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「ここに人が来るの?」“マイナス13度の廃墟群”で暮らす夫婦…全国から客が殺到する“驚きの理由”とは

  • 2026.1.15

世の中の「ナゼそこ?」と思える場所に急行し、日本の不思議を新たに発見する『ナゼそこ?+』。今回は、北海道・上砂川町の巨大な廃墟群で暮らしながら、チーズとパン作りに挑む夫婦に密着しました。

人がいない廃墟群に暮らす夫婦の正体

北海道・上砂川町に、かつて炭鉱の町として栄えた廃墟群がありました。そんな場所で暮らしているのが、勝長玲美さん(32歳)と夫の拓也さん(31歳)。「怖くないの?」と聞かれることも多いそうで、スタジオからも人のいない廃墟群に「怖い」と声が上がりますが、2人は「全く怖くない」と語ります。

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(C)テレビ東京

現在住んでいるのは、元団地の集会所だった建物。1か月かけて2人で手入れし、生活できる空間へと整えたといいます。取材日の朝はマイナス13度。玲美さんは地元の牧場へ向かい、搾りたての牛乳を約80kg受け取り自宅へ。集会所の大部屋だった場所には、なんとチーズ工房を作り、地元産の生乳を使ったウォッシュチーズを製造。アップルブランデーや日本酒を表面に吹きかけて旨味を引き出すのだそう。

一方の拓也さんは、子どもたちから「ジャムおじさん」と呼ばれるパン職人。平日は町の職員として働きながら、日曜日限定で手作りの窯を使ったパン屋を営業しています。玲美さんのチーズ作りで出るホエイを使ったパンが評判で、24個限定の販売は開店からわずか2時間で完売。人のいない廃墟群にも関わらず、中には愛知県から訪れる客もおり、スタジオからは「ここに人が来るの?」と驚きの声が上がりました!

2人がここで暮らす理由とは

玲美さんは東京出身。海外留学を夢見てアルバイトを掛け持ちし、アメリカ留学を経験。その後、フランスでのファームステイを通じて、自分たちで食べ物や暮らしを作る生活に憧れたそう。そんな中、ヤギを飼い、チーズや野菜などを作り販売して生活している夫婦に出会い、「この形を日本に持ってきたいな」「私が生きる道はこれだ」と感じたといいます。その後千葉の牧場で酪農を学び、北海道十勝でチーズ職人として修業を積んだといいます。

一方の拓也さんは札幌生まれ。製菓・製パンの専門学校を卒業し地元のパン屋さんに就職するも、朝が苦手で退職。その後若くして飲食店経営で成功するも、不運な事故をきっかけに店を閉業します。ある時、十勝地方で地域おこし協力隊として働く中で玲美さんと出会い、出会って半年で結婚。「いつかヤギを飼ってチーズを作る暮らしをしたい」という玲美さんの夢を「いいじゃん!やっちゃえば?」と後押しし、今の場所に辿り着いたといいます。

玲美さんは、「全く人がいないこの状況が、王国だなと思った」「私の王国できた」と当時の思いを振り返ります。現在はヤギ小屋を少しずつ建設中。「小さいのどかな牧場みたいな感じにしていけたらいいな」と将来への希望を語った2人でした。


ナゼそこ?+
「秘境の巨大廃墟(秘)王国&熊に襲われ大量出血(秘)奇跡で生還」2時間SP
[配信日時]2025年1月8日
[番組URL]https://tver.jp/episodes/epdynq6gvo

(C)テレビ東京