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レジでの振る舞いで、バレてます。店員が「この人、残念だな」と感じる『心の余裕がない人』の共通点

  • 2026.1.15

どんなに高級なブランドで着飾っても、レジ前のたった30秒でその人の「印象」は大きく変わります。全国チェーンのコーヒーショップで働く、筆者の友人A子が目撃した、少し残念な振る舞いと、逆に心打たれた素敵な瞬間とは……。

画像: レジでの振る舞いで、バレてます。店員が「この人、残念だな」と感じる『心の余裕がない人』の共通点

ハイブランドバッグの女性

友人のA子は、都心の駅ビルに入る某大手コーヒーチェーンで働いています。ある日、10万円はするであろうハイブランドのバッグを肩にかけた40代らしき女性が入店してきました。

「アイスラテのトールで」

スマホから一瞬も目を離さず、画面をスクロールしながら注文。A子が「550円になります」と告げても、女性の視線は画面に釘付けのまま。すると次の瞬間——バンッ。財布から取り出した千円札を、まるでゴミでも投げ捨てるかのようにキャッシュトレーに叩きつけました。

お釣りを渡そうとした際も、女性はスマホを操作しながら片手だけを差し出し、「ありがとう」の一言も、目配せすらもなく立ち去りました。完成したドリンクを受け取る時も無反応。まるで自動販売機からジュースを取り出すかのような無機質な振る舞いでした。

「透明人間」扱いされる店員たち

「あの瞬間、自分は人間じゃなくて、ただの『注文処理機』なんだって思い知らされるよ~」とA子は苦笑い。

彼女によれば、このような客は決して珍しくないといいます。スマホを見たまま無言でカードを突き出す人、小銭をジャラジャラとキャッシュトレーにぶちまける人、確認事項を伝えようとしても「いいから早くして」と遮る人……。

「一番つらいのは、存在を無視されること。『いらっしゃいませ』と言っても、まるで空気。透明人間って、こんなに寂しい気持ちなんだなって思うよ」

言葉の行き違いから見えたもの

そんなA子が「あれは忘れられない」と語るのが、ある雨の日曜日の出来事。

ハイブランドのツイードジャケットを着た女性客。注文は「キャラメルマキアート、ホット、豆乳変更、ホイップ多めで」A子は丁寧に復唱し、確認を取りました。

ところが商品を渡した直後、一口飲んだ女性が顔を歪ませ、怒鳴ったのです。「ちょっと、これホットじゃない! 私、アイスって頼んだけど!?」

A子が丁寧に「恐れ入りますが、ホットで承りましたが……」と説明しようとすると、女性は被せるように「はぁ!? 耳悪いの!? 聞き間違えないでよ!」と声を荒らげます。

そして次の瞬間、女性は飲みかけのカップをカウンターに乱暴に置き、勢いでこぼれた中身がカウンターを汚します。「作り直して。今すぐ」

後日、防犯カメラの音声を確認すると、やはり女性ははっきりと「ホット」と注文していました。たとえ勘違いがあったとしても、相手への敬意を忘れない姿勢の大切さを、A子は痛感したといいます。

「あの時確信したね。どんなに装いが素敵でも、相手への接し方一つで、その人の本当の魅力が隠れてしまうんだなって」

カウンターの向こうから見た「真実」

A子や店員たちの間では、こうした振る舞いを見て、密かに「残念だな」と感じてしまうこともあるそうです。

「見た目だけは完璧に整えているのに、言動が少し寂しい。そういう方を見ると、なんだか切ない気持ちになるんだよね」

逆に、心に残る素敵な客もいます。目を見て「ありがとう」と言ってくれる人、混雑時に「お疲れ様です」と声をかけてくれる人——。「そういう方は、どんな服を着ていても、本当にかっこよく、素敵に見えるよ」

レジ前の、わずか30秒。そこには、ブランドロゴでは隠せない「心の余裕」が、はっきりと言動にあらわれます。

カウンターの向こう側で、店員は、見ています。あなたが周囲に分け与える、その温かな品性と「本当の素顔」を。

【体験者:30代・女性・主婦、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:K.Matsubara
15年間、保育士として200組以上の親子と向き合ってきた経験を持つ専業主婦ライター。日々の連絡帳やお便りを通して培った、情景が浮かぶ文章を得意としている。
子育てや保育の現場で見てきたリアルな声、そして自身や友人知人の経験をもとに、同じように悩んだり感じたりする人々に寄り添う記事を執筆中。ママ友との関係や日々の暮らしに関するテーマも得意。読者に共感と小さなヒントを届けられるよう、心を込めて言葉を紡いでいる。

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