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【吉岡里帆】インタビューあり 春は大人もロマンティックなムード♡

  • 2026.2.6

寒さの中にふと差し込んでくる春の気配を、繊細なレースのレイヤード、揺れるフリンジや軽やかなシアー素材で身に纏ってみる。新しい季節の装いは、私たちの気持ちまでふっと明るく前向きにしてくれるはず。俳優・吉岡里帆さんが体現するのは、甘さに寄りかかりすぎない、大人にちょうどいい“ロマンティックの現在地”。

日常にさりげない可憐さと春の気配を添えて

中に着たドレス¥52,800、キャミドレス¥141,900、片耳ピアス¥20,900、首に巻いた花モチーフベルト¥36,300、シアーブーツ¥75,900(すべてマメ クロゴウチ/マメ クロゴウチ オンラインストア) 左手リング¥1,298,000(メシカ/メシカ ジャパン)

甘さを削いだシアーなブラックがき出すのは、洗練された大人のモード

シアーカーディガン¥52,800(アンナ チョイ/アンナ チョイ クライアントサービス) ピアス※片耳売り各¥24,200(マリア ブラック/マリア ブラック 表参道店) リング¥27,500(リューク)

繊細なフリンジと背中の余白。コントラストと抜け感を、品よく、潔く嗜んで

フリンジドレス¥200,200(ハルノブムラタ/ザ·ウォール ショールーム)

肌見せのバランスは、 意図があるほうが大人っぽい

春を先取りしたレースやフリンジ、シアー素材。軽やかなスタイリングに身を包みながら、吉岡里帆さんの言葉は終始、現実的で地に足がついている。撮影で着用したスタイリングについて尋ねると、まず返ってきたのは素材への視点だった。

「特に印象的だったのは、背中の開いたフリンジのドレスでした。セクシーさもあってダイナミックなんですが、知的で大人っぽい印象もあって。フリンジって、昔はウエスタンっぽいスエード調のイメージが強かったと思うんですが、今回みたいに素材が変わるだけで、全然違った表情になる。すごく洗練されて見えるのが新鮮でした。ドレスのデザインも相まって、とてもエレガント」

レースのレイヤードや、シアー素材のワンピース。いずれも一見すると大胆だが、そこに過剰さはない。

「キャミドレスのレイヤードスタイルは水色と紫の淡い色合いが春らしくて軽やか。リアルクローズにも取り入れやすい組み合わせだと思います。ブラックのシアーカーディガンは、生地をたっぷりと贅沢に使っているので、透け感がありながらドレープの美しさも楽しめます。デザイン自体は、首と手首を包む斬新かつ個性的なデザイン。でも、素肌を出すこと自体が目的じゃなくて、どこを隠して、どこを見せるか。そのバランスに“意図”が感じられて、私は大人っぽいなと思いました。どのスタイリングも普段でも挑戦しやすい要素が散りばめられていて、色みだったり、素材の軽さだったり。全部を真似しなくても、一部を取り入れるだけで気分が変わるはず」

見せない部分があるから、見える部分が生きる。それは装いだけではなく、生き方にも置き換えられる感覚。自分の体型や年齢、気分に合わせて調整すると説得力も伴う。話題は自然と日々のコンディションづくりへ。

「ずっと同じこと言っているので申し訳ないのですが」と前置きしつつ、吉岡さんが教えてくれた美容法はシンプルで力強い。

「やっぱり運動と保湿、この2つです。運動も肩甲骨をどれくらい動かせるかだと思っています。最近、母にプレゼントしたのはぶら下がり棒。運動が苦手な人、ジムに行くのが嫌な人は、毎日ぶら下がるだけでいい。私自身は筋肉をつけたいので、ジムで懸垂をしていますが、そんなに筋肉をつけずに痩せたい人にはおすすめです。実家に帰ったとき、母がぶら下がり棒を使っているのを見て、『プレゼントしてよかった!』と思いました」

嬉しそうに語る表情に家族への愛情が滲む。

何より運動について語る彼女の言葉には、経験に裏打ちされた説得力がある。

「私は元々体力がないので、階段を何十階分も登るハードなトレーニングをしていたこともあって、そのおかげで今、仕事に邁進できているんです。少し負荷をかけた運動で血の巡りがよくなったり、スタミナがつく。結果的に健康が美容につながっている実感があります」

ストイックではあっても、吉岡さんのケアはどこまでも現実的。特別なことより、続けられること。美容も健康も、その延長線上にあるものとして捉えている。

「毎日のお風呂の時間に一工夫を加えるだけでも十分。交代浴をしてみたり、オイルマッサージやスクラブをする、そういったひと手間で体は少しずつ、けれど確実に変わります。日々の積み重ねをおろそかにしないこと」

PROFILE
よしおか・りほ/1993年1月15日生まれ、京都府出身。直近の出演作に、ドラマ「御上先生」「ひらやすみ」、Netflixドラマ「イクサガミ」、映画『九龍ジェネリックロマンス』など。映画『正体』では第48 回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞を受賞。現在、大河ドラマ「豊臣兄弟! 」に
慶役で出演中。

Model=Riho Yoshioka Photograph=Bungo Tsuchiya〈 TRON〉 Styling=Makiko Iwata Hair & Make-up=Shinobu Igari〈 BEAUTRIUM〉 Text=Hazuki Nagamine

※InRed2026年2月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

この記事を書いた人

長嶺葉月

ファッションや美容、ライフスタイルを切り口とした著名人へのインタビューで数々のファッション誌を中心に活躍。3度の飯と同じくらいネコが好き。

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