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「NHKの神アニメ」放送終了から28年 “伝説作”として君臨する『至高の一作』

  • 2026.1.30

子どものころ、何気なく見ていたNHKアニメを覚えていますか?あの懐かしの作品はいま、令和の子どもたちにどう映るのでしょうか。今回は、“令和の子どもに見せたいNHKアニメ”を5本セレクトしました。

本記事ではその第4弾として、アニメ『あずきちゃん』(NHK)をご紹介します。AKB48など、数々のアイドルグループの総合プロデューサーを務める秋元康さんが原作を担当した作品です。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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※Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(放送局):アニメ『あずきちゃん』(NHK)
  • 放送期間:1995年4月4日~1998年3月17日

野山あずさ(CV:野上ゆかな ※放送当時)は小学生の女の子。皆からは“あずき”と呼ばれています。彼女が5年生になった4月、同じクラスに小笠原勇之助(CV:宮崎一成)という男の子が転校してきました。出会ったその瞬間から、あずきは勇之助のことを考えると、なんだかドキドキしてしまいます。これって、もしかして恋!?いつでも元気いっぱいのあずきと仲間たちの物語です。

あずきの片想いを、同じ目線で追体験できる

アニメ『あずきちゃん』の見どころは、小学生の恋と日常を、背伸びしすぎずにていねいに描いているところです。主人公のあずきは、片思いに一喜一憂しながらも、すこしずつ自分の気持ちとの向き合い方を覚えていきます。恋愛ものといっても、ドラマチックに盛り上げるというより、登場人物の気持ちがそのまま伝わってくるのが魅力です。視聴者もあずきと同じ目線で、恥ずかしさやうれしさを追体験できます。

また、クラスメイトたちがそれぞれ自分らしく行動するので、人間関係の空気感がとてもリアル。からかい、すれ違い、仲直り――その繰り返しが、日々の学校生活を形づくっています。テンポのいい掛け合いや、勘違いから生まれるコメディも利いており、気楽に観られるのに、ふとした瞬間に胸がきゅっとなるのです。

ヒットメーカー・秋元康さんが原作を担当

アニメ『あずきちゃん』の原作を担当しているのは、秋元康さんです。秋元さんといえば、AKB48や、乃木坂46、櫻坂46、日向坂46など、数々のアイドルグループの総合プロデューサーを務めています。ほかにも、美空ひばりさんによる『川の流れのように』や、とんねるずによる『ガラガラヘビがやってくる』といった大ヒット曲の作詞も担当。活躍は多岐に渡り、日本のエンターテインメント界に欠かせない存在となっています。

そんな秋元さんが原作を手がけるアニメ『あずきちゃん』についてSNSでは「秋元康の最高傑作」「永遠の傑作」「色褪せない名作」「伝説のNHKアニメ」「NHKの神アニメ」との声があがりました。秋元さんは主に音楽プロデューサーや作詞家として有名ですが、アニメの原作も担当した経歴に対して、意外に思った人もいるかもしれません。

実は、秋元さんは『あずきちゃん』以外にも、『ナースエンジェルりりかSOS』『まりもの花~最強武闘派小学生伝説~』といったアニメ作品の原作も担当しています。少女漫画や青春ストーリーをもとにした作品が中心であり、数多くのアイドルグループをプロデュースする秋元さんの腕が光っているのです。

淡い恋心をやさしい笑いで包み、等身大の青春を描いたアニメ『あずきちゃん』。秋元さんが携わる音楽を聞く機会が多い令和の子どもたちにとって、放送終了から28年が経ったいまでも、きっと本作は新鮮に映ることでしょう。


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari