1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「130万円が…疑っていたのに詐欺に遭った」マッチングで出会った美形詐欺師のやり口とは【体験談】

「130万円が…疑っていたのに詐欺に遭った」マッチングで出会った美形詐欺師のやり口とは【体験談】

  • 2026.2.16

2年ほど前、私はマッチングサービスを3カ月ほど使っていた時期があります。実際にお会いしたのは5人で、そのうち1人とはお付き合いすることになり、2人とは今でも良い友人関係が続いています。しかし、その中の1人は生粋の詐欺師で、あっという間に大金をだまし取られてしまった——そんな苦い体験談です。

怪しいと思い一度は関係を断っていた

その人はモデルのような美形で身長も高く、「自分はマッチングサービスをやらなくてもモテるんだ。でも映像の仕事の情報収集としてマッチングサービスをやっている」と言っていました。会った初日から「自分は投資で成功して今とてもうまくやっている。その手法を教えてあげるから自分でもできるようになるよ」と勧められました。

うさん臭さを感じつつも「教えてあげるから自分でもできるように」という言葉には惹かれました。私はもともと知識欲が旺盛で、自分にない知識をインプットし、できることが増えていくことにワクワクするタイプでした。今思えば、相手もそんな私の性質を見抜いていたのだと思います。

そこからやりとりをするようになりましたが、投資を教えるからまずは自分にお金を渡すように……という話ばかりで、さすがに疑い始めました。しかも一度に300万円や400万円などとんでもない金額で、明らかにおかしいと感じて関係を断ちました。

公的証明書記載の名前も住所とも一致していた

その後、私はマッチングサービスで別の人と付き合い仲良くやっていました。そんなあるとき、例の相手から突然連絡があったのです。「新しいWebサイトの仕事でライターを探しているが興味はないか」という話でした。新規案件には興味があり、話だけなら……と、また連絡を再開したのが運の尽きでした。

最初は仕事の話のはずが、気が付けばやはり「投資を教えるから自分でやれるように」の話になっていました。まずは「50万円+80万円」がミニマムスタート、つまり130万円ならどうかと言われ、一生ものの運用知識を身につけられるなら思い切って試してもいいかも……と心が揺らぎ始めました。

会って説明を聞き、相手の名前も住所も、運転免許証と健康保険証と一致していることを確認しました。また、「50万円/80万円を受領しました」のメッセージも証拠として送ってもらいました。「これだけの証拠があれば、詐欺だとしても取り返せる」と当時は信じて疑わなかったのです。

詐欺だったが警察も弁護士も動いてくれない

130万円は4カ月運用し、年末にすべて返金との話を信じていましたが、さらに金銭要求がエスカレートしたので怖くなってまた連絡を断ちました。そして案の定、約束の年末には連絡がつかず、警察に駆け込みました。これだけ証拠があれば当然、詐欺を立証できると思っていたのです。

ところが警察はつれなく、「『渡したお金を投資運用していない』という証拠がなく詐欺の立証はできない」とのことでした。お金の話はすべて通話か対面だった理由もそのときわかりました。これではいくら名前や住所、電話番号があっても、捜査対象にならないのだそうです。

「弁護士にでも相談すれば」と言われ、泣く泣く6件の弁護士事務所にあたりましたが、相談に進めたのは2件のみ。そしていずれも「130万円だと弁護士費用のほうが高くつく」とのことで引き受けてもらえませんでした。130万円という、私にとってギリギリだった額は、弁護士費用と比較すれば少額であることもそのとき初めて知りました。

その後、裁判に詳しい友人が相手の名前から裁判記録を探してくれ、3000万円以上のお金をだまし取られた女性から1年半前に訴えられていたとわかりました。やはり相手は生粋の詐欺師で、訴訟にも慣れていたため、具体的なやりとりは文字で残さないこと、証拠がなければ実名や住所や電話番号があっても捜査対象にならないこと、130万円なら訴訟は起こせないことも計算ずくだったと理解できました。

まとめ

詐欺に遭ったのは自分の落ち度ですが、警察や弁護士は業務内で合理的に動くのだと痛感したことが一番ショックだったかもしれません。自分の身は自分で守るしかないことを学ぶには高すぎる勉強代でした。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:ナカムラ アキノ/40代女性。40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。

イラスト/マメ美

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

元記事で読む
の記事をもっとみる