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「今は様子を見るしか…」妊娠判明後、厳しい顔をする医師。その後、激しい腹痛に襲われ病院へ行くと

  • 2025.12.27

妊活に励んでいた私。妊娠検査薬を試したところ、陽性反応が出たのですぐ病院へ行きました。産婦人科の医師に「妊娠していますね」と言われて、飛び上がるほどうれしかったのですが、医師の顔はだんだんと険しくなり……?

告げられた病名

「何か問題があるのでしょうか……?」とおそるおそる尋ねてみたところ、医師は「卵巣嚢腫のようだね」と重たい口を開きました。

「ここの部分、卵巣が腫れているね」「赤ちゃんがまだ小さいから、今は様子を見るしかできないんだけど……」と言われ、私は頭が真っ白になりました。

それからというもの、「小さくなっていますように……!」と祈りながら検診に通っていましたが、卵巣嚢腫は大きくなる一方。ついに7cmもの大きさになってしまいました。

そして、ある朝――。

激しい腹痛に襲われた私は、すぐに病院へ。検査をしてもらうと、卵巣が大きくなり、ねじれているとのことでした。

そのまま大学病院へ救急車で搬送されることになった私。大学病院に着いたころには痛みで歩くこともできず、車椅子での移動を余儀なくされていました。大学病院での検査の結果、緊急手術をすることになったのです。

手術は無事終了。赤ちゃんも頑張ってくれました。その後、何事もなく出産できたのです。

今回は妊娠の検査で卵巣腫瘍が判明しましたが、やっぱり定期的な検査は必要だな、と痛感しました。あんな不安な思いをすることが二度とないよう、面倒がらずに健康診断や人間ドックを受けようと思いました。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:水鳥川由夏/30代女性・主婦。6カ月の男の子を育てる母。義両親と同居中。

イラスト:はたこ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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