1. トップ
  2. 春の引っ越しシーズン狙い撃ち…自治体名で届いた“思わぬメール”に「請求額や期限まで」「本物だと思ってしまう」

春の引っ越しシーズン狙い撃ち…自治体名で届いた“思わぬメール”に「請求額や期限まで」「本物だと思ってしまう」

  • 2026.3.30
undefined
出典元:photoAC(画像はイメージです)

公共料金に関する連絡は、暮らしに直結する話だけに、つい内容を確かめたくなってしまいますよね。特に引っ越しや新生活の時期は、電気・ガス・水道といったライフラインの手続きや請求に関する案内が増えるため、普段以上に見落としや勘違いも起こりやすくなります。

そんな中、東京都水道局が、同局を装った不審メールについて注意を呼びかけています。X(旧Twitter)でも話題になっており、未払い料金を名目に支払いを急かす手口への警戒が広がっています。

東京都水道局の注意喚起が話題に

東京都水道・下水道の公式Xでは、東京都水道局を装い、未払い料金があるように見せて支払いへ誘導する不審メールが報告されているとして、注意喚起が行われています。投稿では、春から東京で新生活を始める方にも特に気をつけてほしいと呼びかけています。

この時期、各自治体や行政機関を名乗るメールは、本物の案内に見えてしまうこともあります。だからこそ、差出人名だけで信用せず、少しでも違和感があれば立ち止まり、メールを開封せず削除するようにしましょう。

確認されている不審メールの特徴

東京都水道局によると、報告されている不審メールには、未払い料金があると案内し、支払いを急がせる文面が使われています。メール内のリンクから別サイトへ誘導し、個人情報の入力や決済手続きにつなげようとするケースがあるとしています。

また、公式Xで紹介された例では、請求金額や利用月、支払期限などが具体的に記載されており、一見すると正式な請求案内のように見えるつくりになっています。スマートフォン決済サービスへ誘導するような内容が含まれている点も、不安をあおられやすいポイントといえそうです。

東京都水道局は、「東京都水道局アプリ」利用者に未払料金の支払いを案内するメールを送ることはある一方で、リンク先で個人情報の入力を求めることはないと説明しています。なお、アプリを利用していない方に対しては、このような料金支払いメールを送ることはないとしています。

東京都水道局が呼びかけている対応

こうした状況を受けて、東京都水道局は、心当たりのないメールは削除し、万一開いてしまった場合もリンク先を開かないよう呼びかけています。もし誤って個人情報を入力してしまった場合は、警察へ相談するよう案内しています。

未払い、期限間近、至急対応といった言葉が並ぶと、慌てて手続きを進めたくなる方もいるかもしれません。ただ、急かされる内容ほど、その場で判断せず、公式アプリや公式サイトから正規の案内を確認する姿勢が大切になりそうです。

広がる不安と見分け方を求める声

X上では、この注意喚起に対して「自治体名で届くと本物だと思ってしまいそう」「請求額や期限まで書かれていると焦る」といった不安の声が見られます。

また、「文面に少し違和感があっても、急いでいると見落としてしまいそう」「新生活の時期は特に狙われやすそう」と受け止める声も広がっています。

一方で、「正規の案内との違いをもっと分かりやすく知りたい」「注意喚起のメール自体も差出人をよく確認したい」といった、見分け方の周知を求める声も見られます。

慌てず確認したい身近な連絡

水道料金の案内は生活に密着しているからこそ、偽メールでも信じてしまいやすいものです。特に新しい土地で暮らし始めたばかりの時期は、手続きの多さから判断が鈍ってしまうこともあります。

少しでも不自然に感じるメールが届いたときは、その場でリンクを開かず、公式に案内されている方法で確認することが安心につながります。身近な連絡だからこそ、落ち着いて見極めたいですね。


参考:
東京都水道・下水道(@tocho_suido)公式Xアカウント 2026年3月18日投稿
水道料金に関する不審メールについて(東京都水道局)
不審なメールにご注意下さい!(東京都水道局)