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息子の好き嫌いを相談したら、夫「もっと可愛くしたら」→ 後日、任せると「こんなに」と『猛反省』

  • 2026.2.25

1歳の息子を育てる私の友人・里佳さん(仮名)は、息子がごはんをなかなか食べてくれないことに困っているそうです。ところが、それを聞いた夫は「可愛くしたら?」とあっさりしたアドバイス……日々の苦労を分かってもらえないと感じてモヤモヤした里佳さんですが、ある出来事をきっかけに、夫婦ともに大切な気づきがありました。

食べてくれない毎日

私には1歳の息子がいます。料理は正直あまり得意ではありませんが、大人の食事とは別に、息子用の薄味で食べやすいごはんをなんとか用意する毎日です。

小さく刻んで、やわらかく煮て、彩りも考えて。それでも息子は好き嫌いが多く、せっかく作ってもほとんど食べてくれない日もあります。スプーンを近づけると顔をそむけられ、べーっと出されることも。お皿に残ったごはんを見るたびに、「今日もだめだったな……」と落ち込んでいました。

良かれと思ってのひとこと

ある日、つい夫に「またほとんど食べなくてさ……」と愚痴をこぼしました。するとそれを聞いた夫は、「う〜ん。彩りが足りないとか?」「もっと可愛くしたら?」とアドバイスしてきたのです。

(それ、もう何回も試した上で言ってるんだけど……)と、心の中でため息が出ます。夫はきっと良かれと思って言っているのですが、毎日試行錯誤している私は、簡単そうに言われるのが少しつらく感じてしまいました。

いざ任せてみると……

そんなある日、私は体調を崩して寝込んでしまいました。「今日は俺がやるよ!」と、夫が息子の食事を準備することに。普段あまり任せていなかったこともあり、不安になった私はフラフラしながらキッチンへ向かいました。

「それ入れすぎ! 薄味でお願いね!」「それは大きすぎる!」ぎこちなく作業する夫の横で、つい口を出してしまいます。すると夫は「いいから、もう寝てなよ! ちゃんと調べながらやってるから!」と少しイライラした様子。

なんとか食事が出来上がったときには、夫はぐったりしていて「子どもの食事って、こんなにいろいろ考えないといけないんだ……」とぽつり。その言葉を聞いたとき、私の中のモヤモヤが和らぐのを感じました。

それから、夫婦の学び

私は今まで、夫に分かってほしい気持ちばかりが先に立っていました。でも、ちゃんと任せる機会を作らなかったのは私かもしれないと、このときやっと気づいたのです。

それ以来、完璧でなくてもたまに夫に任せてみるようにしています。味が少し違っても、「まあいっか」と思える日が増えました。夫も少しずつ慣れてきています。

「分かってもらえない」と不満を感じていたけれど、実際にやってもらうことで初めて伝わることもあります。夫婦で支え合い、ときには『任せること』が大切。そんなことに改めて気づいた出来事でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:辻 ゆき乃
調剤薬局の管理栄養士として5年間勤務。その経験で出会ったお客や身の回りの女性から得たリアルなエピソードの執筆を得意とする。特に女性のライフステージの変化、接客業に従事する人たちの思いを綴るコラムを中心に活動中。

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