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ウワサの“QUANTUM”を徹底試打! 三層フェースのドライバーは衝撃! 「次世代のスピードを感じた」

  • 2026.2.19

何度も革命的なドライバーを生み出してきたキャロウェイから再び衝撃作が登場。業界初の異素材・三層フェースを鹿又が検証! ドライバー、FW、UT、アイアンもすべてコースで試打した。

キャロウェイ「QUANTUM」「ソニーオープン」で使用率No.1

チタンを約14%薄くしたことでボールスピードアップを実現

チタン、ポリメッシュ、カーボンという三層設計にしたことで、チタンフェースの薄肉化に成功。初速アップにつながった

PGAツアー「ソニーオープン2026」では
ドライバー使用率1位を獲得。
米国下部ツアーでは石川遼も初戦から投入。

はじめて『クアンタム』を打ったときは衝撃でした。私は「素材に変化がないかぎり、ドライバーで大きな進歩はない」といってきましたが、三層フェースは素材変化以上の進化がある。もともとキャロウェイの歴代のドライバーは、ボールスピードが速かったのですが『クアンタム』はフェースにパワーを溜めこんでから強く跳ね返す、これまでのドライバーにはなかった打感とスピード感です。

ボールスピードが上がっているのに、やさしくなっていることも驚きです。スピン量を犠牲にせず、適正スピンのままスピードアップを実現。慣性モーメントを極端に大きくしてはいないので振りやすい。革新的なのにやさしいのは、90年代のビッグバーサを彷彿させます。

「TRI-FORCE構造+AIフェースの効果で上下左右でのミスヒットに強く、ボールスピードがほとんど変わりません」


5つの『クアンタム』から自分に合ったモデルを選ぶには、もっとも汎用性の高い『MAX』から打ってください。『MAX』を打って「球の高さがほしい」「スライスする」と感じたら『MAX D』を。『MAX』『MAX D』がハードに感じたら軽量設計の『MAX FAST』と相性がいいはず。『MAX FAST』はシニア向けではなく、ヘッドスピード40m/秒前後でも飛ばせるドライバーです。

『MAX』で打球が高く上がりすぎる、つかまりすぎたら『トリプルダイヤモンド MAX』を試してください。それでもスピン量が多かったり、操作性が物足りない人なら『トリプルダイヤモンド』ですね。

QUANTUMMAX

オーソドックスな丸型の万人向け

キャロウェイらしいオーソドックスな丸型形状で、振り感、弾道、つかまりが万人向けのスタンダードモデル


SPEC●ヘッド体積/460㏄●ロフト角/9、10.5、12度●ライ角/58度●シャフト/ATHLEMAX 50など●価格/11万円〜

QUANTUMMAX D

歴代のMAX Dより乗り感がある

ドローバイアスのMAX Dはインパクト時のボールの乗り感がよくなり、コントロール性能が上がった


SPEC●ヘッド体積/460cc●ロフト角/9、10.5、12度●ライ角/59度●シャフト/ATHLEMAX 50など●価格/11万円〜

QUANTUM MAX FAST

飛距離のポテンシャルはNo.1

クラブ重量が280グラム台と軽量設計のMAX FASTは、5モデルのなかでもっとも飛距離のポテンシャルが高い


SPEC●ヘッド体積/460 cc●ロフト角/9.5、10.5、12度●ライ角/59度●シャフト/SPDSTAR 40など●価格/11万8800円〜

QUANTUMトリプルダイヤモンド

ロースピンで操作性重視

従来の◆◆◆(トリプルダイヤモンド)の流れを継承したツアーモデル。ロースピンかつ、操作性を重視


SPEC●ヘッド体積/450 cc●ロフト角/8、9、10.5度●ライ角/57度●シャフト/TENSEI GRAY 60 for Callawayなど●価格/11万8800円〜

QUANTUMトリプルダイヤモンド MAX

中間ではなく「MAX」に近い

トリプルダイヤモンドMAXは、トリプルダイヤモンドとMAXの中間ではなく、かなり「MAX」寄りになっている


SPEC●ヘッド体積/460 cc●ロフト角/9、10.5度●ライ角/57度●シャフト/TENSEI GRAY 60 for Callawayなど●価格/11万8800円〜

「トリプルダイヤモンド MAXはかなり完成度が高い。女子プロの使用率が上がりそうなモデルです」

ドライバーは三層フェースのスピードが衝撃的でしたが、FW・UT・アイアンは完成度の高さが際立っています。まず、FWとUTは打ち出し角が高い。スピンが入って高く上がるというより、インパクト直後からフワッと上がる。これはタングステンをソール内部で浮かせた「スピードウェーブ2.0」の効果だと思います。とくに3、5番ウッドの球の上がりやすさはトップクラスです。

そして、アイアンは直進性がすごかった。往年の『X14』を彷彿させるグースネックでつかまりがよく、打球も曲がらない。ヒール、トゥ側で打ったときもフェースをスクエアにキープしたまま振り切れます。打点にバラつきがあるタイプでも、グリーンを外さないショットが打てるでしょう。
FW・UTは弾道の高さをしっかり出せて、アイアンは曲がり幅を抑えられる『クアンタム』は、スコアメイクに理想的な特性をもっています。

キャロウェイはFW・UT・アイアンのボールスピードも速いからやさしいクラブに仕上げられる

キャロウェイはドライバーだけではなく、FW・UT・アイアンのフェースもボールスピードが速い。スピードは十分あるので、ヘッドの設計としてはやさしさを追求できる。そのやさしさをFW・UTのスピードウェーブ2.0構造や、アイアンの360度アンダーカットキャビティによって実現していますね。

QUANTUMMAX IRON

360度アンダーカット構造を採用!

従来のフェースカップ構造よりもフェースがたわむ範囲が大きく広がる360度アンダーカップ構造を搭載


SPEC●ロフト角/29度(#7)●長さ/37.5インチ(#7)●シャフト/ATHLEMAX 60など●価格/14万8500円(5本セット・#6~PW)、2万9700円(単品・#5、AW、GW、SW)

QUANTUMMAX FAST IRON

大型化かつさらにグースに

クアンタム アイアンをひと回り大型化して、グースをつけている。軽量による振りやすさも魅力


SPEC●ロフト角/28度(#7)●長さ/37.5インチ(#7)●シャフト/SPDSTAR 50など●価格/14万8500円(5本セット・#7-PW、AW)、2万9700円(単品・#5、#6、GW、SW)

QUANTUMMAX UT

FWと同じ内部構造顔はアイアンに近い

エリート FWで採用した「スピードウェーブ構造」を進化させてUTに初採用。アイアン感覚で構えられる


SPEC●番手/3、4、5、6、7H●ロフト角/21度(4H)●長さ/40.125インチ(4H)●シャフト/ATHLEMAX 60など●価格/5万7200円

QUANTUMMAX FAST UT

楽に振り切れて打球が高く上がる

ヘッドサイズも大きくなり、打球も高く上がりやすいMAX FAST UT。楽に振り切れて直進性と飛距離を両立


SPEC●番手/3、4、5、6、7、8H●ロフト角/22度(4H)●長さ/39.875インチ(4H)●シャフト/SPDSTAR 50など●価格/5万7200円

QUANTUMMAX FW

エリートより広範囲でスピード増!

エリートのFWでも採用したスピードウェーブ2.0をさらにフェース側に移動したことで下側ヒットに強くなった


SPEC●番手/3、3HL、5、7、Heaven、9、11W●ロフト角/15度(3W)●長さ/43インチ(3W)●シャフト/ATHLEMAX 50など●価格/6万7100円

QUANTUMMAX D FW

ハイドローが打てる大型ヘッド

ドローバイアス設計かつ、シリーズ最大のヘッドサイズ。打球も高く上がりやすくて高弾道のドローが打てる


SPEC●番手/3、3HL、5、7W●ロフト角/15度(3W)●長さ/43インチ(3W)●シャフト/ATHLEMAX 50など●価格/6万7100円

QUANTUMMAX FAST FW

純正シャフトは50グラム以下

MAX FASTは純正シャフトが50グラム以下の軽量設計。ヘッドスピード40m/秒未満でも打ちこなせる


SPEC●番手/3、5、7、9W●ロフト角/16度(3W)●長さ/43.5インチ(3W)●シャフト/SPDSTAR 40など●価格/6万7100円

QUANTUMトリプルダイヤモンド FW

洋梨形状で目標を狙って打てる

キャロウェイらしいスピード感はありつつ、ターゲットを積極的に狙えるシャープさがある洋梨型のヘッド


SPEC●番手/3、5、7W●ロフト角/15度(3W)●長さ/43インチ(3W)●シャフト/TENSEI GRAY 60 for Callawayなど●価格/6万9300円


試打・解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。


構成=野中真一 撮影=田中宏幸 協力=日神グループ 平川CC

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