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離婚宣告から一転、和解した夫婦「怒らないで説明してくれる?」お互い歩み寄って<全部説明させる夫>

  • 2025.12.31

夫のナス太さんは“普通”と少しズレていて、1から10まで指示しないと動けないタイプ。牛乳を頼めば豆乳を買い、高級な瓶牛乳を大量買いしてくることも…。ほぼワンオペで、イヤイヤ期の3歳娘・マリちゃんの育児に奮闘するキリ子さんの負担は増えるばかりでした。

ぎっくり腰になってしまい痛みで動けないキリ子さんは、夫に朝昼の食事の用意を頼みますが、白ご飯だけ出す・自動調理器だけ買ってきて食料は買ってこないなど的外れな行動が続き夫婦喧嘩に。

キリ子さんが寝室で休んでいると、今度は食事をしていたマリちゃんが、喉を詰まらせてしまいます。夫婦で協力しながら救助し事なきを得ましたが、キリ子さんは夫の見守りが不十分だったと決めつけ激怒! 「もう無理! 離婚……」と言いかけたその時、マリちゃんからの話で、自ら食べ物を口に詰め込んだことが判明!

マリちゃんと夫からの指摘で、キリ子さんは自分がいつも怖い顔をしていることに気づきます。夫がいつも失敗ばかりするのも、恐怖のあまり萎縮していたからだと分かり、キリ子さんは「言われるまで気付かなかった、ごめん」と素直に謝罪します。

誤解が解け、家族に笑顔が戻ってきました。

トラブルを乗り越えて、夫婦の絆を再確認

キリ子さんも、夫の笑顔を見たのは久しぶりでした。余裕がなく、つらく当たっていたことを改めて謝罪します。夫も、家事と育児のほとんどをまかせていたことを反省。

「イヤイヤ期が大変ってことすら知らないんだから、怒られて当然だった」と、キリ子さんのこれまでの大変さに理解を示します。

「これからは怒らずに、1から10まで説明してくれる?」

そうお願いし、キリ子さんに丁寧に教わりながら、前向きに家のことに取り組むのでした。

▼何ごとも、初めからうまくできる人などいません。失敗を繰り返しながら徐々に学んでいくものです。できる人からすれば、つい「どうしてできないの?」と声を荒らげてしまうときもあるかもしれませんが、大切なのは自分ではなく相手を基準に考えること。

できないのを責めるのではなく、キリ子さんたち夫婦のようにどうしたらできるようになるかを一緒に考えながら、一つひとつの壁を乗り越えていきたいものですね。


著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ

ベビーカレンダー編集部

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