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『ばけばけ』“サワ”円井わん、揺れ動く心情演じるために「何でもネガティブに捉えるようにしてみた」

  • 2026.1.30
連続テレビ小説『ばけばけ』サワ(円井わん)をとらえた場面写真 (C)NHK width=
連続テレビ小説『ばけばけ』サワ(円井わん)をとらえた場面写真 (C)NHK

高石あかり主演の連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK総合/毎週月~土曜8時ほか)で主人公トキ(高石)の幼なじみ・野津サワを演じる円井わんのオフィシャルコメントが到着。サワを「この時代では珍しいタイプの女性だと思いますが、現代の人にも響くものを持っている人」と評した上、「私自身、自分が信じた道をまっすぐに進んでいってほしいと思いながら、サワを演じてきました」と明かしている。

【写真】”ランデブ”のお相手も “サワ”円井わんとらえた場面写真

本作は、小泉セツ&八雲(ラフカディオ・ハーン)夫妻がモデルの物語。明治の松江を舞台に、怪談を愛する夫婦の何気ない日常を描く。

円井わん演じる野津サワは、元下級武士の娘でトキの幼なじみ。貧しい家に生まれ、いつか不自由ない生活を夢見る家族の期待を背負い、安定した生活を手に入れるため教師を志す。トキのことをありのまま受け入れてくれる、唯一無二の親友だ。

円井は、自ら演じるサワについて、「いつも一歩引いた視点で松野家やトキを見守ってきたサワですが第16・17週では心情が揺れ動くようなシーンも出てきます。私自身は、物事を何でもポジティブに捉えられる性格なのですが、サワとして嫉妬や複雑な心情を演じなきゃいけないとなった時に、今のままでは演じられないと思いました。そこで、日常の中でも、言われたことを何でもネガティブに捉えるようにしてみたんです。でも、それを毎日続けていると、私自身がすごくしんどくなってきて……」と告白。

「ただ、実際に体験したことで、悲観的な考え方をしてしまう人は、感受性が豊かで受け取る力が強く、人に優しくできる人なのかなと思いました。弱いからネガティブなのではなくて、優しいから葛藤する部分も多いのかもと思った時に、だからサワも、自分を誰かと比べてしまったり、辛かったりしたんだろうなと思えたんです。サワは、弱い部分を見せることができて本当によかったと思うし、私にとっても、改めてお芝居が楽しいと思えた、記憶に残る経験になりました」と振り返った。

トキに複雑な思いを抱く第16週・第17週のサワについては、「第17週の最後に、『おトキにはなれん』という、サワのセリフがあります。私は、サワが一番思っていたことは、これなんじゃないかなと思ったんです。だから、それをトキに言えたことで、サワの中では解決できたと思うし、その後のトキらしい受け止め方や返し方にも救われたんじゃないかなと思いました」と推測。

さらに、「トキを避けているシーンを演じている時は、私自身もトキ役の高石あかりちゃんとあまり喋らなくなっていたので、早くサワとトキには仲直りして欲しいと思っていましたね。だから、第17週の撮影が終わった瞬間は、『やっと仲良くできる!』と思って、すぐに2人で『写真撮ろう!』って(笑)」と明かし、「あかりちゃんとは、お互いのパーソナルスペースが合っていて、すごくやりやすいし、一緒にいても楽しいですね」と語った。

後半の見どころとなるサワと庄田の出会いについては、「私自身としては、よき理解者であり、ライバルでもある庄田さんのような存在がいて、サワは救われたなと思いながら演じていました」とした上、「庄田役の濱正悟さんは、とても明るくて、マイペースな人だという印象です。すごく現場が明るくなるし、庄田と似ているんじゃないですかね。あと、独特な間のあるお芝居をされていて、私もいい意味で緊張したんです。台本を読んでいるので、次のセリフはわかっているはずなんですけれど、次は何を言われるんだろう……みたいな(笑)。ちゃんとサワとしてドキドキできるお芝居をさせてくれる人だと思っています」と話した。

最後に視聴者に向け、「サワは、この時代では珍しいタイプの女性だと思いますが、現代の人にも響くものを持っている人だと思います。私自身、自分が信じた道をまっすぐに進んでいってほしいと思いながら、サワを演じてきました。どんな人にも、生きている中で報われないと思うことがあるかもしれませんが、まずは自分を信じることが大事だと思うし、サワの姿からも、それが伝えられたらいいなと思っています」とメッセージを寄せた。

連続テレビ小説『ばけばけ』は、NHK総合にて毎週月~土曜8時ほか放送。

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