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「おばあちゃん、それはチクチク言葉だよ」毒舌な実母を黙らせた、園児の“ド正論”すぎる教育的指導

  • 2026.3.21

これは、知人のA子さんに聞いたお話です。実母の「口の悪さ」に頭を悩ませていたA子さん。注意しても聞き流す母を黙らせたのは、まさかの人物でした。今回は知人のA子さんに聞いた、家庭内で起こったスカッとエピソードをご紹介します。

画像: 「おばあちゃん、それはチクチク言葉だよ」毒舌な実母を黙らせた、園児の“ド正論”すぎる教育的指導

止まらない実母の毒舌にモヤモヤ

A子さんは現在、実母と同居しています。家事の分担に息子の面倒を見てもらうなど、いろいろと助けてもらってはいるものの、ひとつだけどうしても耐えられない悩みがありました。それは、母の「口の悪さ」です。テレビを眺めては「この女優、昔の面影がないわね」や「この人なんでテレビに出ているの? 不快だわ」など、芸能人の容姿や才能をボロクソに叩くのが日課になっていたのです。

「お母さん、そんな言い方しなくてもいいじゃない」とA子さんが注意しても、母は「本当のことじゃない。思ったことを言って何が悪いの?」と開き直る始末。

A子さんが子どものころから続いている「母の毒舌」は、もはや日常の風景と化していましたが、一緒に暮らす5歳の息子の教育に悪い影響が出ないかと、内心ヒヤヒヤしながら過ごしていました。

幼い息子が放った「教育的指導」

そんなある日のこと、ついにその時がやってきました。リビングでくつろいでいた際、母がいつものように毒を吐き始めたのです。ターゲットになったのは、息子が大好きな子ども向け動画のお姉さんでした。「他の動画のお姉さんの方がいいわね。もっとマシな人はいなかったのかしら」──。

その瞬間、静かに遊んでいた息子がピタッと手を止め、母をじっと見つめました。そして、真っ直ぐな瞳でこう言ったのです。「おばあちゃん、それは『チクチク言葉』だよ」。突然の指摘に、母は一瞬呆然とした表情を浮かべました。

「僕は謝れるよ」追い打ちのド正論

息子は続けます。「幼稚園で習ったよ。お友達が悲しくなる言葉はチクチク言葉。使っちゃダメなんだよ」。園で「ふわふわ言葉(嬉しい言葉)」と「チクチク言葉(悲しい言葉)」について学んでいる息子にとって、おばあちゃんの言葉は明らかなルール違反でした。

純粋無垢な孫から、これ以上ないほどの「正論」を突きつけられ、さすがの毒舌母も言葉に詰まっています。さらに息子は、まるで小さい子どもをあやすような優しいトーンで追い打ちをかけました。「僕は悪いことをしたら謝れるよ。おばあちゃんも、明日からできるかな?」。これには、傍らで見ていたA子さんも思わず吹き出しそうになってしまいました。

最強の教育係が誕生した日

孫からの「道徳の授業」と、まさかの「謝罪の促し」に、毒舌母はついに降参しました。あれほど開き直っていた母が、顔を真っ赤にして「……ごめんね、明日から気をつけるわ」と小さな声で呟いたのです。自分では「正直な感想」のつもりでも、純粋な子どもの目には「誰かを傷つける言葉」として映っていた事実に、母もハッとさせられたようでした。

それ以来、母がいつもの癖で毒を吐きそうになると、息子がすかさず「あ、今のはチクチク言葉? 」と首を傾げるようになりました。今では、A子さんが注意するよりも何百倍も効果がある「最強の教育係」が誕生し、家庭内の空気もすっかり穏やかになったそうです。子どもの純粋な力には、どんな毒舌も敵わないのだなと実感したA子さんなのでした。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:日向みなみ
出産を機に、子どもとの時間を最優先できる働き方を模索し、未経験からWebライターの世界へ。ライター歴10年の現在は、オンライン秘書としても活動の幅を広げている。自身の経験を元に、子育てや仕事に奮闘する中で生まれる日々の「あるある」や「モヤモヤ」をテーマに、読者のみなさんと一緒に笑って乗り越えるよう、前向きな気持ちになれるコラムを執筆中。

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