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「駅近7万・洋室6帖」の好条件→いざ入居すると…部屋の隅に広がる“30センチの謎の隙間”…女性を襲った大誤算

  • 2026.3.8
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。不動産ライターのT.Sです。進学や転勤で引越しをする際、間取り図を見ながら新生活への思いを巡らせる方は多いのではないでしょうか。

しかし「洋室6帖」といった数字だけを信じ、図面に描かれた部屋の形状をよく見ずに物件を決めると、入居時に思わぬトラブルに直面するリスクも潜んでいます。

今回は、好条件の賃貸マンションを内見せずに契約した女性が、引越し当日に家具の配置で頭を抱えることになったエピソードを紹介します。

「6帖」を信じて内見せずに契約、引越し当日の大誤算

転勤で急遽上京することになった20代女性のDさんは、予算や条件に合う住まいをネットで探していました。そして「駅近で家賃7万円の洋室6帖」という、好条件の1Kデザイナーズ物件を見つけます。

図面(不動産会社が用意する募集用の資料)には洋室約6帖とあり、Dさんは一般的な長方形の部屋をイメージしました。人気の物件だったため内見なしで申込から契約まで進め、ベッドやテレビボードなども新調してしまいます。

しかし引越し当日、ドアを開けたDさんを待っていたのは、一見おしゃれなものの非常に使い勝手の悪い変形間取りでした。部屋の角には巨大な構造柱が出っ張っており、さらに窓際の一面の壁が斜めになっていたのです。

クローゼットが開かない?家具配置を崩す謎の隙間

新調したベッドを部屋の隅に置こうとすると、柱が邪魔で壁との間に30センチの謎の隙間ができてしまいます。隙間を避けてベッドを前にずらすと、今度は備え付けのクローゼットの扉が半分しか開かなくなりました。

さらに斜めの壁のせいで、四角いテレビボードを置くと無駄な空間ができ、部屋の動線が完全に塞がれてしまったのです。

「こんな大きな柱があるなんて知らなかった」と管理会社へ電話するも、担当者からは図面を確認するよう冷静に促されます。見返すと「黒い四角のマーク」など、柱や斜めの壁がしっかりと描かれていました。

Dさんは「6帖」という数字だけに目を奪われ、間取りの形状を正しく読み取れていなかったのです。結局Dさんはローテーブルを諦めて実家に送り、使い勝手の悪い窮屈な生活を送ることになったといいます。

図面の数字に隠されたカラクリ。採寸や内見の徹底を

実は図面上の6帖という数字には、計測方法によって部屋の入り口の通路部分や巨大な柱の面積が含まれることがあります。そのため柱の出っ張りや斜めの壁がある物件は、実際に家具を置ける有効な四角いスペースが、図面の印象より狭く感じられる場合があるのです。

極端なケースでは実質4.5帖程度しか使えないこともあり、注意が必要といえます。特にデザイナーズ物件や角部屋は建物の構造上、どうしても柱が出っ張ったり壁が斜めになりがちです。

遠方で内見できない場合は不動産会社に依頼して、柱と柱の間の長さやドアの開閉時のゆとりを確認してもらうことをおすすめします。オンライン内見でメジャーを当ててもらうなど工夫すれば、こうした失敗を事前に防げるでしょう。


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