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ギャルマインドが動かす経済と社会。素直な感性で日本組織をアップデート

  • 2026.1.14
ばぶりー●ギャルマインドで「世の中のバイブスをアゲる」ことを目指し、CGOドットコムを設立。「ギャル式ブレスト®」、アイデアを商品や事業に反映する「ギャル式スタジオ」などを展開。2023年「Forbes Japan 世界を救う希望100人」選出。2025年「IVS LAUNCHPAD2025」インベスターZ賞受賞。 Risako Sueyoshi

忖度が美徳とされ、上下関係や場の雰囲気を察知して調和することが求められる日本企業。そんな文化に一石を投じるのが、かつて一世を風靡したギャルたちだ。そのマインドにおいて今こそ重要、とCGOドットコムの総長・バブリーさんは語る。

自分軸と直感性、そしてポジティブ思考。フラットなブレストが企業を救う!

「ギャル式ブレスト®」の様子。クライアント1チーム9人に対し、ギャル2名とファシリテーターが加わってブレストを行う。肩書や立場を捨て、誰もがいち“ギャル”となって発言する。 Hearst Owned

「『ギャル式ブレスト®』は、令和ギャルと企業の皆さんがグループになり、忖度のない直感的なコミュニケーションを軸に意見を出し合うプログラムです。“ため口で話す”、“あだ名で呼び合う”、“役職・肩書は公開しないこと”、“5分以上沈黙しない”、“好きな服を着る”というルールのもと、フラットな関係性のなかで発言できる場作りをしています」と、ギャルによる社会変革を目指すバブリーさん。

山梨で進学校に入学したバブリーさんは高校入学初日、教師から「東大へ行きなさい」と言われ、人生が決めつけられたような苦しさを感じた。不登校になり、16歳で大阪へ家出をした彼女を支えたのが仲間の「ギャル」だった。「自分の感性を信じ、自分軸で力強く生きる彼女たちに感銘を受けました」。高校を退学してギャルとなり、初めて自分を好きになれたという。

一方、そんなギャルたちの多くは、家庭環境から人生の選択肢が非常に狭いという現実を抱えていた。「ギャルのパワーは必ず世の役に立つと確信したのと同時に、ギャルが社会に認められるようにしなくては、と思いました」。通信制の高校を卒業し、大学でコミュニティー福祉を学びつつ、ネットワークを広げていった。

こうして2020年に始めた「ギャル式ブレスト®」のクライアントは、大企業を中心に100社以上。「市場の転換期の今、上司に従うヨイショ文化では新しいものは生まれないと考える企業の担当者が増えているようです。ギャルの “自分軸”“直感性”“ポジティブ思考”に期待してくださっています」。実際にこのブレストを体験すると、社の空気が一気に変わるという。

「部下がこんな意見をもっているとは知らなかったとか、自由な発想をもっていいんだと気づいたという声をいただきます」

企業だけじゃない、ギャル側にも起きた変化

「ギャル式ブレスト®」の様子。ギャルたちは、いいと思った意見には“かわいい”、“アゲ”と率直にコメント。「1次感情のワードが飛び交う会議がいい会議」とバブリーさん。 Hearst Owned

ギャル側にも変化が生まれている。「ギャル式ブレスト®を経験したことで、自分の価値に気づき、自信をつけた子は多いです。また私も含め、忖度してしまっている人を悪と決めつけていましたが、実は彼ら自身も抑圧されていたことがわかり、私たちも偏見を抱いていたのだと気づくことができました」。現在は、ブレストにとどまらず、ギャルの感性を生かした商品開発や地方創生事業なども行っている。

「もっとギャルマインドを広めたい。ギャル人材を1000人発掘し、ギャル式ブレスト®で経済をしっかり回していかなくては。チャレンジは続きます!」

ELLE ACTIVE!(エル アクティブ)とは?

Hearst Owned

あらゆる人をエンパワーし、より良い変化を共に創るエルのプラットフォーム。サステナビリティ、ジェンダー、働き方など未来のための情報とアクションを発信します。“あなたが見たい変化に、あなたがなる”ために。



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