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フェラガモが注目した静謐なマリンスタイル。2026年秋冬コレクションをレポート。

  • 2026.3.12

2026年2月28日(現地時間)に発表された、フェラガモの2026年秋冬コレクションは、マクシミリアン・デイヴィスのルーツであるカリブ海、そして海を行き交う船乗りたちの装いが着想源となった。

ブランド創業期と重なる1920年代を継続して探求しながら、当時のスピークイージー(1920年代、アメリカ禁酒法時代に存在した隠れ酒場)に集った多様な人物像を重ね合わせ、階級やアイデンティティの境界を越えるスタイルを描いていく。

コレクションの核には、創業者サルヴァトーレ・フェラガモとデイヴィス自身の家族史にも通じる「海を越える移動」の物語がある。船員服のフォルムは解体的に再構築され、ボタンや留め具をずらしたジャケット、シフォンを重ねたノーティカルニットとして再解釈。

さらに、シアリング付きレザーのワークウェア風パーカやコクーンシルエットのアウターなど実用的な要素に箔加工のベルベットラメやフローラルジャカードのスリップドレスといったイブニングウェアを重ね、昼と夜、労働と享楽が交差するワードローブを提案する。

大人が着られるバランスに落とし込まれたセーラーカラーのバリエーションも気になった。どこかノスタルジックでありながら、構造のずらしや素材使いでモダンに見せるコレクションとなった。

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