テイラー・スウィフト、トラビス・ケルシーとの恋愛とツアーを両立できた理由

「The Eras Tour」の最中にトラビス・ケルシーと恋に落ち、今年8月に婚約を発表したテイラー・スウィフト。しかし過去には、ツアーと恋愛の両立に苦労していたそうだ。ドキュメンタリーシリーズ『Taylor Swift: The End of an Era』で、彼女はトラビスとの出会いですべてが変わったと打ち明ける。

「ツアー中に恋人との関係を維持するのはいつも難しくて、別れにつながることも多い。なぜか私は恋愛とツアーを両立させられない気がして、一生懸命努力しても片方がおろそかになってしまう」。テイラーは「The Eras Tour」の最中に俳優のジョー・アルウィン、そしてミュージシャンのマット・ヒーリーとの破局を経験している。「でも、今までと違ってトラビスとは上手くいった」

その理由を仕事に対する考えなど驚くほど共通点が多いからだと説明する。「私たちは2人とも、NFLのスタジアムで3時間半も人々を楽しませるのが仕事。彼のほうが危険だけど、私はヒールを履いているしね。お互いに小さい頃から追い続けていた夢です。これほど同じ道を歩んできた人に出会えるとは思わなかったけれど、彼とならうまくいくと気がついた。お互いの情熱を共存させることができるし、お互いを鼓舞することができる。私達は、お互いを応援するのが好き。それって最高です」

テイラーはツアー中、トラビスの試合にたびたび応援に駆けつけ、NFLの頂上決勝戦であるスーパーボウルには、東京公演を終えた直後にプライベートジェットで向かったことも注目を集めた。一方のトラビスも、テイラーのコンサート会場でたびたびキャッチされたほか、ロンドンのウェンブリー・スタジアム公演ではカメオ出演を果たすなど、お互いに多忙な中でサポートしあっていた。

そんなトラビスは、テイラーのファンから愛され、彼女のツアーには彼の所属するNFLカンザスシティ・チーフスのジャージを着たファンの姿も大勢あるという。「私のファンはトラビスが大好き。トラビスも彼らを愛しているのが伝わるからだと思う。それに私を大切にしてくれているのは明らか。それも私のファンが彼を愛する理由のひとつだと思う。当然よね。彼は本当に愛すべき人だから」

Text: Tae Terai