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世界“累計閲覧22億”「まさかのネトフリ日本版で実写化」「絶対バズる」マンモス級大ヒット原作“Netflixドラマ化”に期待

  • 2026.2.21

世界累計閲覧数22億という、マンモス級の数字を叩き出した韓国発の大ヒットウェブトゥーン『喧嘩独学』が、Netflix日本版で実写化される。スクールカースト最底辺のいじめられ高校生・志村光太を演じるのは、映画『蜜蜂と遠雷』やドラマ『silent』などで存在感を示した若手俳優・鈴鹿央士。ひょんなことから、喧嘩を配信する動画チャンネルを立ち上げることになった展開の裏にあるのは、若者たちの下剋上だ。SNS上では早くも「世界中で絶対バズる」「まさかのネトフリ日本版で実写化とはびっくり」と期待の声が広がっている。

大人気ウェブトゥーンがNetflix日本版で実写化

2026年5月に全世界配信予定の『喧嘩独学』。世界累計閲覧数22億を超える、韓国の大人気ウェブトゥーンが原作である。すでに2024年にアニメ化を果たしている本作、初の実写化が韓国版ではなく日本版として実現した点にも驚きの声が集まっている。
制作発表直後からSNS上では「世界中で絶対バズる」「ネトフリ日本版で実写化とはびっくり」といった声が飛び交い、その注目度の高さを表しているようだ。

主人公は、いじめられっ子で毎日のように標的となっている、カースト最底辺の高校生・志村光太。病床に伏す母がおり、若くして多額の入院費に頭を悩ませている。彼のもっぱらの関心事は、心に巣食う貧困と日々のいじめだ。
出口のない、光のささないトンネルに迷い込んだような彼の真っ暗な人生は、とある出来事で一変する。それは、偶然勃発した同級生との喧嘩だった。一切勝ち目のなさそうな、まさに負け戦的な喧嘩の現場がたまたま動画サイトで生配信されたことで、思いもよらない大バズり。喧嘩が金になることを痛感した光太は、「喧嘩独学」と銘打った配信チャンネルを立ち上げることになる。

こう聞くと、あたかも本作は、下剋上で成り上がった貧困最底辺の高校生が、拳を振り上げ人生を変えていくだけの清々しい物語に思えるかもしれない。しかし、脚本を手がける徳永友一が語るように、単に「強くなりたい人たちの物語」ではないのだ。

脚本:徳永友一
その一心で彼らは、不器用に、時に滑稽に拳を振り上げます。しかし、これは決して喧嘩が強くなりたい人たちの物語ではありません。理不尽なことだらけの世界で、ひっそりと身を潜め、生き残るだけで精一杯だった人たち。負け癖がつき、諦めることに慣れ、何も感じないふりを覚えてきた人たちが、自分自身の足で立ち上がる方法を探していく物語です。
出典:『喧嘩独学』キャスト・スタッフコメント|Netflix

生まれながらのヒーローとは言い難い主人公。勇気だけで人生を変えられるほど、世界は甘くもない。それでも、負け癖がつき、諦めることに慣れてしまった自分を変えようとする。その不器用な決意こそが、この物語の熱源なのである。

現代の病理を、どのように描くか

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鈴鹿央士(C)SANKEI

主演を務める鈴鹿央士には、繊細で優しいイメージがある。そんな彼にとって、本格的なアクションは大きな挑戦となるだろう。本人も公式コメントで「原作を読んでいた作品だったので心が躍った」と語り、撮影期間中はジムと現場を往復する日々だったという。光太の“人を想う優しさ”に心を動かされたと明かす鈴鹿の言葉からは、単なる肉体改造ではない、役への深い共鳴が感じられる。

鈴鹿央士:志村光太 役
原作を読み返し、台本を読み進めるうちに、志村の人を想う優しさや、どんな壁にも諦めずに立ち向かう姿に心を動かされました。志村が経験した辛さや感動を、なんとしても自分の手で形にしなければならないと強く感じました。
出典:『喧嘩独学』キャスト・スタッフコメント | Netflix

監督は『翔んで埼玉』『はたらく細胞』で常識を覆してきた武内英樹。脚本の徳永との再タッグは、エンターテインメントとしての勢いを保証する布陣に思える。負けたくない、変わりたいという必死さ。その人間的な衝動を、Netflixという世界的プラットフォームでどう昇華させるのか。そこに大きな期待が集まっている。

また、本作は“配信”という現代的な装置を物語の中心に据えている点でも興味深い。コメント欄、炎上、視聴者数、投げ銭。誰かの痛みがエンタメとして消費される構造。その残酷さと高揚感が同居する世界を、実写でどう描くのか。暴力の快楽だけでなく、承認欲求や孤独といった現代の病理にも踏み込む可能性を秘めている。

理不尽な現実に反撃する

本作に限らず、圧倒的なフィジカルで他者を凌駕するような筋書きは、一転して暴力を神格化してしまいがちである。それでも、理不尽な現実に対して、何もできずされるがままだった自分を打破する意味合いも含め、反撃を試みる光太。その姿はきっと、多くの視聴者の胸に多彩な問いかけを投げかけるだろう。

世界22億の閲覧数という原作の持つ数字は、単なるヒット作の証ではない。現実の理不尽さに怒り、心の底から変わりたいと願う人間が、それだけ世界に存在するという事実をも示している。

Netflix日本版『喧嘩独学』は、その熱をどこまで増幅できるのか。鈴鹿央士が演じる志村光太の勇気、決意、そして拳が、ただの“暴力”ではなく“信念”として記憶されるとき、この作品は本当の意味で世界をバズらせるはずである。


ライター:北村有(Kitamura Yuu)
主にドラマや映画のレビュー、役者や監督インタビュー、書評コラムなどを担当するライター。可処分時間はドラマや映画鑑賞、読書に割いている。X:@yuu_uu_