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「とてつもない名作」「全国民みてくれ…」“桁違いのクオリティ”に世界が脱帽…国内外で“快挙”を遂げたNHKドラマ

  • 2026.2.14

じっくり時間をかけて丁寧に作られ、放送されるたびに質の高さが話題になるNHKドラマ。公共放送ならではのこだわりがぎゅっと詰まった物語は、観る人の心を強くつかみ、放送終了後も長く愛され続けています。今回は、そんな“快挙を遂げたNHKドラマ”5選をセレクトしました。

本記事では第4弾として、2023年放送のドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHK総合)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“快挙を遂げたNHKドラマ”『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』

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第37回東京国際映画祭 河合優実 (C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHK総合)
  • 放送期間:2023年5月14日~7月16日(BSプレミアム)/ 2024年7月9日〜9月24日(NHK総合)

あらすじ

岸田奈美さんの同名自伝エッセーを原作とした連続テレビドラマ。

高校生の岸本七実(河合優実)は、学校で華やかな1軍女子たちの輪に入ることができず、同じ3軍グループの天ヶ瀬環(福地桃子)とペアを組まされるような、少し自意識をこじらせた日常を送っていました。そんなある日、母のひとみ(坂井真紀)から、ダウン症の弟である草太(吉田葵)が万引きをしてしまったかもしれないという衝撃的な連絡が入ります。

ここから、七実の人生は予想外の出来事が連続する波乱の日々へと変わっていきます。大好きだった父の耕助(錦戸亮)が亡くなったことや、極めてマイペースな祖母の芳子(美保純)との暮らしなど、次々と起こる困難に直面する七実。それでも七実は、家族の「てんやわんや」な毎日を必死に笑い飛ばし、時に涙しながら真っ向から向き合っていきます―。

ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』の見どころ※ネタバレあり

ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』は、車椅子の母、ダウン症の弟、そして急に息を引き取った父といった、一見すると困難な状況に見える家族の日常を、軽やかなユーモアと深い愛で描き出した珠玉のヒューマンドラマです。悲劇をただの悲劇として終わらせず、人生の不条理さえも愛おしい物語へと変えていくプロセスは、観る者の価値観を優しく、それでいて根本から揺さぶってきます。SNSでは「ずっと観続けたいドラマ」「何回でも観たい」といった声が寄せられており、何度も心に刻み込みたくなるような一作となったようです。

そんな本作を圧倒的なリアリティと感動へと昇華させているのは、主演を務めた河合優実さんの魂を削るような熱演です。主人公が抱える複雑な感情を、河合さんは一切の誤魔化しなく体現していました。言葉にならない心の機微を視覚的に訴えかける演技の説得力は群を抜いており、河合さんの瑞々しくも力強い存在感が、本作の大きな見どころとなっています。SNSでも「やっぱり河合優実ってすごい」「表情の変化の細かさが圧倒的」といった称賛の声が寄せられており、今をときめく演技派俳優として実力を存分に発揮していました。

国内外で賞を受賞した常識を覆す傑作ドラマ

2024年のブレイクを経て、2026年の現在、若手実力派の筆頭として確固たる地位を築いた河合優実さん。そんな河合さんが主演を務め、大きな転機となった一作がドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』です。本作は、車椅子の母やダウン症の弟、そして若くして息を引き取った父という背景を持つ家族の物語。特筆すべきは、障害や苦難を安易に美談化する既存の「感動ポルノ」という概念を鮮やかに覆し、ユーモアと切実さが融合する「新しい家族の形」を提示した点にあります。綺麗事だけではない、泥臭くも愛おしい日常を等身大で描き出した物語は、多くの視聴者に深い衝撃を与えました。

この挑戦的なアプローチと作品の質の高さは、国内外の主要な賞レースでも高く評価されています。「第61回ギャラクシー賞」テレビ部門での奨励賞をはじめ、「第40回ATP賞テレビグランプリ」ドラマ部門奨励賞、さらにドイツの「ワールドメディアフェスティバル2024」Entertainment | Mini-Series部門で銀賞を受賞するなど、まさに世界基準の快挙を成し遂げました。SNSでも「とてつもない名作」「全国民みてくれ…」「名作すぎて忘れられない」といった感嘆の声が溢れており、ドラマ史に残る名作となっています。

ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“不条理な日常を笑いと愛で包み込む物語”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です