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宮城県内121園で体制構築を目指す! きらりケア・プロジェクト「医療的ケア児受入クラウドファンディング」

  • 2026.3.25

記事ポイント

  • 宮城県内121園の企業主導型保育園で医療的ケア児の受け入れ体制構築を目指すプロジェクト
  • 2026年3月6日よりCAMPFIREにてクラウドファンディングを実施中
  • 受け入れノウハウのマニュアル化・無償配布と合同実地研修を計画

 

仮称「きらりケア」が、宮城県を「日本一やさしい保育の街」にするためのクラウドファンディングを実施しています。

県内に121園ある企業主導型保育園すべてで、医療的ケア児の受け入れを可能にする体制構築を目指すプロジェクトです。

 

きらりケア・プロジェクト「医療的ケア児受入クラウドファンディング」

 

きらりケア・プロジェクトのメインビジュアル

 

  • プロジェクト名:きらりケア・プロジェクト
  • クラウドファンディング期間:2026年3月6日(金)〜4月20日(月)
  • 目標金額:1,210,000円
  • プラットフォーム:CAMPFIRE
  • 代表:遠藤 由希
  • 所在地:宮城県仙台市若林区

 

仮称「きらりケア」は、医療的ケア児の保育園受け入れ体制を宮城県全体に広げるためのクラウドファンディングを、2026年3月6日よりCAMPFIREにて開始しています。

目標金額は121万円で、県内121園にちなみ「1園あたり1万円の支援で未来を変える」というメッセージが込められています。

 

医療的ケア児数の推移グラフ

 

新生児医療の進歩により、たんの吸引や経管栄養、在宅酸素などの医療的ケアを必要とする子どもたちは増加傾向にあります。

厚生労働省のデータによると、在宅の医療的ケア児は2005年から2021年で2倍以上に増加し、人工呼吸器を装着する子どもは約12倍に急増しました。

 

「1/121」の衝撃的な現実

 

宮城県内121園中わずか1園の受け入れ体制を示す比較図

 

3歳児以上であれば公立の認可保育園等で医療的ケア児を受け入れる体制が整いつつありますが、保護者が仕事復帰のタイミングとして直面する0〜2歳児では状況が大きく異なります。

プロジェクトの調査によると、県内121園の企業主導型保育園のうち、0〜2歳の医療的ケア児を受け入れている施設は「きらり保育園 仙台六丁の目」のわずか1園のみである可能性が高いことがわかっています。

0〜2歳の医療的ケア児を持つ保護者にとって、預け先の選択肢が事実上ゼロに近い状態となっているのが現実です。

 

在宅医療的ケア児の日常風景

 

一般的な保育園では、看護師不足や万が一の事態への不安から受け入れが進まず、多くの保護者が就労を断念せざるをえない状況が続いています。

きらり保育園では、小児特化型の「きらり小児訪問看護ステーション」を開設したことをきっかけに、園が独自に看護師を常駐雇用し、病院・行政・保護者との連携調整を構築してきました。

 

成功モデルの「標準化」と「シェア」

 

なぜ受け入れが進まないのかの解説

 

他の保育園からは「助けてあげたい気持ちはあるけれど、医療知識がないから怖い」「どうやって体制を整えればいいかわからない」という声が多く寄せられています。

保育園だけでなく、保護者や転職を検討する看護師も「わからない」「不安だ」と立ち止まっている現状があります。

この壁を越えるため、プロジェクトではすでに実績のあるきらり保育園の運用ノウハウを体系化し、地域全体で共有する仕組みを構築していきます。

 

きらり保育園 仙台六丁の目

 

具体的な取り組みの1つ目は、「きらりモデル」のマニュアル化・配布です。

安全管理や緊急時対応、保護者との連携方法など、現場で培ったノウハウを体系化した「医療的ケア児受入スタートアップガイド」を制作し、希望する園へ無償で配布・情報提供を行います。

 

看護師と保育士が見守る保育環境

 

2つ目の取り組みは、「怖さを自信に変える」合同実地研修です。

座学だけでなく、実際にきらり保育園の現場を見学・体験する研修を実施し、看護師や保育士の心理的ハードルを下げることを目指しています。

自信を持って受け入れられる人材を育成し、地域全体の保育環境の底上げにつなげる狙いがあります。

 

クラウドファンディング概要

 

保育園での医療的ケア児受け入れの理想像

 

クラウドファンディングでは、マニュアル制作費や研修費など初期のネットワーク構築費用を募っています。

実施期間は2026年3月6日から4月20日までで、目標金額は121万円です。

なお、本プロジェクトは残りの120園すべてに受け入れを強制するものではなく、まずは趣旨への理解を広め、地域全体の意識を変えるきっかけ作りから始める方針となっています。

 

共に日本一の街へ

 

代表の遠藤由希さんは「すでにある灯火を、隣の園へ、またその隣の園へと移していくことで、宮城が『日本一やさしい保育の街』に近づけると信じています」とコメントしています。

すでに実績のある保育園のノウハウを地域全体で共有することで、医療的ケア児の受け入れ環境を広げていく取り組みです。

保育園・保護者・看護師それぞれの「わからない」という壁を取り除き、すべての子どもが共に過ごせる保育環境の実現を目指しています。

きらりケア・プロジェクトの紹介でした。

 

よくある質問

 

Q. 医療的ケア児とはどのような子どものことですか

 

A. NICU(新生児集中治療室)等に長期入院した後、引き続き人工呼吸器や胃ろう、たんの吸引などの医療的ケアが日常的に必要な子どものことです。

 

Q. クラウドファンディングの目標金額121万円にはどのような意味がありますか

 

A. 宮城県内にある企業主導型保育園121園にちなんだ金額で、「1園あたり1万円の支援で未来を変える」というメッセージが込められています。集まった資金は、受け入れノウハウのマニュアル制作費や合同実地研修費など、初期のネットワーク構築に活用されます。

 

Q. クラウドファンディングの実施期間はいつまでですか

 

A. 2026年3月6日から4月20日まで、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」にて実施しています。

 

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