1. トップ
  2. グルメ
  3. なぜ『朱蒙』は日本で愛され続けるのか。語り継がれる8つのエピソード①

なぜ『朱蒙』は日本で愛され続けるのか。語り継がれる8つのエピソード①

  • 2026.1.3

韓国時代劇ドラマの金字塔として知られる『朱蒙(チュモン)』は、日本でも長年にわたり高い人気を誇ってきた。地上波やBSでの度重なる放送を通じて幅広い世代に浸透し、今なお語り継がれる名作である。

本企画では、日本での反響やファンを惹きつけた背景を踏まえつつ、『朱蒙』にまつわる8つの印象的なエピソードを4回に分けて紹介する。作品の魅力を改めて掘り下げたい。

1. 朱蒙はホンモノ?それともフィクション?

高句麗(コグリョ)初代の王が朱蒙であることは史実で伝えられており、建国神話のなかにその名が記されている。高句麗の始祖『東明聖王(トンミョンソンワン)』の名が『朱蒙』で、河伯(ハベク、水の神)の娘・柳花(ユファ)と天帝の子であるという解慕漱(ヘモス)の間に生まれた子どもだとされている。

そして神話では大きな卵から生まれたとされている。古代から朝鮮半島では卵は神聖なものとされており、朱蒙を神格化するためのものだと推測される。

(写真= All Rights Reserved by MBC 2006/7)

ドラマのなかで描かれている主人公の朱蒙は史実を基にしながらも、想像力をふくらませて描かれた部分も多いため、見る人に高句麗の歴史に間違った認識を与えかねないとも言われていたが、再び朱蒙について韓国国民が深く知るきっかけになったことは間違いない。

いずれにせよ朱蒙が存在したことは事実であり、北朝鮮・ピョンヤンに東明聖王の陵墓が存在する。

2.記録づくしのドラマとか。では、いくら稼いだ?

『朱蒙』の韓国での平均視聴率は41%で、最高視聴率は52.67%と近年のドラマでは達成できない数字を記録している。韓国国民の半分近い人が見たわけだから、その影響と効果は計り知れない。

実際、『朱蒙』は放映9ヶ月の間に450億ウォン(約45億円)稼いだと言われているほか、観光業界が高句麗歴史探訪ツアーをスタートさせたり、『朱蒙』ブランドのお酒や米も登場。

さらには朱蒙の小説が約10冊、高句麗の学習図書も数多く発行された。高句麗の歴史に関する議論も活発化するなど、それだけ多くの人々に影響を及ぼしたドラマだと言えるだろう。

文=韓ドラLIFE編集部

 

元記事で読む
の記事をもっとみる