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「あなたのせいで迷惑した」パーティ会場で元同僚が私を非難。真実を話した瞬間、元上司が凍りついたワケ

  • 2026.2.4

転職して2年。ようやく今の職場で評価も得られるようになり、私は少しずつ、前職での嫌な記憶を手放せるようになっていました。そんなとき――。

久しぶりの再会で元同僚が“まさかのひと言”

会社関係のパーティで名刺交換をしながら会場を歩いていると、見覚えのある顔が目に入りました。前職の同僚の女性です。「え、久しぶり……!」


近況を少し話したあと、元同僚はふっと表情を変えました。そして、周囲の空気も気にすることなく、さらっとこう言ったのです。「……あなたのせいで大変でしたよ」


一瞬、何のことかわかりませんでした。「え? 私のせい……?」元同僚は小さく息をつき、まるで“常識”を確認するかのように言いました。


「だって、辞める前のあの案件。あなたが条件を間違えて出したでしょ。あれ、取引先も社内も荒れて……後処理、ほんと大変だった」頭が真っ白になりました。――つまり私は、知らない間に犯人扱いされていたようです。

元同僚のひと言で、すべてがつながって…

私は「待って。あの数字や条件、勝手に変えてないよ……」と伝えました。すると元同僚は、「え?」と目を丸くしました。


「みんな“あなたがやらかした”って聞かされてたよ。Aさん(前職の上司)がそう言ってたもん」胸の奥が、すっと冷たくなりました。

私が辞めた理由の半分は、あの件の居心地の悪さだったのに――私は最後まで、何も知らされないまま終わっていたのです。当時の私は、何が起きているのかを正確に把握できないまま、ただ慌ただしさに飲み込まれていました。

理由もわからないまま、居場所を失っていき…

退職する前、大型案件の提案資料を提出した直後、取引先から「条件が違う」「この内容ではお願いできない」とクレームが入ったのです。

社内は一気にピリつき、上司や営業たちが慌ただしく動き回りました。私は「とにかく言われた修正を急いで反映して」とだけ指示され、必要な資料を整えたり、メール対応の下準備をしたりと、裏方として走り回るばかりでした。

ただ――その時点で私は、誰かが「私のミスだ」と言っているなんて、思いもしませんでした。具体的な説明は一切なく、会議に呼ばれることも、責められることもない。ただ“空気が悪い”日々だけが続いていたのです。


そして数週間後、私はふとした場面で、周囲の態度がよそよそしくなっていることに気づきました。話しかけても目をそらされたり、雑談の輪に入れてもらえなかったり。「何かしたかな……」と思いながらも、怖くて聞けない。結局、理由がわからないまま心がすり減り、私は退職を選びました。

何食わぬ顔で、前職の上司が現れて…

――だからこそ、今日。このパーティで元同僚に言われた「あなたのせいで大変でしたよ」というひと言が、私の胸に深く刺さったのです。


「みんな、“あなたが条件を間違えて出した”って聞かされてたよ。Aさんが言ってたはず」淡々と告げられ、背中が冷たくなりました。私は、知らないところで“犯人”にされていた。あの居心地の悪さの正体は、それだったのか。


「……条件なんて変えてない」その瞬間、視界の端に、あの人が入りました。前職の上司・Aです。何食わぬ顔で、こちらへ近づいてきました。「お、久しぶり」


Aは当たり前のように笑い、「今の会社、どう? うまくやれてる?」と声をかけてきました。さらに元同僚に向かって、「ほら〜こいつ、責任逃れの卑怯者だから。関わらないほうがいいよ」と言い、私から元同僚を遠ざけようとしたのです。

真実を口にした瞬間、空気が変わり…!

私はひと呼吸置いて、言いました。「今日、初めて知りました。社内では“私のミス”ってことになってたんですね」Aの笑顔が、ほんの一瞬だけ固まりました。しかし彼はすぐに、いつもの調子で返してきます。


「いやいや、何それ。昔の話だろ?」と言うので、私は「昔の話じゃありません。私はあの件で信用を失って、居場所がなくなって辞めました」と主張しました。そう話していると、通りかかった前職の会社の人が2人、私たちの輪に入ってきました。


「久しぶりに会ったのに……何を揉めてるの?」そう聞かれ、私は退職当時のことを正直に話しました。Aは真っ青になっていましたが……。


その後、元同僚から連絡があり、過去の案件の経緯(更新履歴など)を確認することになったそうです。その結果、Aの社内での立場は悪くなり、元同僚からも「あのときはごめん……」と謝罪の連絡がありました。


最後に、ふと思います。あのとき無理に耐え続けていたら、私は今も“誰かの責任を背負わされる側”のままだったかもしれない。逃げたんじゃない。自分を守るために、場所を変えた。そう胸を張れた瞬間でした。

◇ ◇ ◇

「何も言われないけれど、なぜか居心地が悪い」――そんな職場の違和感には、見えない理由が隠れていることも。真実は、思わぬ形で明るみに出ることもあります。自分を犠牲にする職場から離れ、新しい場所で評価される道を選んだ判断は、結果的に自分を救う一歩だったのかもしれませんね。

【取材時期:2026年1月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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