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NHKから“嬉しいお知らせ”→「かなり楽しみ」「絶対に観たい」SNS期待の声…躍進を続ける“名女優”に熱視線

  • 2026.2.3

ドラマや映画の中には、放送前から大きな注目を集める作品があります。今回は、そんな中から"2026年注目のNHK作品"を5本セレクトしました。本記事ではその第3弾として、ドラマ 『対決』(NHK BSプレミアム4K / NHK BS)をご紹介します。主演の松本若菜さんと、彼女と対峙する鈴木保奈美さんが繰り広げる緊迫の演技合戦。現代社会が抱える「性別による不公平」という重厚なテーマに切り込む、至極のエンターテインメントとは――。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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橋田賞授賞式 松本若菜(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ 『対決』(NHK BSプレミアム4K / NHK BS)
  • 放送日:2026年春を予定
  • 出演:松本若菜(檜葉菊乃 役)/ 鈴木保奈美(神林晴海 役)

ある医大で、女子受験生の点数が意図的に下げられている――そんな衝撃的な噂を耳にした新聞記者・檜葉菊乃(松本若菜)は、独自に調査を開始します。やがて彼女は、医大の理事・神林晴海(鈴木保奈美)にたどり着きました。

巧みに追及をかわす神林に対し、突破口はここしかないと確信した檜葉は、粘り強く真相へと迫っていきます。男性優位の社会で、数え切れない理不尽と向き合ってきた二人。それぞれの信念がぶつかり合い、敵対せざるをえなくなった先に、予想もしない展開が待ち受けていました――。

月村了衛原作の社会派ドラマが始動

本作は、社会派ミステリーの名手として知られる月村了衛さんの同名小説を原作としています。2026年春よりNHK BSプレミアム4KとNHK BSにて放送予定(全5話)の社会派エンターテインメントドラマです。

脚本を手がけるのは、ドラマ『恋はつづくよどこまでも』や『恋は闇』などのヒット作で知られる渡邉真子さん。演出には映画『九龍ジェネリックロマンス』の池田千尋さんと小菅規照さんが名を連ねています。

主演の松本若菜さんは、映画『愚行録』で第39回ヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞し、その後も数々の賞に輝いてきた実力派です。今回演じるのは、医大入試で女子の点数が意図的に下げられているという噂を追い、独自に調査を進める新聞記者・檜葉菊乃。

共演の鈴木保奈美さんは、『東京ラブストーリー』で一世を風靡して以降、今も第一線で活躍を続ける名女優です。菊乃の追及を巧みにかわしながら対峙する医大の理事・神林晴海を演じます。

二人の女性が真正面から向き合い、信念をぶつけ合う構図は、まさにNHKらしい骨太な企画といえそうです。

追う記者と守る理事…勧善懲悪では終わらない物語

本作が描いているのは、能力や努力ではなく“属性”や偏見によって評価が歪められてしまう社会への問題提起です。不正入試疑惑を追う新聞記者・檜葉菊乃と、それをかわす医大理事・神林晴海。立場は対立していますが、男性優位の社会の中で数えきれない理不尽を受け止めてきたという点で、二人は共通しています。物語は単純な勧善懲悪では終わらず、やがて“信念と信念の衝突”へと発展します。

脚本を手がける渡邉真子さんが「立場が違えば、物事の正しさも変わるものなのかもしれない」と語るように、この対決に明確な勝者や答えは用意されていません。

鈴木保奈美さんが「霧の中を手探りで進むよう」と表現する通り、それぞれが守ろうとするものと譲れない正義が複雑に絡み合い、緊張感のある心理戦が展開されます。

結婚や出産といったライフステージの変化によって、不当に“戦力外”とみなされてきた女性たちの悔しさや痛み――。
本作は、単なる告発劇を超え、閉ざされた未来を切り開こうとするすべての人に、前へと進むための勇気と希望を与えてくれる、人間ドラマです。

遅咲きと呼ばれて――松本若菜の躍進

主演の松本若菜さんは、しばしば“遅咲きの実力派”と称される女優です。2007年に『仮面ライダー電王』でデビューを果たしたものの、その後は長い下積み時代を経験。鰻屋や寿司屋などのアルバイトで生計を立てていたことでも知られる、苦労人です。

転機となったのは、2022年放送のドラマ『やんごとなき一族』でした。主人公を執拗に追い詰める怪演は「松本劇場」と呼ばれ、大きな話題に。悪役でありながらコミカルさと哀しみをにじませた演技が高く評価され、東京ドラマアウォード2022で助演女優賞を受賞しています。

NHK作品への出演も多く、2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』では徳川家康の母・於大の方を演じ、凛とした佇まいと深い慈愛で視聴者を魅了しました。

さらに、2023年の『どうする家康』では聡明な側室・阿茶局を熱演。北川景子さん演じる茶々の誘惑から家康を守る「狐退治」のシーンなど、家康を陰で支える知性と美しさで話題を呼びました。同じ“家康を支える女性”でも、慈愛に満ちた母と、機転の利く策士という異なる顔を見事に演じ分け、その演技の幅広さを印象づけました。

近年は、映画『はたらく細胞』でのマクロファージ役をはじめ、『ザ・ロイヤルファミリー』や『Dr.アシュラ』など、話題作への出演が続いています。『正直不動産『探偵ロマンス』、GP帯連続ドラマ初主演となった『西園寺さんは家事をしない』など、代表作も多彩です。

理不尽に立ち向かう記者・檜葉菊乃という難役も、松本さんならではの深みのある演技で魅せてくれるに違いありません。

「絶対に観たい」SNSに広がる声

今回の制作発表を受け、SNSやネット上では早くも「かなり楽しみ」「絶対に観たい」といった期待の声が広がっています。

大河ドラマで重厚な役柄を演じ切り、さらに表現の幅を広げた松本若菜さん。彼女が挑む新たな社会派エンターテインメント『対決』は、2026年のドラマシーンでも注目を集めそうな一作です。放送開始が待ち遠しくてなりません!


※記事は執筆時点の情報です