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「自死を考えるほど家が嫌だった…」40年分の“捨てられない宝物”を手放した女性。見つかった「100万円の茶釜」と、最後に溢れた母への本音

  • 2026.2.27

遺品整理や福祉整理の現場を通して、現代社会が抱える「孤独」や「生き方」を問いかけるYouTubeチャンネル「遺品整理人 メモリーズ」。

部屋の片付けは、物を減らすだけではありません。その過程で、自分でも気づいていなかった家族への想いや、大切な記憶と向き合うことになることもあります。

今回は、動画「【生前整理】40年捨てられなかった宝物を手放す…驚きの鑑定額に涙!?【2階編】」をご紹介します。

前回の1階の作業から2週間後。かつては家族への複雑な想いから「帰りたくなかった家」が、整理を通じて感謝の溢れる場所へと変わっていく記録です。

1階の片付けが変えた2週間

今回の2階整理には、大きな前提があります。

2週間前に行われた1階の作業では、かつて自死を考えるほど追い詰められていた依頼者さんが、メモリーズの横尾さんと共に「自分を責め続ける呪縛」から解放されました。

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出典:『遺品整理人横尾将臣(メモリーズ代表)』(YouTube)

以前は「嫌で嫌で、帰りたくなかった家」だったと語っていた依頼者さん。

しかし今回は、前回横尾さんがアドバイスした収納方法を依頼者さん自ら実践し、部屋はスッキリと整っていました。

笑顔で迎えた2日目。手際よく進む「仕分け」の時間

いよいよ始まった整理作業。

依頼者さんは「全捨ての勢いでいきたいけど、やっぱり服は捨てられない」と迷う場面もありましたが、スタッフと声を掛け合い楽しみながら、作業を進めていきます。

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出典:『遺品整理人横尾将臣(メモリーズ代表)』(YouTube)

1人では判断が止まってしまっていた仕分けも、プロと一緒にすることで滞りなく進んでいきます。

現場は、依頼者さんが掲げた「落ち着いて寝られる部屋作り」という目標に向かい、終始活気ある雰囲気に包まれていました。

「見つける作業」。茶釜と電車の模型

依頼者のお母さんが「100万円はする」と言っていた「茶釜」の捜索も行われました。

作業を進める中で、まず押し入れの奥から、依頼者さんがどうしても見つけてほしいと願っていた、弟さんの電車の模型が姿を現しました。

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出典:『遺品整理人横尾将臣(メモリーズ代表)』(YouTube)

小学校時代、弟さんがお小遣いを貯めてお母さんと一緒に買いに行ったという思い出の品。依頼者さんがそのときのことを語ると、スタッフたちは感心した様子で耳を傾けていました。

そして探索の終盤、ついに天袋から本命と思われる木箱が見つかりました。それまでに別の茶釜がいくつか見つかっていたため、半信半疑のまま1階にいるお母さんに確認してもらうことに…。

その結果、ついに探していた茶釜だと判明。依頼者さんとスタッフから歓声が上がりました。

「お母さん、ありがとう」。絵本との再会

片付けが進むにつれ、話題はご両親への想いへと移ります。

依頼者さんは「大学に行かせてもらったり、今の仕事に就けていることへの感謝はある」としつつも、どうしても本音で語り合えないもどかしさを抱えていたことを明かしました。

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出典:『遺品整理人横尾将臣(メモリーズ代表)』(YouTube)

その心境を変えたのは、家計をやりくりしてお母さんが買い与えてくれたという大量の絵本との再会でした。

依頼者さんは「社長さん(横尾さん)がやっぱりそういうの(絵本)を見て育ったから、今の私の感性があるっていうようなこと言ってくださって」と、横尾さんの言葉を振り返ります。

「当時は何とも思っていなかったけれど、今ならこの親の子で良かったと思える。素直にお父さんお母さん、ありがとう」と、感謝の気持ちを口にしました。

後ろを気にせず「次のステージ」へ

作業後、必要なものだけが厳選され、見違えるほど整った自室。

依頼者さんは「人を呼びたくなった」と、これまでの生活では考えられなかった変化を言葉にしました。

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出典:『遺品整理人横尾将臣(メモリーズ代表)』(YouTube)

ずっと重荷だった過去の想いを、物と一緒に手放した今回の作業。

「帰りたくない家から、帰りたい家へ──」

依頼者さんにとって、それは前を向いて歩き出すための確かなきっかけとなったようです。



動画:「【生前整理】40年捨てられなかった宝物を手放す…驚きの鑑定額に涙!?【2階編】

取材協力:「遺品整理人 メモリーズ」、「公式Webサイト

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています


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