。

たけさん「例えば、毎日きちんと宿題を出していることや、当番の仕事を忘れずに続けていること、授業の準備を自分でできていることなどです。こうしたことは、できている子にとっては『当たり前』のことかもしれませんが、毎日続けることは実は簡単なことではありません。だからこそ、その積み重ねに目を向けて、『いつも丁寧にやっているね』『毎日続けていてすごいね』と声を掛けることを意識していました」

Q.褒めるときは、どのような声掛けをしていましたか。

たけさん「大きく特別に褒めるというよりも、自然に気付いたことを言葉にするようにしていました。例えば『今日も丁寧に書けているね』『いつも忘れずにやっているね』といった声掛けです。『たまにできたとき』の方が価値が高いと感じてしまわないように、いつも同じようなトーンで声を掛けることを大切にしていました」

Q.褒めるときに気を付けるようになった結果、変わったことはありますか。

たけさん「普段から頑張っている子が、『ちゃんと見てもらえているんだ』と感じてくれているように思いました。また、私自身も『できていないこと』より『できていること』に目が向くようになり、子どもたちを見る視点が少し変わったと感じています。その結果、教室の雰囲気も少し柔らかくなり、子どもたちが安心して過ごせる空気につながっていたのではないかなと思います」

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

たけさん「SNSで漫画形式の投稿を始めたのはここ最近です。元々とは教育や子育てについて文章で発信していたのですが、漫画の方がより多くの方々に伝わりやすいのではないかと思い、描き始めました。主に教員時代に感じたことや、育児の中で気付いたことなどをテーマにした漫画を投稿しています」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。

たけさん「育児や教育の中で、保護者の方々が『これでいいのかな』と悩む場面はたくさんあると思います。そうした悩みに対して、少し肩の力を抜いていただけたり、新しい見方をしていただけたりするような発信を続けていきたいです。漫画という形を通して、育児や教育の考え方を多くの方に分かりやすく届けていけたら、と思っています」

Q.漫画「褒める時に気をつけてること」について、どのようなコメントが寄せられていますか。

たけさん「『確かにそうかもしれないと思った』『普段頑張っている子たちにもっと声を掛けたいと思った』など、共感のコメントをたくさんいただきました。また、『きょうだい関係でも同じことがあると感じた』という声もあり、家庭内でも思い当たる場面があるという方々が多かったように感じています」

オトナンサー編集部

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