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【海宝直人】『ウィキッド 永遠の約束』フィエロ役の熱演で話題!「吹替版も、とても丁寧に愛を持って作られています」

  • 2026.3.25

ミュージカル映画『ウィキッド 永遠の約束』の日本語吹替版でフィエロ役を務める海宝直人さん。澄んだ歌声と確かな演技力で舞台を牽引してきた彼に、本作へのあふれる思いを語ってもらった。

完結編ではフィエロの苦悩と愛する喜びを体現

人気ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した大ヒット作『ウィキッド ふたりの魔女』の完結編『ウィキッド 永遠の約束』の日本語吹替版にフィエロ役で続投している海宝さん。

「『ウィキッド』は僕にとって3本の指に入るくらい大好きな作品。映画化されると聞いて、どうしても関わりたいと思ってオーディションを受けさせてもらいました。それぐらい思い入れがあったので、受かった時は本当にうれしかったです。前作のアフレコ時、想いの強さから頑張りすぎてしまった部分があって。監督のディレクションをいただきながら調整した結果、今回はアフレコが自分でも驚くぐらい早く終わりました」

悪い魔女となったエルファバと、善い魔女となったグリンダ。オズの国を舞台に、正反対の道を歩むふたりの魔女を描く本作。海宝さん演じるフィエロは護衛隊の隊長となり、エルファバの行方を追っている。グリンダとともにオズの国民からの尊敬を集めている一方で、エルファバへの想いを抱え続ける複雑な立ち位置となる。

「フィエロは、とても人間らしく、魅力的なキャラクターです。今回は序盤から悩んで選択していく姿が描かれていきますが、楽曲『二人は永遠に(As Long As You're Mine)』では、喜びを表現する。苦悩や崖っぷち感と同時に愛する人への想いもあふれ、大きな見せ場となっています」

普遍的なテーマを含んだエンターテインメント

フィエロの真摯な愛を、歌声と演技で体現する海宝さん。

「相手がどんな立場であろうと、自分の信じている正義や想いを誤魔化さずに向き合う。フィエロのそんな姿が胸に迫りました。エルファバと出会ったことで、自身の人生観が変えたフィエロの選択を、ぜひ見守ってほしいです」

今作の魅力も改めて聞いた。

「何が善で何が悪なのか、立つ位置や目線によってまったく見方が変わってくる。今の時代いろんな情報が氾濫している中で、本当は何が真実なんだろうと、一回立ち止まって考えさせてくれる普遍的な作品だと思います。そんなテーマを、素晴らしい美術や音楽をはじめ、最高のエンターテインメントとして伝えているところが大きな魅力です。日本語吹替版も、とても丁寧に愛を持って作られています。ぜひ字幕版もどちらも楽しんでいただけたらうれしいです」

Profile

海宝直人

かいほう・なおと 1988年7月4日生まれ、千葉県出身。7歳で舞台デビュー。以降、劇団四季「ノートルダムの鐘」「アラジン」、ミュージカル「アナスタシア」「レ・ミゼラブル」「イリュージョニスト」「ISSA in Paris」など舞台を中心に活躍中。


Information

『ウィキッド 永遠の約束』

© Universal Studios. All Rights Reserved.
配給:東宝東和

ブロードウェイの舞台を原作に、シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデが魔女を演じる『ウィキッド ふたりの魔女』の続編。正反対の道に進んだ友人同士の魔女が、すれ違う中、ある少女の出現によってオズの国に危機が訪れる。3月6日全国公開。

Photograph=Takumi Taniguchi〈Pygmy Company〉
Styling=Shingo Tsuno〈impiger〉 Hair & Make-up=Masako Miwa
Text=Miku Sugishima

※InRed2026年4月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

この記事を書いた人

杉嶋未来

舞台の制作を経てライターへ。女性誌、インタビュー誌、劇場用パンフレットやwebサイトで音楽、映画、舞台、ドラマなどエンタメ系のインタビューやレポートを執筆。著書に『ぜんぶ! 海外ドラマ』がある。

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