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14歳で鮮烈デビュー→“トラウマ級の怪演”で視聴者を震わせた “憑依型女優”の変遷

  • 2026.2.9

日曜劇場『リブート』(TBS系)にて主人公、早瀬陸(鈴木亮平・松山ケンイチ)の失踪した妻・夏美を演じている山口紗弥加。

そんな彼女の魅力は“ヤバい”人の特長をそのまま活かしたような演技ができることにあると思っている。

今回は、そんな山口の魅力を深掘り。キャリアを今一度振り返る。

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1998年撮影、山口紗弥加(C)SANKEI

14歳で芸能界入り、きっかけはあの名ドラマ

山口が芸能界に憧れたのは11歳の頃。当時放送中のドラマ『東京ラブストーリー』を見て女優に憧れるようになったのだという。

そして、そこから3年後、14歳の時にはテレビCM、そして『若者のすべて』(フジテレビ系)にてドラマデビューを果たした。同作では、亡き両親が残した自動車修理工場を営んでいる22歳の原島哲生(萩原聖人)の妹・妙子(山口紗弥加)を好演。両親を亡くしたショックで心を閉ざしている、細かな表情が重要となってくるような役を担った。

再注目を集める『14歳の母』ではキーパーソンとして活躍

今期、志田未来が主人公としてGP帯のドラマを担っていることもあり、再び注目を集めているドラマがある。

それは『14才の母』(日本テレビ系)だ。

同作で山口は、主人公で14歳という若さで妊娠してしまう未希(志田未来)の担任の教師、遠藤を好演。最初は深く立ち入らずに済ませようとするも、物語が進むにつれて、その考えが変わっていくさまは1つの見どころであった。

また、先生としての“正しい顔”を生徒たちの前では見せつつも、裏ではタバコを吸っているなどの二面性もまた魅力。今思えば、山口の魅力の一つ、二面性といった部分に関してはこの時すでに始まっていたようにも思える。

忘れられない、深夜ドラマでの怪演

直近、2025年に放送されていたドラマ『ディアマイベイビー』での活躍にも触れておきたい。

同作は、松下由樹主演、野村康太共演で描く狂愛サスペンス。芸能事務所の敏腕マネジャー・吉川恵子(松下)が、自身がスカウトした新人俳優・森山拓人(野村)に異常なまでの愛を注ぐといった物語だ。

そんな中、山口が演じたのは拓人にトラウマを与えた母親役。いわゆる毒親で、逃れるようにしている拓人のもとに現れては信じられないムーブを起こすというシーンがしばしばあった役だった。ここでの「たっくん」と息子を呼びつけ、改心したかと思いきやとんでもないことを言う山口の姿が強烈。

さらに言うならば主演の松下演じる恵子とのやり合いは、どちらも怖くて救いようがない。深夜にこのドラマを見た時の威力、トラウマ級な母親のヤバさは、いまだに脳裏に焼きついている。

優しき母親の裏の顔

そんな山口は、現在放送中のドラマ日曜劇場『リブート』においてもヤバい人を演じている。

同作は、妻を殺害した容疑で追われることになった善良なパティシエが、自身の潔白を証明するために家族を捨て、裏社会と繋がる悪徳刑事にリブートして(生まれ変わって)真犯人を追う、エクストリームファミリーサスペンスドラマ。

そこで山口が演じているのは主人公・早瀬の亡き妻・夏海。夏海は理想の母親そして妻として当初は見えていたが、どうやら裏社会との繋がりを持っていた説も3話まで放送時点で出ている。

いったい夏海は何を隠していたのか。どうしてしまったのか、物語の展開を見守りたい。


ライター:於ありさ
ライター・インタビュアー。サンリオ・アイドル・恋愛コンテンツ・お笑いが好き。マイメロディに囲まれて暮らしている。
X(旧Twitter):@okiarichan27


※執筆時点の情報です