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ネガティブ思考が止まらないのはなぜ?40代を過ぎて変わる「脳とホルモン」の関係

  • 2026.1.27

最近、ちょっとしたことで悪い方向に考えてしまう。昔なら気にせず流せていたことが、頭から離れなくなる…。そんな変化を感じ始めるのが、ちょうど40代前後の時期です。「性格が暗くなっただけ?」と自省してしまいがちですが、実はこのネガティブ思考の増加、「脳とホルモンの変化」が大きく関係しています。つまり、気持ちの問題ではなく、体の仕組みとして起こりやすい変化なのです。

感情を落ち着かせる“ブレーキ”が弱くなる

女性ホルモンには、気分の安定やストレス耐性を支える働きがあります。40代に入るとこの分泌がゆるやかに低下し、脳の中で感情を落ち着かせるブレーキ役が効きにくくなってきます。すると、不安や心配といった感情が必要以上に長引きやすくなり、「考えすぎてしまう状態」に入りやすくなるのです。これは前向きさが足りなくなってきたのではなく、脳の調整力が変化してきた結果と言えます。

疲れがたまるほど、思考は悲観寄りになる

さらに影響するのが、慢性的な疲労と睡眠の質の低下。脳がしっかり休めていない状態が続くと、物事を客観的に判断する力が落ち、ネガティブな情報ばかりを拾いやすくなります。忙しさが続くほど「うまくいかなかったらどうしよう」「きっと悪い結果になる」という思考に傾きやすくなるのは、意志の弱さではなく、脳の回復不足が背景にあるケースも少なくありません。

前向きになろうとするより、まず脳を休ませる

ネガティブ思考を止めようとして「もっと前向きに考えなきゃ」と頑張るほど、かえって疲れてしまうことも。大切なのは、思考を変える前に“脳の状態”を整えることです。就寝前のスマホ時間を短くする、湯船に浸かって体温を上げる、軽く体を動かして血流を促す。こうしたシンプルな習慣が、感情の揺れを受け止める余力を少しずつ取り戻してくれます。心の問題であっても、実は体から整えることも大事なのです。

40代を過ぎて増えるネガティブ思考は、脳とホルモン、そして疲労の積み重ねによるもの。だからこそ必要なのは回復のための時間を意識して作ることです。「考え方を変えなきゃ」と追い込むより、まずは休める体と脳を取り戻すこと。それだけで、同じ出来事でも受け止め方が変わってくるはずです。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:中村チエ(薬剤師)> ※画像は生成AIで作成しています

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