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あれっ、おいしいかも? コーヒー苦手男の奮闘記録に“大きな転機”が!【書評】

  • 2026.3.3

【漫画】本編を読む

新進気鋭のクリエイター・おけべち氏(@okbechi)によるオリジナル連載『苦手なコーヒーをわかりたい』は、苦手なコーヒーをあえて趣味に掲げた奮闘の記録。それまでは「コーヒーの味がする」「せいぜい“苦いかすっぱいか”が分かる」程度の感想しか持てなかった著者だが、その感覚が変わるきっかけが描かれている。

それは「コーヒーをわかりたい!!」と思い始めてから半年ほど経った頃のこと。コーヒー通の友人たちと専門店へ訪れた著者は、「好みが分かれる」という店員さんの言葉に惹かれ、ケニアの浅煎りアイスコーヒー(ハンドドリップ)を注文した。

口に広がるのは、コーヒー豆の茶色い印象からはかけ離れた味と香り。複雑な味からはフルーツのような酸味も感じられる。ふと「いつもよりおいしい気がする…」という言葉が脳裏をよぎるが、まだ油断はできない。著者いわく、最初の一口は「知的好奇心によるボーナスタイム」。はじめは新鮮さからおいしく感じても、飲み進めるうちに苦手な部分に意識が向き、気付けば我慢している自分がいるのだという。

しかし今回は、我慢している自分に気付くことなく、いつの間にかコップの中のコーヒーは残り半分に。最後には名残惜しさすら感じたそうで、著者にとって初めて“単体で最後までおいしく飲めた”コーヒーとなった。

苦手なコーヒーを「おいしい」と思えたことは大きな一歩。ここから彼のコーヒー探求は、どのように広がっていくのだろうか。

文=ハララ書房

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