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「また、あげたの!?」図工の材料を、毎回欲しがる娘のお友達にモヤッ! 手紙で分かった『真実』とは

  • 2026.1.24

図工の材料をたびたび娘に求めてくるお友達と、用意をしないその親に、正直モヤッとした気持ちを抱いていました。その違和感が、ある出来事をきっかけに思いもよらない形で解消した、友人のエピソードです。

画像: 「また、あげたの!?」図工の材料を、毎回欲しがる娘のお友達にモヤッ! 手紙で分かった『真実』とは

“図工の材料”をストック

娘の学校では、図工で使う材料を自宅から持参する機会がひんぱんにあります。ジャムのビンや毛糸、空き箱など種類が多く、そのつどそろえるのは意外と大変。

そこで私は日ごろから少しずつストックし、急な持ち物にもキチンと対応できるようにしていました。

作品を見て浮かぶ疑問

ところがある日、娘が一色だけの毛糸で作ったシンプルな作品を持ち帰りました。たくさん持たせたのに使っていない理由を聞くと、

「Aちゃんが欲しいって言うから、あげたの」という返事。思わず「またか……」と口にしてしまいました。

実は、以前から何度もAちゃんに材料を渡していたのです。仲がいいとはいえ、どこか“使われているような感覚”がよぎり、胸がザワつきました。

材料を持ってこない家庭への疑念

そもそもAちゃんのおうちでは、なぜ材料を持たせないのだろう。毎回、他の子からもらうのが当たり前になっているのはどうなのか……。

娘が納得しているのなら問題はないものの、寂しげな作品を見て悶々とした気持ちが残りました。

数日後、娘がランドセルから手紙を取りだし、嬉しそうに読みあげました。

Aちゃんからの手紙

「いつも材料を分けてくれてありがとう。たくさんもらいすぎちゃってごめんね。次は自分で持ってくるね」

Aちゃんからの手紙でした。

「良かった、きちんと考えてくれているんだね」と、胸をなでおろした私。

続いて「こっちはお母さんに」。それはなんと、Aちゃんのお母さんから私あての封筒でした。

「ご家庭に負担をかけてしまい申し訳ありません。事情があり準備が難しいこともありますが、今後はできるだけ用意していきます」

二通の手紙でほどけた誤解と、残ったあたたかさ

丁寧な文面に、抱えていた疑問もモヤモヤもスッと消えていきました。決してもらうことが当たり前になっていたわけではなかったのです。

最後に残ったのは、Aちゃん親子の誠実さに触れた安心感と、あたたかな気持ちでした。そして同時に、相手の事情を知らないまま不信感を募らせていた自分にも気づきました。

今回のことで「広い心で受け止めよう」と思えたこと自体が、私自身の小さな成長だったと感じています。

【体験者:40代女性・主婦、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。

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