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20歳で芸能界デビュー→清純派の皮を脱ぎ捨て“豪快に壊れる”美人女優の軌跡

  • 2026.2.27

端正な顔立ちの吉岡里帆だが、実はドラマでは印象を一変させるようなコメディエンヌとしての顔も持っている。

そんな吉岡里帆のこれまでの経歴を振り返る。

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2015年撮影、吉岡里帆(C)SANKEI

芸能界入りを志したのは、幼少期から

1993年生まれの吉岡は、家族の影響で幼少期から映画や演劇などさまざまな芸術に影響を受けながら育ってきたそうだ。

高校卒業後は書道家を目指し、地元、京都にある大学の書道コースへ。しかし、芝居への想いを諦めることができず、2013年ごろには課外活動として小劇場の舞台に立ったり、自主映画の制作にも参加したりしていたそうだ。

しかし、とあるきっかけがあって、京都の大学と東京の養成所を往復する生活を送ることを決意。2015年に上京した際には連続テレビ小説『あさが来た』のヒロインオーディションで最終選考まで残るなどの偉業を成し遂げた。

最終的に、そのヒロイン・あさは波瑠が演じることになるが、あさの娘の親友役で丸メガネがトレードマークののぶちゃんを好演。ひたむきかつ、コミカルな表情で幅広い層から注目を集めることになった。

民放連続ドラマに初のレギュラー出演は『ゆとりですがなにか』

彼女が民放連続ドラマに初のレギュラー出演を果たしたのは、2016年4月期のドラマ『ゆとりですがなにか』でのこと。「ゆとり第一世代」にあたる、アラサー世代の青年たちが社会問題や恋愛に直面し葛藤する姿を描いたこの作品で、吉岡が演じたのは主要キャラクターの山路一豊(松坂桃李)が勤務する小学校に教育実習生とやってきた佐倉悦子。一見真面目で生徒たちからも人気のある存在だが、少々男性関係にだらしない部分がある小悪魔的存在を演じた。

また2022年には主演映画『ハケンアニメ!』や、太平洋戦争末期の沖縄戦を描いた映画『島守の塔』における演技が評価され、第46回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞を受賞などを受賞。名実ともに評価されることとなる。

その演技に、驚かされた2作品

岸優太が映画初主演を務めたことでも話題になった映画『Gメン』では、学校内の「バカ」「オタク」「問題児」を集めたクラスの担任の若い女性教師、雨宮瞳を演じた。

この雨宮、一見清純派で大人しい印象があり「どうしてG組の担任を?」と思ってしまうような印象を受けるのだが、時折良い意味で“壊れる”さまが圧巻である。大きな男性たちを相手に大きな声を荒げる姿は、劇場で見ていて吹き出してしまった。

また、同じようにコメディに振り切った演技といえば、2025年11月から放送されていた『ひらやすみ』での立花よもぎ役も圧巻。仕事熱心で真面目なのだが、時折苛立ちを隠せなくなるような正義感の強さ、ヒロト(岡山天音)とよくすれ違うことによる攻防戦のような動きはシンプルに見ていて笑ってしまったものだ。

このように筆者はどうしてもコメディエンヌとしての顔がすきなので、注目してしまうのであるが、もちろん実力派ゆえに骨太な作品でも評価されている。『見えない目撃者』『正体』『カルテット』などでもしっかりと賞を受賞している。

どちらも振り切って演技できるのは、おそらく劇場などの舞台での経験も多いがゆえ。これからも多様な役で彼女の魅力を発揮してくれることを期待したい。


ライター:於ありさ
ライター・インタビュアー。サンリオ・アイドル・恋愛コンテンツ・お笑いが好き。マイメロディに囲まれて暮らしている。
X(旧Twitter):@okiarichan27


※執筆時点の情報です。