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保護者「当たり前にしてた…」転倒で内臓損傷も、保育園での日常光景に反響「やめてほしい」「大丈夫かな」

  • 2026.3.29
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

新年度を控え、保育園や幼稚園の入園準備に追われているご家庭も多いのではないでしょうか。通園・通学グッズのひとつとして欠かせない「水筒」ですが、その持たせ方について今、SNSで注目が集まっています。

話題となっているのは、定番の「水筒の斜めがけ」。消費者庁も、子どもが水筒を肩や首からかけた状態で転倒した際、お腹に強い衝撃が加わり、思わぬけがにつながる可能性があるとして注意を呼びかけています。

ある保護者の投稿をきっかけに、「当たり前にしていたけど大丈夫?」「園ではどうしているの?」といった声が広がり、改めて関心が高まっているようです。

水筒がお腹に当たり大けがになる可能性も…消費者庁の注意喚起

きっかけとなったのは、幼稚園に通う子どもを持つ保護者の投稿です。消費者庁の注意喚起で、肩掛け水筒による事故例を知ったことをきっかけに、「水筒をリュックの中に入れさせてほしい」と園に個別対応を相談したといいます。

しかし園側からは、「事故例や注意喚起は把握したうえで、水筒は後ろ側にして持つよう指導しており、個別対応は難しい」との回答があったそうです。

消費者庁によると、水筒を肩や首からかけた状態で転倒すると、水筒がお腹に当たり、内臓を損傷する事故が報告されています。特に子どもは走り回る機会が多く転倒しやすいことに加え、とっさに手をつく動作がしにくい場合もあります。また、体の構造上、腹部の臓器の割合が大きいため、外からの衝撃によって内臓にダメージを受けやすいとされています。

そのため消費者庁は、「水筒はなるべくリュックサックなどに入れる」「首や肩にかけているときは走らないようにする」といった対策を呼びかけています。

こうした注意喚起を受けて園に相談した投稿者さんですが、その対応には少し戸惑いを感じた様子でした。

「便利だけど怖い?」斜めがけ水筒に不安の声も

SNSではこの投稿者さんと同じように、不安を感じる保護者の声が多く見られました。

  • 転んだときに危ないって聞いてから気になるようになった。
  • 子どもは「走るな!」と言っても走るから…水筒が危険な可能性は分かる。
  • うちの子も普通に斜めがけしてるけど大丈夫かな。

一方で、「園から斜めがけを指定されている」という声も少なくありません。

  • うちの保育園は斜めがけ指定です。
  • 必ず後ろ側にして持つよう指導はしているみたい。
  • 子どもが通う幼稚園も斜めがけしてるけど、本音ではやめてほしい。

現場では安全面だけでなく、子どもの動きやすさや管理のしやすさも考慮されているケースがあるようです。便利さと安全性、そのバランスに悩む保護者も多いのかもしれません。

「実は園では外している?」現場の工夫に共感の声

また、保育の現場を知る声からは、「実際には常に斜めがけしているわけではない」という指摘も見られました。

  • 散歩や外歩きのときだけ斜めがけさせてるみたい。手をつないで歩くから走り回ることはなさそう。
  • みんなで歩くときは紐を握らせているから派手に転ぶ心配はないかも。

また、水筒をまとめたり、置き場所を決めたりするケースもあります。

  • 散歩で公園に行く際は、全員の水筒を1か所にまとめて保育士が管理しています。
  • うちの園では、水筒を自分のロッカーに入れさせています。園内で斜めがけをして走り回ることはないです。

こうした声からは、保育士が状況に応じて水筒の扱いを工夫している様子がうかがえます。消費者庁も「走ったり、遊具で遊んだりする際は水筒を置く」といった対策を呼びかけています。

「持ち方」も「使い方」も大切なポイント

水筒の斜めがけをめぐる今回の話題は、身近な育児の中にある“気づきにくいリスク”を改めて考えるきっかけとなりました。確かに、転倒時の衝撃によって内臓を損傷するケースがあるなど、注意が必要な側面はあります。

一方で、保育園では子どもの動きや活動内容に応じて、水筒の扱いを工夫しているケースも多いようです。大切なのは、「斜めがけはダメ」と一律に考えることではなく、どんな場面で、どのように使うかを意識することなのかもしれません。

毎日の送り迎えや準備の中で「今の使い方は大丈夫かな?」と少し立ち止まって考えてみる。そうした小さな意識の積み重ねが、子どもの安全につながっていきそうです。

参考:
Vol.635 水筒を持ち歩くときの転倒事故に注意!(消費者庁)