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デビュー26年、後藤真希さんが語る【見た目よりも大事な】アイドルに必要なこととは

  • 2026.2.14

モーニング娘。で圧倒的な輝きを放つセンターとして君臨し、アイドル界のレジェンド的存在である後藤真希さん。後藤さんに憧れてアイドルを目指したという後輩の声も絶えないような状況を「嬉しいしありがたいけど、不思議な感覚」と素直に語ります。ご自身のモー娘。在籍当時とは世の中も様変わりした今、後藤さんが考える“アイドル”とは、そして今後のビジョンとは?ありのままの本心に迫りました。

お話をうかがったのは…タレント・後藤真希さん(40歳)

《Profile》

’85年東京都出身。13歳で『モーニング娘。』のメンバーとしてデビュー、注目を集める。’02年卒業後はソロアーティストとしてライブ活動を行うほかバラエティ番組などにも多数出演。大の美容好きで、豊富なコスメ知識を活かした美容情報などを発信するYouTubeも大人気。

26年も歌って踊ってを続けているアイドルって意外といないんですよね

最近はモーニング娘。時代を知らない世代がライブに来てくれることもあるし、若い世代のアイドルから、目標とか憧れとか言われることもある。嬉しいしありがたいけど、え?そうなの?何がきっかけで?って。不思議な感覚なんです。でも、考えてみたら同じ活動を26年も続けているグループ出身アイドルってそんなにいないんですよね。モーニング娘。OGでもいまだに歌って踊ってバリバリライブをやってる人は限られる。まあ、私は頑張っているな、と褒めてあげたいです(笑)。

歌手になりたくてこの世界に入ったわけだし、歌うことは大好きだからこそ常にプレッシャーでもある。ステージに立つたびに「ちゃんと歌えるかな」という怖さや不安は一生ついて回るんじゃないかなと。ライブ後には自分がステージに立っている姿を見返してパフォーマンスのすべてを毎回振り返ります。毎回必ず、何回もリピートして復習するんです。最近はダンスを覚えるのも大変になってきたし、ライブ後のダメージもすぐには回復しない。楽屋でちょっとだけマッサージケアしてもらうんですが、体の痛みがしばらく体に残っている状態。はい、40歳なので(笑)。
でもステージに立った途端に、普段の自分とは全然違う空気感になってしまうような、そんなギャップがとっても楽しんです。歌うことが私の原点だし、私の歌が好き、と応援してくれるファンがいる限りライブは続けたい。ソロでなくバンドでもいいしステージングは色々あっていいと思うけど歌うことは絶対にやめないです。

アイドル同士のコラボが当たり前になったことに、感慨深さを覚えます

今はアイドルのあり方もだいぶ変わりましたね。モー娘。の時代はSNSがなかったからライブかテレビくらいしか表現手段がなかったけど、今はインスタ、tiktokなどパフォーマンスを届ける手段がたくさんある。いい面もあるし大変な面もたくさんあると思うんです。当時はテレビ番組などで一緒になってもアイドル同士のおしゃべりは厳禁。仲良くするなんてありえなかった。昨年の11月にKAT-TUNの上田君のフェスに出演して小山君とパフォーマンスをしたんですが、そんなこと20年前には考えられなかった。自由度が高くなったことは感慨深かったですね。

ザ・アイドルみたいに振舞えるようになったのは、ここ最近のこと

モーニング娘。時代は自分がアイドルであるという意識が全くなかった。もちろんファンからはアイドルとして見られていたのでしょうが、私自身はアイドル=かわいいを全面に出すのではなくて、むしろ個性を磨いてパフォーマンスをかっこよく作るみたいな意識でした。
もともと何でもない時にもニコニコしたりするのは得意じゃない。人間だから楽しい時は笑いますが、そうでない時には普通の顔が当たり前。ライブやテレビの収録中ずっと楽しいわけじゃないから始終笑っているわけではない。正直すぎたのかもしれないけれど、どこか“ふりをする”のがアイドルだとしたらマジでやってなかったと思いますね。でも私のファンって、そういう素の部分がいい!と思ってくれているみたいです。
いわゆるザ・アイドルみたいなことができるようになったのは本当にここ最近。ライブを重ねることで表現方法の幅が広がって、最近は曲によってアイドルっぽく可愛い表情で、とか、これはアーティスティックに、とか演じ分けられるようになった気がします。

アイドルに必要なことは何?って聞かれることがあるんですが、難しい問題ですよね。もちろん、歌って踊れることは当たり前。ビジュアルももっと可愛くなりたかったら努力すればある程度までは自分で磨ける。でも見た目より大事なのは、その人ならでは、の個性だと思うんです。それは努力で得られるものじゃない。自分自身の芯にあるもの、もともと持っている唯一無二なものをせっせと磨くことで本当の意味での魅力が生まれる。それに惹かれるファンが増えていくんじゃないかなと思います。

《衣装クレジット》

【白トップス】ブラウス¥28,000(シーニュ)ピアス¥193,600リング[右手]¥88,000(すべてHirotaka/Hirotaka 表参道ヒルズ)
【ベージュジャケット】ジャケット¥16,990ワンピース¥13,990(ともにアンフィーロ/オンワード樫山)キャミソール¥17,000(シーニュ)ピアス¥7,480〈ピルグリム〉バングル¥61,600〈ソコ〉リング¥14,960〈エムシー・スタジオ〉(すべてZUTTOHOLIC)

撮影/榊原裕一 ヘア・メーク/犬木 愛 スタイリスト/平沼洋美 取材/森島千鶴子 編集/浜野彩希

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