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「ご主人を貸して♡息子のためにも…」頻繁に夫を家へ招く近所のシンママ…え!?きっぱり断った瞬間

  • 2026.1.31

ご近所に引っ越してきたシングルマザーのAさんは、男手がないことを理由に夫に頻繁に手助けを求めます。当初は親切心で応じていた夫でしたが、その要求はエスカレート。家族の休日まで奪われかねない事態に。限界に達した私たちが、Aさんに決別のひと言を発すると……?

最初は、親切心で応じていたものの…


私は11歳と6歳の息子、夫との4人家族です。ある日、私たちが住む住宅街に、8歳の息子をもつシングルマザーのAさんが引っ越してきました。子どもの年齢が近いこともあり、息子たちはすぐにAさんの息子・Bくんと仲良くなりました。Bくんは素直で活発な子でしたが、母親であるAさんの前ではどこか顔色を伺うような、大人びた雰囲気を感じさせる子でした。

当初は良好な関係でしたが、ある週末、突然Aさんがわが家を訪ねてきました。Aさんは開口一番「ねぇ、ご主人お借りできないかな? 大きな家具を買ったのだけど、私ひとりでは玄関から運ぶのも組み立てるのも大変で。こんなとき夫がいればね……。パパがいなくて息子もかわいそうなのよ」と言いました。夫は「お安い御用ですよ」と言い、手伝うことに。「助かる! やっぱり男手がないとね」と満面の笑みのAさんに、私は少しモヤッとしながらもグッと我慢し、夫を送り出しました。夫は用事が済むとすぐ帰宅していたので、浮気などの心配はしてなかったです。

しかし、この日からAさんの「ご主人お借りできる?」という要求が増え始めたのです。週末のBBQの準備、高いところの掃除、洗車など、自分ですべき雑用まで「男手がないと無理」と決めつけ、わが家の夫を無料の便利屋のように呼びつけるようになったのです。その際、必ず「パパがいなくて息子もかわいそうだし」という言葉を口癖のように言うAさん。その言葉に私たちも「息子たちと同じくらいのお子さんだし、たしかにお父さんがいなくてさみしい思いはしているかも」と同情してしまっていました。

しかし、最初は「ひとりで子育てして大変なんだろう」と、親切心で応じていた私たち夫婦ですが、だんだんと要求が増え、毎週末のように夫を貸してというAさんに不信感を覚えていきます。そんな中、息子たちが夫に遠慮がちに、「今度の日曜日は公園行ける? Bくん家のお手伝いないよね?」と尋ねてきました。

さらにショックだったのは、息子たちから聞いたBくんの本音でした。「Bくん、パパがいないから寂しいって言ってるの?」と尋ねると、長男は首を振り「ううん、Bくんは『お母さんがおじさん(私の夫)を呼ぶと、僕の相手をしてくれなくなるから本当は嫌だ。僕はお母さんと遊びたいだけなのに』って悲しそうに言ってた」と言うのです。Bくんはお父さんがいないこと以上に、母親がラクをするために他人の夫をこき使い、自分との時間を後回しにしていることに傷ついていたのです。

家族の時間だけでなく、子どもたちの友情やBくんの心まで壊しかけていると確信した私たち夫婦は、「Aさんと線引きをしよう、深刻なことではなくて、ただ、こき使われるようなことなら、今後はきちんと断ろう」と決意し、Aさんと話をすることに。

それから数日後、Aさんがいつも通りわが家を訪ねて「日曜日、新しい家具を見に行きたいんだけど、ひとりで電車を使って運ぶのは絶対無理なの。ご主人と車をお借りできない?」と言います。夫が「買い物ですか? それはちょっと……。配送なら、ご自分で手配されるべきでは?」と言うと、これまでとは急に表情を変えたAさん。「何よ、少しの時間くらいいいじゃない! 私がどんなに大変かわかっていないのね」と逆ギレしてきたのです。

私は毅然とした態度で「申し訳ありませんが、うちは便利屋ではありません。夫はもう、ご近所の方の個人的な用事をお手伝いすることはありません。家族の時間を大切にしようと決めたので」と、答えました。そして「あと、Bくんを『かわいそう』なダシに使うのも、もうやめてください。Bくんが本当に望んでいるのは、うちの夫を呼ぶことではなく、あなたと過ごす時間だそうですよ」と言うとAさんは口ごもります。そして、返す言葉が見つからなかったのか「なによ、余計なお世話よ!」と捨て台詞を吐いて帰っていきました。

それ以降、子どもたち同士は変わらず遊んでいますが、Aさんは私たちを避けるようになりました。週末の家族の時間も確保できるようになり、子どもたちには笑顔が戻りました。

他者の親切心に甘えた過度な要求は、相手に大きな負担を与え、関係を破綻させてしまう可能性があると思います。私自身も誰かに無意識に甘えすぎていないか改めて行動を振り返ろうと思うとともに、「かわいそう」という言葉の裏にある自分勝手な欲求に惑わされず、自分たちの家族を守る勇気が必要だと痛感した出来事でした。

著者:池田いおり/30代・ライター。11歳と6歳の活発な男の子を育てるママ。仕事と子育てに奮闘しつつも、自分の時間を何とか確保してリフレッシュしている。

作画:yoichigo

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

ベビーカレンダー編集部

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