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「家賃5.8万で駅徒歩5分」に歓喜した25歳女性→初月のガス代請求書を見て"血の気が引いた"ワケ

  • 2026.3.8
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。不動産ライターのT.Sです。進学や転職などで引越しをする際、少しでも家賃が安い物件を探そうとする方は多いのではないでしょうか。

しかし目先の家賃の安さだけで決めてしまうと、思わぬ落とし穴にはまることがあります。今回は相場より安い好条件の賃貸物件に飛びついた女性が、入居後に高額な請求に青ざめることになったエピソードを紹介します。

相場より約2万円安い好条件物件への即決

都内近郊で一人暮らしをする25歳のAさんは、転職を機に引越しを決意しました。予算7万円で探していたところ、駅徒歩5分で築8年の1Kという物件を見つけます。家賃は5万8,000円と、周辺相場の7万5,000円前後と比べて破格の安さでした。

さらにオートロックや浴室乾燥機まで付いており、Aさんは「こんな好条件で安いなんて」とすぐに申し込みを済ませます。契約時の重要事項説明で「プロパンガス」である旨の読み上げはありましたが、Aさんは生活費への影響を理解できていませんでした。

しかしこの認識不足が、その後の生活に大きな打撃を与える結果になります。

届いた請求書は2万3,000円!プロパンガスの罠に愕然

入居した最初の月は冷え込みの厳しい冬場でした。届いた初めてのガス代の請求書を見てAさんは目を疑います。「え?桁間違ってない?」と思うほど、請求額は2万3,000円に達していたのです。

たしかに冬場はガス代が高くなるとはいえ「前の物件では月6,000円程度だったのに」と、あまりの差額に愕然としました。たまらずガス会社に問い合わせると、都市ガスの2倍から3倍近くに設定された割高な料金プランだと判明します。

設備貸与の知られざる仕組み。トータルコストでの比較を

プロパンガス物件の中には、貸主とガス会社の間で設備貸与契約が結ばれているケースが多く存在します。給湯器などの設置費用をガス会社が負担する代わりに、入居者へ高い単価で請求する仕組みです。

一方でオーナーの初期費用が浮く分、無料Wi-Fiや独立洗面台などの人気設備が充実しやすく、家賃が割安になりやすいメリットもあります。また、発熱量が高いため火力の強い自炊に向いている点や、災害時の復旧が早い点もプロパンガスならではの魅力といえるでしょう。

賃貸の集合住宅では建物全体で契約が結ばれているため、入居者の判断でガス会社を変更することはできません。Aさんは家賃の安さを完全に帳消しにするほどの光熱費の負担に、深く後悔することになりました。

物件探しの際は家賃だけでなく、光熱費を含めたトータルコストで比較する習慣をつけることをおすすめします。内見時などにガスの種類を意識すれば、こうした事態は事前の確認で回避できるでしょう。


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